二次創作小説(映像)※倉庫ログ

からくり卍ばーすと ( No.26 )
日時: 2012/08/03 20:50
名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: .bb/xHHq)

見てきました!!
一つの曲からあんなに創造できるなんて本当に凄いと思います…,((感心
私の方は多分短編になっちゃいますから…ね……ww


次の瞬間、ミクの体が宙を舞った。
そして剣を大きく振り上げると、カイトに勢いよく斬りかかった。

キィン__……と、金属の重なりあう音が聞こえると、ミクは地面に着地した。

次はカイトが剣を振る。
ミクはそれを受け止めず、また宙を舞い、カイトに斬りかかる。

キィン__

これが何度も続いた。
そして今、ミクの剣がカイトを斬ったのだ………

「あぁあぁあああぁあぁぁああっ!!!」

耳に刺さるほどの悲鳴が響いた。
それを見てミクは満足そうに笑みを浮かべている。

「リン……怖いよ…」

隣でレンが私に泣きついていた。
男なのに弱いなぁ……と、そんなことを言っている暇はなかった。

「……っ貴様…………っ」

顔を上げたカイトの目からはー…血が、血が滴っていた……

「レ、レン…大丈夫……だから……っ」

私はレンにそう言ったが、正直自分も怖かった。
私も、殺されるんじゃないかと………
その時、カイトは私のことを、私の目を、鋭く睨み付けていることに気がついた。

「……黙れぇぁあぁああ!!!」

その瞬間、顔に鋭い痛みが走った。
今まで感じたことのない痛みだった。

痛い、痛い、顔が焼けるように熱い…
痛い…………

それはもう、死んでしまいたいと思ってしまうほどの痛みだった…

「ぃやあああああぁあぁあああっ!!」

この声は、何よりもレンの耳に残っただろう……