二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ギルティクラウン-Everlasting every days- ( No.48 )
日時: 2013/02/23 17:22
名前: ウルフラム (ID: mVHy..WT)




午後4時45分31秒

あれからどれくらいの時間が経過したろうか。

西日の強過ぎるくらいの光の強射により、硬い黒色のアスファルトが盛んに光り輝き、その西日に照らされた無数の砂埃と黒煙の中、そのいてつく様な美しく悲しい光景を見ることも出来ない集がアスファルトに白杖を細かな刻みを入れながら位置確認をしてきて、流石に駆け足でここまで移動するのはかなりの重運働だったと言わざるを得ない。
ほんの一歩でも確信が無ければ踏み出すことの出来ない両足が迷いなく動いてくれるのには様々な想いが詰まっている証拠であるのと同時に、確かな確信が集に取り付いているからだったが、今この状況、この光景を目で見ることのできない集にとって、迷いなく進むという行動を選択するのは至極難関であり、不可能であった。
その理由さえ、案外シンプル極まりないモノだったりする訳で、つまりは巨大なある程度の高さは保持しているビルを丸ごと全て飲み込む程の、











巨大過ぎる、大爆発であった。