二次創作小説(映像)※倉庫ログ

からくりばーすと ( No.56 )
日時: 2012/08/10 20:22
名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: PiDVVb0.)

「まあ、繋がりがどうとかってのは置いといて……」

キルは手で話を隣に置くしぐさをして、そして話出した。

「まあ、その無差別な殺しってのは緑の殺し屋の方がしかけたんだろう。」

緑の殺し屋ー…ミクのことか……あいつにきっとリンは……

「レーンー?聞いてるかぁー?」

キルの呼び掛ける声でハッと我に帰った。
今はリンのことは考えないほうがいいだろうー…

「あ、ああごめん。続けて?」

そう言うとキルは一度頷き、そして続けた。

「それでだ。緑の殺し屋の方を少し探りにいこうと思ってな………」

「探りに…?それがリーダーの命令なのか?」

キルは首を横に振ると、また話出した。

「リーダーから言われてるのはお前の記憶のことだけさ。これは俺の話。」

そしてキルは告げた。
長いのでまとめると……
町で無差別な殺しを起こしているのは緑の殺し屋のメンバーだとキルは言うらしい。
このまま放っておくと町の皆が殺されていくので、キルが緑の殺し屋の方の様子を見てきて、犯人が分かったならそれなりの罰をー……とのことだ。

しかし緑のリーダー、ミク、あいつも無差別に人を殺す。
自分の気にくわないことがあったなら殺してしまうのがミクだ。
そんな奴等の様子を探ってることが見つかったら命は確実に危ないだろう。

「本当に行くのか……?」

キルは真剣な目で此方を見て頷くと、言った。

「もう決めたんだ。流石にこのまま放っていくわけにはいかないだろう……」

「気をつけろよ……」

俺は最後にそう言って、キルと別れた。



この一言がなかったら、キルは行くのを止めていたかもしれない…
後になって後悔した。