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大「大丈夫みんな？」

スケッチブックと筆を持って盾を実体化させた大野は振り返って
全員の安全を確認した。

“ドォンドォンッ!!”

仮面の男狙って、二宮から波動が放たれる。
しかし、男はそれを軽々とかわした———しかし、それは計画の内だった。

“バサッバサッ”

鳥の羽音が空から聞こえる。見上げると、両腕を翼に変えた相葉と
彼に掴まる櫻井であった。

翔「準備完了！相葉さん!!」
相「行くよぉ…!!」

１…２の…３!!

掛け声と共に櫻井が落下し、その落下のスピードを上げた。

？「体当たりか!?」

彼らの反撃の内容を知った男は、櫻井が落下する場所を予測し
そこから去った。


———しかし、もう1人いた。

松「油断してんじゃねェよ」
？「!!?」

男は冷や汗を掻いた。
何故なら、後ろに鉄のグローブをはめた松本がいたから。

？「しまっ…」
松「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!」


松本が男に殴りかかった…その時

??「そこまでだァ!!」

少し年老いた声が響いた。
その声の正体を確認した男は船から立ち去った。

ニ「おい！待ちやがれ!!」
ナ「何!?今度は誰!!?」

脅えた声でナミが叫んだ。

??「ウ〜ム。吾輩、“空の騎士”!!」