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・＊ウェイバーと貝と…＊・

（ニノＳｉｄｅ）
————————

ナ「夢みたい！」

ナミさんが空島の乗り物に乗って興奮していた。
普通乗れるまでには10年軽くかかるのに、ナミさんはウェイバーに触って
5秒で乗れてしまった。

大「…アレ、俺らでも乗れるんじゃ…」
相「確かに…」
ニ「いや無謀でしょ」
翔「いやでもやってみたらできるんじゃ…」
松「だよな」

もぉ、俺しらねェよ。


で、皆乗れたとかというと…


「「「「無理でした…」」」」

ニ「ほら、言った通り」

やめとけ、って言ったのに…

ナ「もうちょっと遊んでていい？おじさん！」
パ「ええどうぞ、お気をつけて!!」
松「じゃあ俺は待ってるよ」

Ｊに浜辺にいてもらう事にして、俺達はコニスさんとそのお父さん、
パガヤさんの家に連れて行ってもらう事になった。

＊　＊　＊　＊　＊　＊

ル「ウソップのアホー」
ウ「なんで俺だよ!!」

『ウソップのアホー』
『なんで俺だよ!!』

ル「うわ!!ウソップが貝にバカにされた!!」
ウ「お前の声だよ!!」

俺達はコニスさんの家で貝（ダイアル）の説明を受けていた。
今、ルフィさん達があそんでいるのは音貝（トーンダイアル）。
主に音楽とか声とかを録音するために使われるらしい。

ニ「相葉さん、なんか録音してよ」
相「えー!?なんで俺!?」
ニ「いいから」
相「うぅ…。…でもこんな綺麗な景色みたら思うんだよな」

相葉さんは貝の穴を見て叫んだ。














相「天下とったる——————————————!!!」



・・・・・・・。



〝カチャ〟







『天下とったる——————————————!!!』
『天下とったる——————————————!!!』


相葉さんの大声が悲しく再生された。

＊　＊　＊　＊　＊　＊

（松潤side）

俺はエンジェルビーチでナミさんを待っていた。
ちょっと遊んでくる…と言ってももうすでに10分以上も経ってる…。
どういう事なんだよ…まさか

？「あら、貴方、青海の人？」
松「？」

俺の目の前に、いきなり青い髪の少女が現れた。
首に魔物に噛まれた跡があって、雪のように白い肌、
血色はとても薄かった。




松「…君は？」
？「私？私はサーシュ。青海人よ」