二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- サンドリヨン ( No.106 )
- 日時: 2012/12/12 19:03
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: fE.voQXi)
「は……?」
いきなりのルーミカの言葉に、すぐに状況を理解することが出来なかった俺は声を上げた。
「だからぁ、このパーティー………じゃなくて、舞踏会は、兄様とミスティア様の婚約を祝う舞踏会なんだって言ってるんです」
「は……?」
今度はミスティアが声を上げた。
そらそうだ、いくらなんでも急すぎる。
「えと…ルーミカちゃん……? 婚約って…あの…そのぉ…………」
焦っているのか、ミスティアの口からは曖昧な言葉しか出てこなかった。そんなミスティアの姿を見て、ルーミカはフンッと鼻を鳴らした。いつもは冷静なミスティアの焦った姿を見て勝ち誇った気分にでもなっているのだろうか。
「兄様とミスティア様の婚約、そのことは知ってるはずですよね?」
ルーミカは焦る俺達に向かって何やら問いかけた。
そう、俺とミスティアは生まれたときから許嫁の関係にあったのだ。その事は俺達にも知らされていたが……
「でも…婚約は私達が20になったころって言ってらっしゃったんじゃ…」
それなのだ。俺達は今17歳、婚約は20歳になった時だと知らされていたのに、矛盾している。それを聞いたルーミカは、待ってましたと言わんばかりの顔をして俺達に説明をし始めた。
「簡単に言うと…婚約、早まったんです」
「「はあああぁぁ…!!?」」
俺とミスティアの声が見事に揃う。ルーミカの話し方と言えば、重要な部分が簡潔すぎて、余計後の驚きが強くなる。ミスティアはといえば、何か言おうとしているのだろうが、あまりの驚きに声が出ないようだ。
「だ、だっておま……俺達は何も聞いてないんですよ!? それなのに勝手に決めるか!? 本人の許可ってもんはないんですか…!!??」
「兄様は驚きすぎですよ、でも決まったことだし」
「それ舞踏会当日まで言わないんですか!? 今になって言いますか!? 心の準備ってもんはないんですか!!??」
「勘弁してくれよ…」と俺は溜め息をつく。そこで、やっと冷静を取り戻したミスティアがルーミカに問いた。
「それで…式はいつなんですか? もう知らされているんですか…?」
ルーミカは少し間を開けた。こうすることで後の驚きが半端なく、混乱を招くということには気づかないのか、それとも気づいていて技とやっているのか…
「今日」
「「はあああっ…!!??」」
本日2回目。
