二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 夢という名の世界で〜イナイレ〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/08/18 01:01
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: Ait4UdaY)
第2話「お昼時間と放課後に」
「ふわぁぁぁぁぁ」
木の下でお昼寝し終わったらちょうどお昼
そういえばおなかもすいてたっけ
校舎に戻るか
「きゃーー明日香様よ!」
「本当だ!ねぇ、今日のあのりりしい姿見た?安藤先生から逃げるために3階の窓から木に飛び移ったらしいよ!!」
「かっこいいわねぇ〜」
校舎に戻ると早速噂話
すこし内容は違うけど...光速に近いスピードで噂って広まるんだな〜
「久山明日香〜ただいま戻りましたぁ〜」
教室の扉を開けるとまっさきにみんなが私の元に(走って)来た
話の内容は多分さっきの噂と同じかな
適当にあしらって席に着く
そしてかばんの中から自分のお弁当箱を取り出した
「いただきます」
中を開けると...
ご飯だがおかずだが分けわかんないものがうじゃうじゃ
きっちりつめこまれず、めちゃめちゃ
そして強烈なにおい...
って当たり前か
これ、私の作ったお弁当だもん
え、お母さんは作らないのかって?
実は、3年前に両親と姉は交通事故で亡くなったんだ
私はそのときたまたま家にいて、風邪を引いてたから被害にはあわなかったけど
だから今は一人暮らし
ようやくなれたけどお弁当作りだけは慣れない...
家でのご飯は、シェフ並みに完璧なのにこの差はいったい...?
今回のお弁当はいつもよりさらに酷い
けど、食べなければおなかはすく(売店で買う手もあるけど金が...)
「明日香さま!私のお弁当もたべませんか?」
「あ、私のも!」
ほかのクラスの子たちまで集まってきちゃった
そんな子達は華麗にスルーしてお弁当と戦うことにした
「明日香、また今日も一段と派手にやってくれたわね...」
お弁当に悪党苦戦している私を見て、親友の雷門夏未が声をかけてきた
「別に...安藤先生が勝手に騒いで派手にしただけだよ、っていうか私のお昼寝を邪魔するほうが悪いと思うんだけどな」
「いや、授業中に寝ているあなたが100%悪いでしょーが」
夏未が苦笑いをする
「別に...だって授業退屈だしぃ〜日ごろの私は睡眠不足だから授業中に体力を保存しとかなきゃ!お昼の後、体育でしょ!」
「明日は学年一頭がいいからほかの先生は目をつぶってるみたいだけど安藤先生はだめだよ。っていうか明日は体力保存しなくても十分元気がありすぎるでしょ」
はは
あたってるだけに何もいえない...
ー放課後ー
「明日、部活は?」
夏未が私にたずねる
ちなみに私はサッカー部のマネージャー
え、女の子がマネージャーなんて珍しい?
そんなことないんだ
夏未もマネージャーだし、ほかにも秋、冬香、それから一年の春奈もいるもん
それはともかく、話は元に戻して...
「夏未、今日何日か知ってる?」
「え、えーと6月31日...あッ!お墓参り?」
そう、31日は両親と姉がなくなった日にち
だから毎月31日にはできるだけお墓に行こうとしてる
幸い、お墓は近くにあるから
「そっかぁ〜それじゃあ監督に明日は休みだって伝えとくわね!」
ま、みんな31日、私がいつも部活に来ないことは知ってるけどww
夏未との別れ際、夏未がこんなことを呟いたような気がした
「あそこ...気をつけてね...今日は、きっと...」
どういう意味だろう?夏未に聞こうとしたけど
なんとなくやめておいた
※修正しました