二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ボカロ小説【リク、コメお願いしますっ!!】 ( No.11 )
日時: 2012/07/28 20:55
名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: 9yNBfouf)

〜第四話 鋭〜

『カチャ…カチャ………』

静かな部屋に、そんな音が響いた。
今日の朝食はパン…それとミカンがついている。
ミカンは私の大好物だから、とても嬉しい。

「……っちそうさまでしたー…」

私がお盆を持ち、部屋を出ようとした、そのときー…

「やっほ〜リ〜ンちゃん♪来たわよ〜」

ま、また貴方ですか………

「おっ、お食事は終わったのかな?」
「ああ…はい、今丁度………」

本当に何でこの人は丁度のところで現れるのだろうか……

「あら、じゃあこれは私が持っていってあげるわね、」

そういうと先生は、私の持っていたお盆をヒョイッと持ち上げると、じゃ〜ね♪と言って部屋を出ようとした。
でも流石に何もかもやってもらうのは迷惑がかかると思う…

「そ、それくらいは私運べますよ…!」

急いで先生の持つお盆を取りに行った

「あら、気つかってくれてるの…?」
「べ…別にそんなことないです…っ!」

図星をつかれた…

「自分で出来ることはするので……っ!」

そう私が手を伸ばすと…
またもや先生の手が、

「……ったい…」
「ほらほら、貴方のやることはさっさとその病気を治すことなんだから〜…」

先生は何がしたかったんですか…
いつか額が腫れてくるのではないかと本気で心配した

「だからさっさとベットにつく!これくらいは私の仕事のうちなんです〜っ!」
「せ、先生!!ちょっと……!」

時はすでに遅し。
先生はもう行った後だった…。