二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: サンドスクレイパー Another story【コメ下さい】 ( No.6 )
日時: 2012/06/06 14:54
名前: 奏緋 (ID: gOceoAmU)

「……この町、から……」

ジンはごくりと唾を飲む。
茶色のコートを着ながら。

『ああそうだ。お前はもうこき使われなくて済むんだぜ?あ、あと食料な』
「後食料かよ……んなの厨房から取らないと無理だっつーの」
『いや、倉庫にもその辺に携帯食料が』
「本当だ」

ジンは携帯食料をコートのポケットに三つほど突っ込むとバイクにまたがった。

「んで、どうすりゃいーの?」
『えーと……』





「……走った」

ジンはただただ驚いていた。

『どうだ?初めてバイクで走った感想は?』
「気持ちいい」

ゲートをあっさり抜ける。
そして、彼らの目の前に現れたのは。

「サンド、スクレイパー……!?」

月光に照らされて颯爽と走るサンドスクレイパーだった。

『……でか』
「格好いいな、本物は……」

その言葉にバイクが反応した。

『お前さ、本当のサンドスクレイパーはあれじゃ無いんだぜ?』
「え、嘘」
『本当本当』

……本当かなぁ
ジンは疑う。

「じゃあさ、その本当のサンドスクレイパーって何処にあるんだよ」
『お前が乗ってる』
「ふーん……」

……今、流せない言葉を聞いた気がする。

「まさかとは思うけどお前……」
『そ。サンドスクレイパー。元々俺の事を指してたんだけど俺を作った人があんな馬鹿でかい列車を作ったモンだから、すっかり名義奪われた』

はははっ、と笑うバイクもといサンドスクレイパー。

『てかさ、名前つけてくんねーか?』
「あ、うん。じゃあ……レンとかどう?」
『それでいっか』

他愛ない話をしながらレンを走らす。

城壁が見えてきた。