二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ドタバタ文化祭!(準備編と当日編1)(その1) ( No.364 )
- 日時: 2013/06/03 15:01
- 名前: りゅーと (ID: BcUtmJZZ)
文化祭ネタです。ポップンの学生キャラの出番が多く、特にギラギラメガネ団が出しゃばっています。長くなりそうなので最初に準備編と当日編の最初の部分を!
DTO「えー・・・今度の文化祭についての出し物の案は何かないか〜?」
この月のポップン学園は少し忙しかった。なぜなら、三週間後にポップン学園での文化祭があるからだ。小中高大とエスカレーター式のポップン学園はイベントや行事になると人が多く集まり、文化祭が行われる四日間は忙しくなる。ずっと学園に入っている子はこの時期が来たかとあっさりと思い、全員が楽しみになる。生徒だけじゃなく、先生や関係者や卒業生の希望の胸が膨らむ。
DTO「何か案がある奴はいろいろと言えよ〜」
男子A「アーケードゲームはどうだー?」
タロー「はいはーい!お化け屋敷がいいと思いまーす!」
サイバー「俺はメイド喫茶ー!」
男子B「たこ焼きやうどんなどはどうだー?」
サユリ「スイーツカフェはどう?それやってみたいー!!」
DTO「いいぞ、いいぞー」
ナカジ「今年はどうなるやら・・・」
いっぱい案が出る中、リュータも勢いよく手を上げる。彼が考えたのは・・・
DTO「ほい、リュータ」
リュータ「今年の文化祭は一味違うのを出そうぜ!クラスの女子による水着キャバクラはどうだ!女子は全員水着を着用し、夏を一足先に楽しむコンセプトで・・・」
女子A「リュータ、あんたは文化祭でR指定を出すのかー!!(筆箱を投げ飛ばす」
女子B「女子に対してセクハラしないでよ!!(丸めたノートで叩く」
女子C「引っ込めぇぇぇぇぇー!!!(魔法スキル発動」
リュータ「あででででででででー!!」
ナカジ「おめー、馬鹿だろ・・・;」
リュータのあり得ない発言が原因でクラスの女子からフルボッコ(笑)。もちろん、リュータのアホな意見は採用されず、ナカジのクラスはお化け屋敷に決定しました。
サユリ「お化け屋敷の構図はどうしようかなー?うーん・・・」
タロー「足元がスポンジで不意打ちをしたり、上から骸骨などはどう?」
ナカジ「それもいいな。墓石はこんな感じでいいか?」
サイバー「うん!いいデザインだぜ!小道具はテレビ局からレンタルしようか?あと、兄貴に相談すれば、ズラや特殊メイクも貸してくれそうだし・・・」
お化け屋敷と決めてからナカジ達は指定された空き教室を使い、お化け屋敷の準備に取り掛かる。ナカジとタローとサユリの三人はお化け屋敷のセットを作っており、サイバーは美容院の兄から小道具を借りようと数の確認。ちなみにセクハラ発言したリュータは女子にこき使われていた(笑)。
ナカジ「今回の教室はかなり広く取ったから長いコースの設定が出来るじゃないか?」
サイバー「お、お前がいい意見を言うとは珍しいな!流石は幽霊退治のプロだ!」
ナカジ「なっ!?俺はその霊的直感で・・・;その・・・ごにょごにょ」
タロー「ナカジは霊感が強いし、妖(あやし)との戦いすらも出来るんだよね!だったらさ、こういうのが強いナカジをお手本に本格的なものを作っちゃおうよ!」
ナカジ「はあっ!?」
サイバー「じゃあ、ナカジにお願いがあるんだがお化け屋敷のコース設定はお前に任せた!」
ナカジ「ちょっと待て!俺はやるとは言って・・・」
DTO「そうだな。専門分野が強い奴の監修で任せておくのも悪くはない。お前自身もいろいろとあるが、ナカジはやってくれないか?」
