二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 『ハリー・ポッター』二次小説〜騎士王の末裔〜 第一部 ( No.19 )
- 日時: 2012/09/23 18:41
- 名前: ウルワルス (ID: AzyLAkTK)
グリフィンドール・クィディッチチーム メンバー紹介(2017年度)
( )内は学年。*はキャプテン
チェイサー
*ビクトワール・ウィーズリー(7)
リヴ・キャステラン(7)
ドミニク・ウィーズリー(4)(ビクトワールの弟、ルイスの兄)
ビーター
ハロルド・アンダーソン(6)(ラウルの兄)
フレッド・ウィーズリー(3) (ジョージとアンジェリーナの息子)
キーパー
ヘンリー・ウッド(5)(オリヴァーの息子)
シーカー
ジェームズ・ポッター(2)
「アル、スコープ。ちょっといいかしら。」
翌日、3・4時限目の魔法薬の授業が終わり、スコープ、アルバス、ローズが大広間で一緒に昼食を摂っていると、テーブルの反対側から7年生のビクトワール・ウィーズリーがやって来て、声をかけた。
「昨日ウッド先生が、今日から始まるクィディッチの練習にはあなた達2人も参加するようにと、おっしゃってたわ。来年度のチェイサーは、あなた達に決まりだそうよ。」
「やったな、スコープ。」 アルバスが言った。
「2人とも、素晴らしいじゃない。1年生のこの時期で内定だなんて。」 ローズも言った。
「何時からですか?」 スコープは尋ねた。
「4時に競技場に集まって。」
スコープとアルバスが競技場に到着した時には、既にクィディッチ・チームのメンバーは皆集まっていた。
「やあ、マルフォイ君。組分けの時に真っ先に君を歓迎してあげたこの僕のことを、覚えているかい?」
アルバスの兄で2年生のジェームズ・ポッターが声をかけてきた。
「もちろんです、ポッター先輩。あの時は本当にうれしかったです。」 スコープは答えた。
「アルからはシーカーを狙っていると聞いたけど、ここにいるということは、予選では上手くいったようですね。」
「当然さ。シーカー志望者の中で、僕より飛ぶのが上手いやつは1人もいなかったからね。」
どうやらジェームズは、かなりのナルシストでもあるらしい。雰囲気も、弟とは大分違った。
「ところで君は昨日の飛行訓練の時間に、スリザリンの連中に箒から落とされた僕の従妹を素晴らしい飛行で助け、グリフィンドールのために100点も稼いでくれたそうじゃないか・・」
「私語はそこまでだ、ジェームズ。」 大柄な、5年生くらいの男子生徒が言った。ウッド先生によく似たところがある。
「早いとこ自己紹介を済ませて練習を始めようじゃないか。
はじめまして、スコーピウスにアルバス。僕はキーパーのヘンリー・ウッド。オリヴァー・ウッドの息子だ。」
「あら、ヘンリー。自己紹介は普通、上級生からするものじゃない?」
黒髪の女子生徒が言った。
「私はリヴ・キャステラン。ポジションはチェイサー。」
「君達のルームメイトにラウル・アンダーソンってのがいるだろう?」 茶髪の男子生徒が言った。「僕はラウルの兄のハロルド。ポジションはビーターだ。」
「はじめまして、スコーピウス。」 ハンサムな赤毛の男子生徒が言った。
「僕はドミニク・ウィーズリー。ビクトワールは姉、ルイスは弟、ジェームズ、アルは従弟にあたる。
ポジションはチェイサーだ。来年度から一緒にプレイしよう。よろしく。」
「結局、俺が最後か。」 黒髪に褐色の肌をした男子生徒が言った。
「俺はフレッド・ウィーズリー。ドミニクやジェームズとは いとこ の関係になる。ポジションはビーターだ。
ところでスコーピウス、君は『ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ』という店を知っているか?」
「ええ。ダイアゴン横丁にある悪戯専門店で、すごく賑わっているそうですね。まだ行ったことはないけど。」 スコープは答えた。
「実はあの店は・・」
「フレッド、父親の店の宣伝はあとにしてくれ。」 ヘンリーが言った。
「先輩、早く練習を始めましょう。」 続けてヘンリーは、キャプテンであるビクトワールに言った。
「そうね。
では、ポジション別の練習から始めましょうか。」
ビクトワールはまずスニッチを空に放した。
「ジェームズはスニッチを捕まえてきて。」
「了解!」 ジェームズはスニッチを追って、矢のように飛び去った。
続いてハロルドがブラッジャーを1つ取り出し、フレッドとブラッジャーの打ち合いを始めた。
ドミニクとリヴは1対1のクアッフルの奪い合いを始め、クアッフルを持った方はヘンリーが守るゴールに投げ入れようとした。
「スコープ、アル。あなた達は私と一緒に、ドミニクとリヴがやってるみたいにクアッフルの奪い合いをするのよ。ただし、私が1人であなた達の相手をするわ。」
ビクトワールは、おそろしく上手かった。スコープとアルバスは、ポジション別練習の間中、ビクトワールからクアッフルを奪うことができなかった。