二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ギルティクラウン-Everlasting every days- ( No.49 )
日時: 2013/03/29 14:54
名前: ウルフラム (ID: mVHy..WT)

3500参照ありがとうございます!
学生生活との兼ね合いも上手くやって書いていきたいと思うので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは更新をさせていただきますので、よかったらお願いします。
以下本編









午後4時50分52秒


幾万もの人々が目を疑ったそれは余りに突然に起きたと同時に、耳に、また各々の人々に刹那にして焼き付けられた。

そしてそれは彼ら人々によって無茶苦茶に再構成され、爆発という事実から、悲劇という状況
へと変換され、ついには

人々の認識は「珍しい産物」という現象に、最終的な着陸地を見つける。



「何アレ?爆発かなんか?」
「火事、じゃね?……ちょっと俺写メ撮ってくる」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」


「あっちの方だね、ちょっと見てかない?」
「いいね、オッケー……タブレット、タブレットと……」
「あとででいいじゃん、そんなの、サツ来たら面倒だよ?」
「あ、そっか。じゃ、行こ行こ!」


「スゲー火だな、観て行かないか、カヤ?」
「えっ、でも……、危ないよ。あのビル、倒れそうだよ、ねぇ」
「大丈夫だって、心配ない心配ない」
「うん、いやでも……、」
「いいから、行くぞほら!」
「あ、待ってって!?」




人々はほんの数年前の革命よりも、今ある状況の希少さに釣られ幾千、幾万もの人々が爆破炎上した高層ビルを取り囲む様に集まり介し、一斉に空高くを見上げ、殆どの人々がタブレット端末片手に写真、動画を撮り、物珍しそうな目をしながらじっと見つめていた。