自分の霊的スキルが原因でお化け屋敷のコースと仕掛けを考案係に決められた。クラスのみんなから拍手されるも、ギラギラメガネ団リーダーは事の原因であるDes組サーファーの頬をつねる。
ナカジ「たぁーろぉー・・・?」
タロー「あでででで!ほっぺをつねらないでー!!」
放課後、ポップンカラオケボックスで・・・
ナカジ「ギラギラナンバー1!中島進!(ギターを構えてポーズ」
タロー「ギラギラナンバー2!連太郎!(シャボン玉を出してポーズ」
サユリ「ギラギラナンバー3!小川小百合!(紙飛行機を持ってポーズ」
エッダ「ギラギラナンバー4!エッダ!(雪の結晶を出してポーズ」
マサムネ「ギラギラナンバー5!伊達政宗!(銃や刀を構えてポーズ」
全員「楽しい事と弾ける事が大好きな音楽野郎!ギラギラメガネ団参上!(ギラギラメガネ団愛用の紙を出してポーズ」
行きつけのカラオケ店でギラギラメガネ団が大集合。いつもの掛け声をした後、五人はカラオケをしながら文化祭の話をする。
冒頭はリュータがアホだ・・・;
- ドタバタ文化祭!(準備編と当日編1)(その2) ( No.365 )
- 日時: 2013/06/03 15:02
- 名前: りゅーと (ID: BcUtmJZZ)
サユリ「今度の文化祭が楽しみだね〜!ねぇねぇ、マサムネ君とエッダ君のクラスは何をするの?」
マサムネ「俺は戦国喫茶と言う和風カフェだ!うどんそばや抹茶スイーツもあるぜ!」
エッダ「俺は・・・えっと・・・劇・・・」
サユリ「凄いね!絶対に来るからね!あれ?エッダ君、どうしたの?」
エッダ「その劇なんだけど・・・その・・・;」
マサムネ「こいつな、劇の主役で選ばれたんだよ。しかも、ヒロイン役。」
ナカジ「ドンマイ・・・;そう言えば、ハヤトの奴は何をするって言ってたか?」
タロー「たしか、アーケードゲームだって。小さなミニゲームをやるんだって!」
エッダ「硝子は超巨大迷路で・・・みっちゃんはメイド喫茶・・・」
マサムネ「Dはアートクレイシルバーだって。」
ナカジ「へー・・・」
後輩や仲のいい人達が出す出し物に簡単な感想を述べる(ナカジとタローとサユリとサイバーとリュータは同じクラス)。店に来る道中でも学生達が準備や話し合いをしており、一部の人達や文化祭では欠かせない重役の子は最後まで残っている。ナカジの方も厄介毎を押し付けられて苦い顔をするが引き受けてしまった以上、断る事は出来ない。いくつかの案を出す中、ギラギラメガネ団は本題を思い出す。
エッダ「・・・今年もギラギラメガネ団もステージ発表はする?」
ナカジ「するに決まってるだろ。文化祭の準備や練習などをしつつ、ギラギラメガネ団も練習をするぞ。」
マサムネ「あと、女装コンテストもあるが参加す「却下」
サユリ「ギラギラメガネ団のパフォーマンスはどうする?この間は手品でこの間はご当地ソングで・・・」
マサムネ「変化球があるのをやってみるのはどう?」
タロー「はいはーい!皆さんにお知らせがありまーす!」
ナカジ「何だ?」
タロー「実は作者からあるアニメを借りたんだ!そのアニメは外見が俺らと似てるから。それを演じてみるのはどう?」
エッダ「え!?コスプレするの!!?」
ナカジ「コスプレ・・・ちなみに女装はないよな?」
マサムネ「ないよ(あるけど」
いくつかの意見を採用し、ナカジ達は演じるのを決めた。文化祭までの間、彼らは自分達のクラスの催し物の準備やステージ発表の練習や参加イベントに使う衣装などを用意する。その間にも彼はお化け屋敷のコースと仕掛けを考案し、出来上がったベースをクラスのみんなに伝える。
ナカジ「・・・とこんな感じだ。どうだ?」
