二次創作小説(映像)※倉庫ログ

人生リセットボタン ( No.133 )
日時: 2012/08/07 09:05
名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)

はい、すいません。
がくっぽいど生誕祭は昨日のでいつのまにか終わりました。
あ、でもggrksはリクがあったので、そのうちやりたいと思います。
……そのうち……。
真鈴さん、ごめんなさい!
そのかわり、早いうちに「初恋学園・純愛科」はやりたいと思います!
PVみたら無茶苦茶可愛かったので!

人生リセットボタン kemu feat GUMI
です。
昨日、オワタPが歌ってるのみたらなんか書きたくなったので。
つか昨日は別の人が歌ってる「リンちゃんなう!」4つくらい見てましたけどね!
kemuは友人が好きなので、反応が割と楽しみです。





 目が覚めたら人生リセットボタンがそこに、転がってた。
 四角い箱。
 突起した、赤いボタン。
 枕元に無造作に置かれていた。
 目眩がする。
 なんでこんな所に?
 やっぱりあたしを放って置いてはくれないんだ。
 念願の強くて、勝てないニューゲーム。
 始まるんだ。

「ネコちゃんワンちゃん出ておいで 明日は素敵な参観日だよ」
 無敵の天才神童とは、あたしのこと。
 でもね、もう終わりなんだ。
 今年で終わりにするよ?
 来年になったら、何もできなくなるだろうから。

「ダメ、こんな人生。これまで何百年、あたしは苦しんできた?」
 ネバーランドに潜り込んだがために、囚人にされて、そして課された極上の終身刑。
 ピーター・パンは、囚人は夢の国には連れていってくれない。
 頭がショートしそうだ。
 もう耐えられない。
「カイバ先生」
 大きく息を喘ぐ喉から絞り出した、一つの言葉。
 掻き毟った手を睨みつける。
 どうしてこんなものがあるの?
 どうせどうせ、やり直しなんだよ。
 こんな物がある限りには。
『人生リセットボタン』