二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 人生リセットボタン ( No.135 )
- 日時: 2012/08/08 08:17
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
96猫memoReal買ってテンション上がりまくってる月森です。
予想通り誰もきてなかった(^p^)
Fire◎Flowerでテンション上がりまくるのでいつか書こうと思います。
目が覚めたら人生リセットボタンがそこに、転がってた。
「また……?」
「ほらほら、またよ」
眼が見えない。
甘い汁が吸いたいの?
冗談はほどほどにしておきましょうね。
もうなにも、出来なくなるよ?
愛想も怨嗟も過食気味。
加減を知らない、少ないあいつのボキャブラリ。
三千回目の告白も、
「タイプじゃないんです」
ずっとそう言い続けてきた。
だって、本当のことなんだもの。
あいつも懲りないわよね。
「ダメダメこんな、ちっぽけな人生。これまで何千年、あたしはここに、閉じこめられてきた?」
ネバーランドに閉じこめられた囚人も、昔は確かに笑顔を覚えていたの。
ああ、ワープ寸前、カイバ先生。
ネバーランドに戻るのは、嫌なの。
先回って受け止めて欲しい。
どうせどうせ、やり直しだけど。
『人生リセットボタン』
何も言わない無機質な物体は、密かにあたしを嘲笑ってる。
ブラフの上にも三千年。石の上にも三千年?
その手に乗るかと三億年待ってみる。
「あたしの将来の夢は何だっけ?」
『わばばばばばば』
『ダメダメそんな人生。』
耳鳴りが煩くて、音を聞くのを邪魔するんだ。
ああ、誰かしらそうやって、叱ってくれればよかったんだ。
なのに、あたしの傍には誰も居なかったの。
「ダメダメこんな人生、累計これまで何兆年?」
寒い、寒い近寄んないで。
答えが喉まで来ているんだ。
あなたが来たら、奥に戻ってしまうでしょう?
「カイバ先生、カイバ先生!」
掻き毟った真っ赤な手の中。
『見っけちゃった 見っけちゃった』
6兆5千3百12万 4千7百10年
これが今まで、あたしがネバーランドに閉じこめられていた時間。
その果てに飛び込んだんだ。
待っていたのは午前5時始発の終着点。
何処に着くかというと、あなたの住んでるこの世界。
カイバ先生、聞きたいことがあるんです。
僕のいない世界こそ、きっときっと、その問題の答えと思ったんですが。
『どうでしょうね?』
〈〈 終 〉〉
- 人生リセットボタン ( No.136 )
- 日時: 2012/08/08 08:35
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
すいません、この話だけちょっと解釈を書かせて下さい。。。
主人公は「無敵の天才神童」でした。
夢の世界へ行きたくて、ネバーランドへの扉を開いてしまいます。
そして、そこで異邦人の彼女は囚人として捕まってしまうのです。
そこからは話の通りです。
ネバーランドに行きたかった彼女は、この世界という名の牢の中からネバーランドを見ることしか許されなかった。
やがて、人生リセットボタンが現れて、彼女にもお迎えが来ました。
「ネバーランドに入れて上げるよ」
しかし、囚人として、ですが—。
その先は皆さんのご想像にお任せします。
あ、カイバ先生と言うのは、彼女の家庭教師だと、私は解釈しています。
ただこの解釈は人それぞれなので、「ふーんそうなんだ」みたいな感じで読み流して大丈夫です。
カイバ先生って言うと遊戯王のカイバ・セトが出てくるのは何故だwww