サイバー「すっげー!これなら十分に驚かせられるぜ!」
女子A「費用も十分いいし、持っているものだけでも十分足りるわ!」
男子A「なあ、これをアレンジしてもいいか?」
ナカジ「いいぞ。あと、お化け役はまだ決めていないから、今から話し合いはどうだ?」
男子B「別に構わない!ナカジ、シフトを先に選ぶ権利をあげる!」
リュータ「ナカジ、ありがとな!」
ナカジ「・・・ふん(照」
男子C「最初にここで火の球を動かす人ー!」
女子B「ゾンビメイクを勉強しなきゃね!」
DTO「お前らに朗報だー。Des組から小道具のレンタルの許可が下りたぞー。」
サイバー「先生、マジでありがとう!!」
ナカジ「ここはここでこうやって・・・」
タロー「ナカジ、俺の水のスキルでこんな事してもいい?」
サユリ「裁ちばさみはどこにあるの〜!!」
マサムネ「小道具はここに用意して・・・」
エッダ「スコアはこうやって・・・難しいな・・・」
文化祭に向けて頑張っているのはギラギラメガネ団やナカジのクラスだけではない。同級生や後輩や先生達も同じだ。彼らも本番に向けて準備や話し合い、テストなどを行う。
D「お前ら、急いで準備しろ!備品はどうだ?間に合うか?」
硝子「コースはこれでいいかしら・・・?仕掛けは・・・大丈夫よ!」
ハヤト「アトラクションの機能はこれでよし!皆さん、お疲れ様です!」
みっちゃん「文化祭まであと少し!すっごい楽しみになって来たわ〜!」
ハジメ「皆、青春を楽しんでるな・・・さーて、先生も負けてられないぞー!」
そして、全員が主役になれる文化祭の日がやって来た・・・!
あたしが文化祭でやったのはフリマとうどん屋や劇など
- ドタバタ文化祭!(準備編と当日編1)(その3) ( No.366 )
- 日時: 2013/06/03 15:04
- 名前: りゅーと (ID: BcUtmJZZ)
ナカジ「ふわぁー・・・」
タロー「ナカジ、おはよー!」
ナカジ「ん、ああ。おはよう・・・お前は元気すぎるだろ・・・」
タロー「だって、今日の日が楽しみだったんだもん!」
サユリ「私も楽しみにしてたんだからね。あ、ナカジ君、タローちゃん、おはよう」
文化祭初日の朝、ナカジとタローは通学路を歩く。その途中でサユリと合流し、三人で一緒に学校へ行く中、文化祭の事で頭がいっぱいになる。さらにエッダとマサムネにも合流。
エッダ「凄い緊張する・・・でも、楽しみだね・・・」
マサムネ「ナカジ達は午後でやるんだろ?あと、ステージ発表は成功させるぞ!」
サユリ「同じのが四日間あると大変だけど、絶対に成功させるわよ!」
タロー「絶対に成功させるぞー!」
ナカジ「もちろんだ!」
学校に着くと朝の開会宣言が始まった。学園長のMZDの話を聞き、最後まで文化祭を楽しむ事を誓うと開始の時間までに準備と打ち合わせをする。
リュータ「ナカジ達、午前中は自由に行動してくれ。最初は俺らがするから任せておけ!」
ナカジ「ありがとう。こっちもみんなに伝えておくな!」
リュータ「ビシッと頼むぜ!」
DTO「ナカジ、お前らギラギラメガネ団はステージ発表をするんだろ?その時にも宣伝を頼む!」
タロー「先生、任せてー!!」
初日からいろいろ忙しい学生達。ナカジは荷物の整理をしてから、必要な物だけを持っていくと最初にDが出しているアートクレイシルバーへ。最初に時間がかかりそうなものや屋外や遠くにある中等部の方をやりに行くようだ。パンフレットでDがいる教室へ着くと、何人かの人がテーブルで作業中。
どんなのかと気になり話を聞こうと部屋に入ると、タイミングよくエプロンをつけた当事者を発見。レクチャー中の彼は知り合いの存在に気づくと軽く手を振って挨拶をする。
