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『狂愛カルテット』


あと何度何度
「愛してます」と歌えばあなたは気付いてくれますか

その白い腕で顔を隠すように
君はまた笑うんだろう
もう片方の手は紅く染まったそれを
大事に握ってる

君の全てを鎖で縛りつけて
僕のものにしたらどうなるんだろう
「いらない」「興味ない」「必要ない」
あの日と変わらない
飽きた玩具を投げ棄てる無邪気な子供のまま

笑顔の裏に閉ざされた感情は全部
悲しい？悔しい？苦しい？
僕には分けてくれないんだね
陽炎が揺らめいた夏も雪が強く吹雪いた冬も
いつも僕ら手を繋いで
ただの傍観者だったんだ
耳鳴り以上に響く懐かしい四重奏
貴方が愛したあの歌声が聴こえなくなるほどに
それは鳴り響く

その白い腕で冷たく払うように
君はまた嗤うんだろう
もう片方の手は震える君の心の
引き金に指を掛けて

君の全てを鎖で縛りつけて
僕のものにしたら
君は虚ろな目で
「だいすき」「あいたい」「あいしてるよ」
あの日と変わらない
[お気に入り]を可愛がる孤独な少女のままで

まだ愛してもいいのですか
求めてもいいのですか
貴方の髪も指もその目でさえも
僕が欲しいと言ってもいいのですか
あの日のように君はそんな僕を包むように
笑ってくれるというのですか

涙の裏に隠してた。
この想いは全部、
醜い。汚い。卑劣で。
君には到底見せられないもの。
陽炎が揺らめいた夏も
雪が強く吹雪いた冬も
貴方と繋いだ手をずっと
離したくなかった

造られたカオの下に隠された僕を返してよ
たった一粒の涙さえも笑顔の私に埋もれてく
あの日あの時１度でも
僕を愛してくれましたか

暗い暗い箱庭で君を待ってたんだ
愛しい。恋しい。寂しい。
どんなに傷付いても貴方が好きだと。
陽炎が揺らめいた夏も雪が強く吹雪いた冬も
結局僕はいつも独りぼっちだったけど
耳鳴り以上に響いた
愛しい四重奏
貴方が愛した歌声がまた聴こえますように
僕は泣き叫ぶ

薄れゆく意識の中で
聴こえたよ
君の確かな愛の歌



あとがき

長い。他はもっと短いのに圧倒的に長い。
あえて言うなら『とても重たい純愛歌』ですね((言いたかった
タイトルと内容は病み属性オンパレードですけど。一応狂愛歌です。
皆様のオリキャラたちの楽曲とも繋がっております(*^_^*)
テトちゃんと連くんのは完成済みで、現在エンカちゃんの楽曲作りで寝不足です。気合スイッチ入って深夜１時まで携帯とにらめっこしてました。
どうやら俺の気合スイッチは携帯と創作欲が所有しているようです←
考えるのはさくさくっと行くんですけど、いいフレーズ思いつきっぱなしな全自動フレーズ製造機は己の睡眠時間を糧に動くようです(ニッコリ)
だがしかしからくりピエロの失恋半端ない勝てないorzクッソウッ
そしてマイク買えないニコニコ登録OK出ないorzクッソォォッ!
本気を証明するために進路の授業で将来の夢に「歌い手で月収３５万稼いで食べていく」て書いてきます(^^)v
話脱線しましたがまあそんな心境で書いた曲です！！
どうしたらこうなるっていうツッコミは無しでお願いします