二次創作小説(映像)※倉庫ログ

からくりばーすと ( No.67 )
日時: 2012/08/20 17:06
名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: .IC0EKL8)

「じゃあ、私はそろそろ帰ろうかな?」

そう言ってミクは後ろを向いて歩き出すと、最後にぼそりと呟いた。

「さっさと始末しないとね………」



苦しい。
俺は何もできないのかという思い、何故言ったんだというテドを攻める思い、何でキルを止めなかったんだって思い、全部が、全部が全部が全部が全部が全部。
全部つまって苦しい。苦しい苦しい苦しい。
胸が絞められるかのように苦しい、痛い。

「レ、レン……ごめん……」

テドが俺の顔を見て言った。

キルが、キルがもし今日帰ってこなかったらどうする、どうする、どうするんだよ…っ!!
その原因は俺にもある、でもテドにだって原因はあるんだ!!

言うな、言うな言うな言うな言うな!!!
キル、キルが………

「レン…キル、キルは帰ってくるよ…きっと……」

誰かが呟いた。
俺をなぐさめるようにー…