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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【8月15日の・リク募集】ボカロ曲の歌詞に修正して小説にする ( No.7 )
- 日時: 2012/10/20 17:55
- 名前: .+*鏡音×二宮×菫*+. ◆7em7NnpvBY (ID: NPAG/Rk4)
「ひっ…日和…?」
震える足を引きずりながら、『日和だったもの』に近づく。
血の鉄の香りが、日和の香りと混ざり合ってむせ返るような匂いになっている。
違う。これは日和じゃない。この原型のなくなったような赤いものは日和じゃない。違う。違うんだ。違う違う違う違う違う違うちがうチガウチガウ違うちがう……
ふと気づくと、目の前には陽炎がゆらゆらとしていた。
僕と日和を邪魔するかのように。
まるで、『嘘じゃないぞ』って嗤ってるかのように。
いつのまにか、夏の水色と、かき回すような蝉の音にすべて眩んだ。
ピリリリリリ・・・ピリリリリリ・・・
目覚ましが鳴り響いた。
「夢…?」
ずいぶん嫌な夢を見てしまったようだ。
ここは…さっきの道路じゃない。正真正銘僕の部屋だ。
「今は何時?」
そう呟きながら、うつ伏せになって頭上のデジタル時計を見えるようにする。
『8・14 AM12:3』
まだ、こんな時間か。
やけに五月蝿い蝉の声を覚えていた。
「・・・・でも、まぁ・・・夏は嫌いかな。」
——あれ?
そういえば、同じ公園だった。
昨日見た夢を思い出す。
「、ちょっと待っ…」
猫が逃げるが、追いかけようとする日和の手を掴んで言った。
「野良猫だから、死なないかぎり明日にでも戻ってくるよ…。
もう、今日は帰ろうか。」
道に抜けたときだった。
周りの人がみな、上を見上げ口を開けていた———。
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お久しぶりです菫です〜!
見てる人いるのかな←
カゲロウデイズ2話目に突入しましたー。
違う打つのめんどかったでs((
では、またー!
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