タロー「D、やっほー!俺らも来たぜ!」
D「よく来たな・・・ナカジとサユリもいるから、三人で参加するのか?」
サユリ「参加しまーす!一つ聞きたいけど、アートクレイシルバーって?」
D「アートクレイシルバーと言うのはな、簡単に言うと銀粘土だ。これを焼くと本物の銀になるぞ。」
タロー「マジで!?うおっ!!本物のシルバーアクセがある!!?」
お手本や銀粘土について軽く説明し、三人を席に案内する。テーブルには銀粘土のキットや装飾品やアクセサリーパーツがある。その奥では銀粘土を焼くポットがあり、焼成中のため奥から凄い熱気が・・・。
サユリ「熱いね・・・;」
D「すまないな・・・。さて、今回はこの7gのを使って指輪やペンダントトップやチャームと小さいものを作る事が可能だ。時間と費用は少しかかるが、世界で一つしかないアクセサリーを作れるぞ。お値段は2000円ジャストで石の装飾や特殊な装飾も出来る。」
ナカジ「元が高いからそうなるもんな。じゃあ、今から作るぞ。」
タロー「はーい!」
Dのレクチャーで三人はアクセサリーを作る。彼らはデザインをしばし考えるとそれぞれ自分の好きなように作り始めた。失敗するともったいないため、三人は真剣に作る。
D「ひび割れがあるかもしれないから焼き上がりも注意した方がいい・・・」
タロー「この型を使ってもいーい?」
D「別にいいぞ。あと、文字を彫るには乾燥させた方がいい」
ナカジ「お祓いの文字を入れておくか・・・」
サユリ「石ってどんなのがあるのー?」
D「石は誕生石や天然石や合成石があるぞ。一部の石は熱に耐えられるが、不安なら後ではめ込むのもいいぞ。」
ナカジはシンプルに十字架とお祓い文字が入ったリングで、タローは水と太陽を掛け合わせた髪留め、サユリは自分の誕生石が入ったハートのペンダントトップを作り、それを金網に乗せてDに渡す。
D「焼きあがるのに時間がかかると思うから、時間になったら引換券を持参してここに来てくれ。」
サユリ「D君、店番頑張ってね!アクセサリーが出来るのが楽しみだね!」
出来上がりを楽しみにしつつ、次の場所へ。次は硝子の催し物の超巨大迷路に挑戦する。彼女がいる場所は少し遠く、敷地関係もあり屋外で行うようだ。幸いにも文化祭開催期間は天候は晴れ。問題はない。
すんなりと場所に着くと、かなり行列が出来ており、受付には硝子がいた。
銀粘土はやった事ありますが、あれは本当に楽しいですよ〜!
- ドタバタ文化祭!(準備編と当日編1)(その4) ( No.367 )
- 日時: 2013/06/03 15:04
- 名前: りゅーと (ID: BcUtmJZZ)
硝子「みんな、遠いところまで来てくれてありがとう・・・!」
サユリ「ううん、みんなが出したものを行かないのは友達には失礼だもん。入場料は・・・ひい、ふう、みい・・・はいっ!」
タロー「すっげー楽しみになって来たー!!じゃあ、さっそくー・・・」
硝子「タロー、落ち着きなさい。最初にルールを聞いて。」
ナカジ「早とちりすんな馬鹿」
硝子「ルールはこのレーダーを頼りに三つの鍵を集めてゴールに着くのが目的。レーダーには現在位置と鍵がある宝箱とゴールの位置だけが表示されている状態でスタートだから気をつけなさい。それと、プレイヤーごとによっては宝箱の位置は違うから気をつけて。」
簡単な説明をすると、彼女は来客にレーダーを渡す。レーダーには所持者の位置と宝箱の位置とゴールの位置のみしか表示されない。まさに手さぐりとも言える状態での迷路ゲームだ。
ナカジ「・・・完全に迷うだろ;」
硝子「もし、制限時間内にゴールに行けなかったり、リタイアした場合は私の能力やクラスの子の転移魔法やワープが可能な道具で外へ連れて行くから安心してね。制限時間は10分、準備はいい?」
