二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第3話 未知との遭遇 part1 ( No.11 )
日時: 2012/08/13 15:04
名前: のあ (ID: 6..SoyUU)

『きゃ、きゃああ!!なんでいきなりキメラが出てくるのよおおお!!』

『レ、レーナ!そっちは任せた!!』

『ちょっとアインス!?女の子見捨てて一人だけ逃げ切るつもりなの!?』

『うるせえー!!お前のほうが強いだろうが!!』

『こういうときは協力プレイでしょ!?もう私もHPない…』

『うわぁー!!?レーナ、前、前っ!!きたぞ!?』

『ひっ、ギ、ギラーーーー!!』

『おりゃあああ!!俺の剣を受けてみろーー!!』

 いっつも敵の前で言い争いをして、全っ然まとまらなかった私たち。
でも本当にピンチのときは信じられないくらいぴったりと息があって、どんな強い奴でも倒すことができたよね。
 どうしようもないぐらいバカで、まっすぐで、いうこと聞かなくて。そのくせたまにすっごく優しくて、めちゃくちゃ綺麗なお嫁さんもらっちゃってさ。
 あなたを見てるの、楽しかったんだ。
 ずっと、そうしていたいぐらいだった。
 でも…ごめんね。私には大切な役目があるから。
 だから……………ーーー

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「レーナ!!起きて!!」
「ん…っっっ!?☆○●※△□■◆◇!?!?」
「あ、目が覚めた?じゃ、準備して。僕はヤンガスを起こすから。」

 エイトと店のおじさんに怒られた翌日の朝、私は目覚めそうそうビックリ体験をした。
 何かって?そりゃもう決まってるでしょう。もちろんエイトとのトラブ…ではなく、

目の前にあった、スライムクッション(超特大・宿屋常備) だった。

 どうやらエイトが気を使って起こしてくれたらしいんだけど…心臓に悪いわッ!!
 だって想像してみてよ。朝起きたら目の前に青い超巨大物質(しかも笑ってる)のがあるんだよ!?心臓が弱い人だったら一瞬で死んじゃうって!
 ハアハア…と自分のツッコミに息を切らせながら、ちょっと頭が落ち着いてきた。同時にお腹がキューと音をたてる。
 …お腹、減ったなあ…
 今日は『マスター・ライラス』って人について調査をするって話だったな。エイトの言ったとおり、おなかも減ったし、さっさと準備して下に降りていくか。
 そういえば、途中で起こされちゃったけどさっきの夢っていったい…?

 

 
「いいにおいでげす〜〜〜」
「「ヤンガス、遅っ」」
 ちなみにヤンガスが起きてきたのは、私たちが朝食を食べ終えた時だった。