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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- MIZKI ( No.52 )
- 日時: 2012/10/11 01:14
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: Z6QTFmvl)
[ー第2話 MIZKIー]
外の光が眩しい。眩しすぎて、さっき流した涙も渇れてしまいそうだ。
相変わらず流れる涙はいっこうに止まる気配を見せることはなく……
「ごめん……なさい………」
何度も呟いていた。そんな時に限って、あたしの胸に更に罪悪感という刃が刺さる出来事が訪れる。
物凄い勢いであたしの横を救急車が駆け抜ける、そして、今は50mほど先にあるマスターの家へと止まる。中からはなき叫ぶボーカロイド達がマスターが運ばれる瞬間を見つめていた。
痛い。胸が刃が刺さったかのように痛む。
もう一度家の方を振り返ってみる。10人ほどのボーカロイドが出てくる中、勇馬の姿はなかった。
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