「よーい、ドン」と澄んだ声と共に三人は鍵を探しに行く。迷路の中は白い壁とシンプルなものであり、意外にも広大であったため、鍵探しと脱出が困難だった。頼りになるのはレーダーと自分の勘のみ。
サユリ「えっと・・・こっちがこうで・・・あれ?また同じ道・・・;」
タロー「迷った〜!!ナカジー!サユリちゃんー!硝子ちゃんー!どこー!」
ナカジ「二つ目の鍵ゲット・・・!って、最後の鍵とゴールが遠いな!!?」
レーダーに映し出される自分と鍵の位置が近距離である。だが、それを阻む壁のせいでなかなか取れず遠回り・・・。予想外の難易度に来場客が悲鳴を上げる。
子供「分かんないよぉ〜!ギブアップー!!」
硝子「お疲れ様。鍵を入手出来ただけでも凄いわ。参加賞をあげるから元気を出して。」
先生「リアルに迷子になった・・・;この道はさっき来たような・・・;」
DTO「鍵は三つ手に入った!ゴールは・・・やべぇー!時間が二分切ったー!!?」
テレポート所持者の生徒「あら、十分経過したお客さんがいるわ。迎えに行かなきゃ!」
続々とリタイアする者や時間切れを迎える人がいる中、クリアする者もいた。ゴールにはセンサーがあり、最初に渡されたレーダーを察知してタイムを計測するのだ。制限時間内に辿り着けるのは誰もが望む事であり、また一人迷路をクリアする者が一人。そして、彼も・・・
ナカジ「急げ!急げ!急げ!うおお—————!!!」
残り時間が切れそうな時、ナカジがギリギリで迷路をクリアした。全部の鍵を見つけた彼がゴールに着くとセンサーがタイムを測定する。
ナカジ「タイムは9分24秒か・・・」
タロー「お疲れ様ー!俺は8分17秒でクリアしたよー!」
硝子「セーフね。時間内にクリアした人にはご褒美で小さなプレゼント。」
ナカジ「ありがと・・・これはポップ君の形をしたバッジか・・・」
硝子「私達がデザインしたバッジよ。クリアタイムによって金・銀・銅と色分けされるの。ナカジはギリギリだったから銅バッジ。」
タロー「あー、俺は違うのか。銀でタイムが彫られてる・・・あれ?サユリちゃんは?」
ナカジ「まさか・・・」
サユリ[壁]ω・`)10分でクリア出来なかった・・・
三人「あらららら」
結果次第で貰えるバッジはその人のタイムを見極めるので最高の金を貰うには7分30秒以内と結構厳しめ。ちなみにリタイアしたや時間切れの場合は基本カラーのポップ君バッジ(赤青緑黄白の5つからランダムで一つ)が参加賞で貰える。リベンジを胸に秘めつつ、体力を多く使った彼らは休憩をしてから中等部にいるハヤトのところへ向かう。
迷路は難しかったようだ・・・
- ドタバタ文化祭!(準備編と当日編1)(その5) ( No.368 )
- 日時: 2013/06/03 15:05
- 名前: りゅーと (ID: BcUtmJZZ)
ハジメ「俺らのアーケードゲームは楽しいぞー!クリアの結果によっていい物が貰えるぞー!失敗しても参加賞は貰えるから安心してもいいぞー!」
タロー「ハジメちゃんだー!おーい!」
中等部校舎の廊下でハヤトの担任である初めに遭遇。彼は体に自分のクラスの催し物が描かれた看板を身にまとい、大声で宣伝中だった。明るくてハキハキとした大きな声の持ち主に気づき、相手もこちらに気づく。
ハジメ「お!ギラギラトリオのお前らか!遠い所までご苦労様だな!」
ナカジ「先生は宣伝中か?俺らも来たから絶対に俺らの所にも来いよ。」
ハジメ「分かっているって!今、ハヤトが受付でゲームをやってるから挨拶がてらに行ってみたらどうだ?」
