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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 『ハリー・ポッター』二次小説〜騎士王の末裔〜 ( No.126 )
- 日時: 2014/03/14 16:17
- 名前: ウルワルス (ID: K.HEaMnc)
ローズは、無表情なままスコープの腰のあたりに馬乗りになっていた。彼女はスコープの喉に爪を立てたが、むしろ彼は股間が圧迫されるのを強く感じた。
「!?」
こんな時だというのに、スコープは訳の分からない快感に襲われた。何が起こっているのかは分からないが、股間のあたりが窮屈になり、そして・・・
「やってしまった・・。僕は赤ん坊同然だ・・」
スコープは恥辱の余り、一時的に馬乗りになっているローズのことさえ忘れた。もうじき13になるというのに、「お漏らし」してしまうなんて・・
「スコープ・・」
ローズの声が聞こえ、スコープは はっとした。彼女は既にスコープの上をどいていた。
「私の頭の中で、何かが命令してた・・・あなたを殺すようにって・・・私はもう少しで完全に押さえ込まれてしまうところだったけど、その・・」
ローズは真っ赤になりながら続けた。
「私の下にあなたを感じた時・・」
非常に曖昧な表現だったが、今のスコープにはよく理解できた。あの時、自分はまさに「自分の上にローズを感じて」いた。
「何故か、頭の中の声が弱まったの・・それとも、私の意志が強まったのかしら・・ともかく、私は戻ってこれた・・」
言い終わると同時に、ローズは気を失った。
*
ウィーズリー夫妻とヒューゴが帰ってきた時も、ローズは気を失ったままだった。その息遣いは苦しげで、顔はやつれて見えた。
スコープは何があったかを説明した。無論、「お漏らし」したことは省略したが。
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