二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【カゲプロ】人間冷凍ショコラ【オリジナル】オリキャラ募集終了 ( No.265 )
- 日時: 2013/01/14 18:16
- 名前: noeru (ID: 8Iser8UO)
—————なんだか外が騒がしいな。
ディスプレイ越しに外を見ると、大変なことになっている。
グラスは割れ、ナイフが舞う。気が狂ったように恍惚した表情で笑っている少女と、彼女にそっくりな紅い目の少年が次々と襲い掛かっていく。
「……なんだ、ユキが帰って来たのか。」
自分が恐れていたはずの紅い目を爛々と輝かせて暴れる主人を見てため息を吐く。何が「自分が、目が怖いの」だか。己が欲望に呑まれているユキを見て半分呆れたように嗤う。
……また死者が出ると面倒だし、この辺で止めておくか。
「みんな、『あば』れなければィィンダョ?みんなを『ころ』すゎけじゃなぃから……ただ、『ぼく』の『そば』にぃてくれれば、それでィィンダカラ!」
僕の……否{肉体}の『目を潰す』能力は途轍もなぃ威力がぁった。本物の人間だろぅが、映像・イラストだろぅが生死問ゎず〈紅い目〉を悉く潰してぃく。僕の性質上、器の精神のリミッターを外してしまぇばこの能力を発動させるのは簡単だった。
それに僕の能力は色々と後が面倒なのだ。『目を潰す』も十分面倒だが、それ以上に手間が掛かる。
『目を潰す』能力発動は大きなリスクもぅが、器が死んでしまったら死んでしまったでしょうがなぃ。新たな器を探せばぃぃだけだ。{肉体}さぇぃればどんな器だって構わなぃのだ。この器も使ぃゃすぃぅぇに【表】と似てぃたが、身体が弱ぃのが弱点だったよぅだ。
「逃げろ!目潰されるぞ!!」
「あいつ、ナイフまで持ってやがる……」
「!団長さんの能力が効かない……?!」
そりゃそうだろぅ、と思ゎず苦笑する。【裏】の{肉体}の器……僕の器と双子のょぅだが、『目を覆う』なんて突拍子もなぃょぅな能力を持ってぃる。奴の前では全ての能力が無効化されるのだ。これはかなり有意義に使ゎせてもらってぃたが、器が【双子】の手で実体化した今は、前のょぅに捕らぇてぉくことも出来なぃだろぅ。この器も持って1年ほどになるだろぅ。【蛇】にまた手を貸してもらぅか。
ぁとは手元にぁる札をどぅ有効活用するかだが……
「ユキ、もう止めたほうがいいんじゃないか?」
ディスプレィに映ったのは見慣れた緋色の髪。
僕の存在を知ってぃる数少なぃものだ。
「……【正義】……」
テト、本名柚野 輝兎。
ユキの、僕と{肉体}の器の携帯にぃる電脳少女でぁる。