サユリ「分かりましたー!先生も頑張ってくださいねー!」
今の時間で知り合いが受付をしている事を聞くと三人はハヤトがいる教室へと向かう。そこに行くと赤と黒をベースにしたポロシャツとサンバイザーを身にまとったハヤトがおり、彼と同じクラスメイトも同じ服装をしている。そこにサイバーがおり、彼は受付でお金を払っていた。
サイバー「その服って自分達で用意したのか?」
ハヤト「はい、イベントでも使えるように春の時に作ったんですよ。二つほど作ったんですが、今回はこっちの方を使いました。」
サイバー「何か、施設の係員みたいで雰囲気が出てるぞ。写真撮ってもいいか?」
ハヤト「別に構いませんよ?あ!先輩方もいらっしゃったんですね!」
サイバー「お!ナカジ達も来たのか!さっきの迷路は大変だったな。」
ナカジ「あの迷路に挑戦したのか・・・」
ハヤト「先輩方は他のを回ったんですね。高等部のが凄い楽しみです!」
サイバー「じゃあ、俺らのお化け屋敷に来てくれ!ところでここって何をするんだ?」
ハヤト「じゃあ、説明をしますね!皆さんにはこのフロアにあるミニゲームに挑戦していただきます。ミニゲームは全部で7つあり、すべての制限時間は30秒です。ミニゲームのクリア数によって貰える景品が違います。全部クリアして豪華賞品を目指して頑張ってくださいね!」
サイバー「よーし!頑張ってクリアするぞー!!」
複数のミニゲームが出来る催し物に四人は気合が入る。ここのゲームは人が多く人気があるので空いているところや人が少ない場所からやっていく。
ハヤト「吹き矢は時間内に8つの風船を割ったらクリアです。吹き矢はたくさんありますので渡す係がいた方が若干楽になりますからね。」
タロー「サイバー!俺が渡すから!」
サイバー「いいぜ!全部割ってやる!」
ハヤト「ピザフリスビーは時間内に3人の口にピザフリスビーを投げて全部入れたらクリアです。特に三角のは一番難しいので気をつけてください。」
サユリ「あ!入らない!次のちょうだい!」
ナカジ「落ち着け。冷静になれば・・・」
ハヤト「ハンバーガーショットは時間内にハンマーでハンバーガーを飛ばし、回転台の容器にハンバーガーを三つ入れたらクリアです。難易度が高いですのでタイミングよく!」
ナカジ「タロー!ハンバーガーの補充を頼む!」
タロー「待っかせて!」
ハヤト「ボールビンゴは時間内に回転するターゲットにボールを投げて縦・横・斜めのいずれかでビンゴを達成させたらクリアです。ただし、投げた時の威力が弱すぎると回転しませんし、強すぎるとターゲットが一回転してしまうので注意してください。」
ナカジ「これ、意外に難しいぞ!!よし!当たっ・・・また戻ったぁぁぁぁぁー!!」
サイバー「やばい!やばい!やばい!時間が!」
残りのミニゲームもやっていき、すべてのミニゲームを終えた。結果、サユリがミニゲームを全部クリアし、サイバーとタローが五つクリア、ナカジは六つクリア。
ハヤト「サユリ先輩、パーフェクトおめでとうございます!パーフェクトは図書カード500円分です!」
サユリ「え!?いいの!!やったぁー!!」
サイバー「よかったな。しかし、さっきのミスがなかったらなー・・・」
タロー「ナカジもせっかくのチャンスだったのに・・・」
ナカジ「結果なんか気にするな。ハヤト、楽しかったぞ。俺らの所にも来いよ?」
ハヤト「もちろん、行きますよ!」
三人はサイバーと別れて知り合いがいる初等部や中等部、屋外の催し物へを見に行く。そこでも十分楽しめるものが多くあり、三人は午前中を自由に回る。
長くなりそうなので分けます。当日編2をお楽しみに!
ハヤトのアーケードゲームの元ネタは東京フレンドパークから&感想OK!