二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ローリンガール ( No.67 )
- 日時: 2012/07/09 18:24
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
自分とおそろで嬉しいって言ってくれる人あんまり居ないので嬉しいです(友達はあんまり多くないですwww)
とは言えVOCALOIDのマウスパッドは2枚持ってるんですよね。
ジェミナイのやつと、クラスタのやつです。
ボカロクラスタ知ってますか?
「からくり卍ばーすと」「魔女」「未来線」「嗚呼、素晴らしきニャン生」「Arrest Rose」etc…が入ってます。
この辺に惹かれて買いました。
Wihteさんからリクのあった
「ローリンガール」wowaka(現実逃避P) feat 初音ミク
です。
でもなんかあんまり小説っぽくないので、詩的な感じで読んでいただけると有り難いです。
脳内にただの空間と黒衣の少女を思い浮かべて読んで下さい。
ローリンガールはいつまでも、届かない夢を見ている。
『いつか、この場所を抜け出して、遠い世界を見に行くんだ』
でも、その夢は叶うことはない。
真っ白で、真っ暗な世界。
そこにあるのは、たった一人の少女と、永遠に続いていく坂。
『さあ、早く。早く!』
『静かにして!』
頭の中で騒いでいる誰か。
ああ、頭の中に手を入れて、ぐちゃぐちゃに掻き回せたらいいのに。
『……大丈夫、問題ない。問題ない。問題ない……』
呟いたふりをして、無くした言葉を捜している。
『もう失敗?また失敗?』
『間違い探しは終わったの!だから—』
また、回るの。
- ローリンガール ( No.68 )
- 日時: 2012/07/09 22:38
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
『もう一回、もう一回!』
『私はまだ、転がれるの』
『まだ?“今日は”の間違いでしょう?』
『五月蠅い!私はまだ、転がるの!』
大粒の汗で頬を濡らしながら、半狂乱になりながらもまだ、少女は坂を、転がってゆく。
まるで、その言葉が歌であるかのように、何度も何度も呟きながら。
『もう良いかい?』
『まだですよ』
『まだまだ先は見えないでしょう?』
『だから—』
息を止めるの、今。