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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- からくり卍ばーすと ( No.52 )
- 日時: 2012/07/14 08:45
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
自分はここにいるのに、同時に絶息したはずの弟の姿がない。
これは、どういうことだろうか。
「蓮夜…?」
不安に脅え、小さく呟いた。
それと同時に、上から人が堕ちてきて稟祢に直撃した。
稟祢は倒れ込み、抱えた頭の向こうでどさりと言う音と共に、その人は血に濡れた大地に堕ちた。
「…ったぁ〜……」
「姉さん……?」
衝撃で痛む頭のことも忘れ、稟祢は驚いて顔を上げた。
「蓮夜……?」
その顔は紛れもなく自分と同い年程度の少年の顔だ。
そして、自分が死ぬ間際まで相対していた男の顔だ。
でも、それでもその表情の中に隠された、今まで人を殺してきたという事実と、何処か影のある人生、そして生き別れの姉に対する驚愕は拭いきれない。
「蓮夜ぁ!」
相手がどんな顔をしているのか確認もせずに、稟祢は弟に飛びついた。
「よかったぁ〜、蓮夜、もう死んじゃったのかと思ってた……」
「姉さん…、勝手に人を殺さないでくれよ…。あと、苦しい…。」
「うあっ、ごめん……」
改めて相手の顔をよく見ると、確かに弟の物だ。
自分と同じ金色の髪に、自分と同じ蒼い瞳。そして、右目を覆う眼帯。
「……何よ」
「え?」
「なんでこんなに格好良く育っちゃってんのよ!ずるい!蓮君、ずるい!」
「ええ!?」
弟の頬を両手で掴むと、思い切り横に引っ張った。
「いたたたた!痛い!姉さん、痛いってば!」
「なんでこんなにお肌つるつるなの!?ずるいー!あたしも格好良く成長する蓮君見たかったー!」
「なんだよそれ!」
頬をさすりながら、悔しまぎれに叫ぶ姉を見て、蓮夜は溜め息を吐いた。
「…姉さん、変わってねぇなぁ…」
さて、どうしましょう。
姉弟なので戒冥のようにラブコメも出来ないし…。
とりあえず弟に会えて嬉しいリンちゃん書いてみました。
リンちゃんかわええ。
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