二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【カゲプロ】人間冷凍ショコラ【オリジナル】オリキャラ募集終了 ( No.400 )
- 日時: 2013/04/22 23:14
- 名前: noeru (ID: LXdW04Mg)
- 参照: アヤノの幸福理論泣けなかった なんか泣いたらダメな気がした
君に伝えたいことがあったんだ。
私はどうしたらいいんだろう。
行き場もないよ、もう帰る場所もないよ。君はいないよ。
いくら泣いても泣き足りないよ。
大好きだよ。
とりあえず蹲って空を見上げてみた。
太ももに当たる胸から感じる心拍数がどんどん早くなってさ。
手を突っ込んで心臓を抜き取りたくなったんだ。
君が消えた日の空はとても暑くて息苦しかった。
呼吸が詰まって何も話せない頃に戻っちゃった。
知ってたよ。
君以上なんて、
一度だけ、一度だけでいいから心から泣きたかった。
声を上げて、私はここにいるよって、君の存在をずっと見てるよって。
今日も傍にいるよって。
明日も笑ってるよって。
いつまでも大好きって。
一緒に生きたいよって。
死にたくないよ、助けてよ、
一緒に救われて欲しいって。
謝るよ。
後悔だらけの人生で、肯定されることも出来なくて、誰かに、君に、しがみついて『死なないで』揺蕩うように毎日を過ごして、ずっとずっとどん底に沈んだみたいで、「どうして連れて行ってくれなかったの」なんて顔も知らない家族を恨んでしまって、首を掴む悪い癖は今でも消えなくって、「もう幸せってなんなの」なんて自己嫌悪に陥って、でもまだ君が好きで、好きで、想いで押し潰されて、いつか窒息死してしまえばって。
君にしがみついて、
お願い消えないで、まだここにいて。ここに、ここにずっといるから。
無理しなくていいんだよ。頼ってよ。
1人になろうとしないで。
独りになるのは、私1人で充分だから。
もともとそういう運命だから。
幸せとか終わりとか壊れるとかそれ以上に、さ。
最初からなんにもない世界でした。
愛する人たちにしがみついて生きていたのは、私。
貴方を好きになって、貴方と笑いあえた日が、
どれほど嬉しかったか。
どれほど愛しかったか。
どれほど温かかったか。
どれほど、名残惜しくて必死に求め続けたか。
希望を求めることをとっくに諦めていた私に、光を色をくれた。
苦しいね。寂しいね。
お別れって怖いね。
私が灰になる日は、君が自由になれる日なのですね。
「また今日も、君が好きだった。」
—————繰り返す後悔の話。
「そんな日々を、いつまでも願おう。」
—————心に残した思い出の話。
「天邪鬼な私の、不器用な別れの歌。」
—————温かな彼女の痛みの話。
「君を探す、犠牲になった。」
—————否定された『私』の話。
『少しでもそれを、解っていられたなら』
両目から溢れる明日の
受け止め方を教えてください。