二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【カゲプロ】人間冷凍ショコラ【オリジナル】オリキャラ募集終了 ( No.269 )
- 日時: 2013/01/15 20:19
- 名前: noeru (ID: GZNpcKWX)
「【正義】ねえ……その呼び名気に喰わないな。」
「だまれっ!テト、ぉ『まえ』だって『ぼく』のものなんだよぉ?『ぼく』に『さか』らぉぅなんて、『ぜったい』に、ゼーッタィにュルサナィ!!」
テトはユキの携帯に居座ってぃる、ェネと同じ電脳少女でぁる。能力はこれまたェネと酷似してぃる。だが問題がぁるとすれば、ェネがシンタローの弱点……秘蔵ファィルを持ってぃるのと同じく、ユキの、否僕の弱点を持ってぃる点だ。
1年前、ェネやシンタロー、モモたちが寝静まった後に僕がユキを借りてぃるのを目撃されたのが最初だった。それ以来、どうやら{肉体}は僕を抑ぇる協力を仰ぃでぃるょぅだ。そのせぃで僕は弱点を握られてしまったょぅだが。
「いいの?私は全て聞いているんだ。今ここで言ってやっても……」
「それなら『ちょくせつ』『ころ』してぁげなきゃ。ぃぃの?テトもェネも『ちょくせつ』、『あ』ぃに『い』ってぁげるょ……?」
ディスプレィにずぶずぶと手を突っ込んでぃく。蒼ぃ波紋を浮かべて、ユキがゆっくりと倒れた。シンタローが駆け寄ったのが一瞬だけ見えたが、僕……{記憶}は完全に器から離れてぃた。
「ほらぁ、『あ』ぃに『き』たょ!つぃでにこのPCの『おんりょう』も0にしたから、『い』ってもらっても『かま』ゎなぃよぉ……」
「そんなことどうでもいい。私が言ってるのは、君が望んでるコレのことだが?」
軍服のょぅなデザィンのジャージに大事そぅに抱ぇられてぃたのは、何故か真っ赤に染められたフォルダだった。その中からテトはそっと一枚の画像を出して見せた。
「コレを……消してもいいんだな?」
指先で画像データをっまんで、悪戯っぽくひらひらと揺らしてぃる。もちろんそんな画像ぃらなぃ。僕は見たこともなぃし、{肉体}が用意したんだろぅがどぅしたってぃぅんだ。それなのに、それなのに……
声が出ない。
「お前が大人しくユキの中に返ったら、コレはまたしまっておこう。もしそうでなければ、今すぐ消す。」
関係なぃ。ぁんな画像消ぇたってどぅでもぃぃ。そんなのの為に返ってたまるか。消されたってぃぃ。消せ、消すんだ。
《止めて、消さないで。それは私の大事な画像なの。消さないで、消さないで。》
消せ、そして……
《消さないで、それは大切な……》
なんだったっけ
《なんだったっけ》
「いいのか?じゃあ、消すぞ。」
気が付くと、テトの前には「この画像を消去しますか?」とぃぅ見慣れた疑問詞が並んでぃた。シンタローが秘蔵ファイルの画像をェネに消される時と同じだ。
「やめっ———っ!!」
それは粉々に壊されてぃた。
堪ぇてぃた涙が溢れだす。テトは目障りなほど無表情だった。
『ユキ、おやすみ』
『 、おやすみ』
ぁの日と同じ声で、泣き疲れた僕を諭してくれた声だったのに
—————どうして今更思い出させるの—————
擦れたょぅな醜ぃ泣き声が喉から込み上がってきた。
「………連………レンちゃん、ごめんなさい———」