二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ボカロ小説【リク、コメお願いしますっ!!】 ( No.20 )
日時: 2012/08/01 13:05
名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: 8uCE87u6)

最後にそう呟いてみた………


そう、『あの子』は私__
幼少のころの『リン』
いつも幸せそうに笑って、苦しみの気持ちなんて全くもたなかった『リン』

だから憎いんだよ………
こっちの気も知らずに笑って………
だから消えてほしかった、消えてほしかった
だから、だから私はー………

「……リン、」

後ろから声がした。
私と似た少し低めの優しい声……
私は……この声を知ってる……………

「……レ…レン………?」
「リン、久しぶりだね」

レン…やっぱりレンだ………
あの頃と何も変わってない、
その優しい笑みも、いつも私をわかってくれる、ただ一人の人ー……

「レン?本当に……?..嬉しい………」

レンは顔に少し笑みを浮かべた

「ホントだよ…僕だよ、」
「何で…何でここにいるの……?」

レンは少し間をあけ、そしてこう言った。

「ごめんね…?僕…ずっとリンのことわかってなくて………」

「……………え?」

レンは続けた。

「リン、リンはずっと苦しい思い、してたよね……僕、力になれなかった…」

「レ、レン…?何を……」

「でもね、僕、わかったんだ…何がリンにとって一番幸せか、だから僕は………」

そこまで言うと、レンは黙り混んだ。
何か言いづらいことでもあるのだろうか、レンは……

「さよなら………だね、リン、」

そう言うとレンも消え去ったー…