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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- からくり卍ばーすと ( No.103 )
- 日時: 2012/10/25 22:39
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: IcK/upD1)
「強気だね、リン。良いことだよ…」
そういったミクの顔にいつもの笑みはなかった。あのリーダーからは考えられないような、真剣な顔だった。
「リーダー……?」
「私さぁ、今回は嫌な予感がするんだよ。」
「え…?」
驚いた。今になって何を言い出すのだろう。今までずっとやってきた仲なのに、今になって勝負を譲るのか。
「リーダ…」
「やだなぁ、勝てないなんて言ってないよ。ただ、嫌な予感がする……」
アタシの言いたいことを言い当てるかのようにミクは言った。
「あ………」
外を眺めていたミクは呟いた。
約200メートルほど先、窓の外には剣やら刀やらを持った人が群がっている。此方に向かっているようだ。
「始まったね……」
アタシ達はミクのその言葉を合図に、準備していた銃を構えた。
「負けたら許さない、絶対勝つこと。いい?向こうの奴等の首を取ってこい…!!」
ミクが「突破ぁ!!」と叫ぶと同時に、部屋の中に居た者は全員外に飛び出した。敵は40メートルほど先まで迫っていた。負けるわけにはいかない…その気持ちが再びあの感情を呼び起こした。
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