二次創作小説(映像)※倉庫ログ

メカクシ団 ( No.11 )
日時: 2013/04/02 18:10
名前: 盾無桃李 (ID: FOqQFS6Q)

 「さぁってキド 作戦はどうします?」

 「そうだな……カノがパトカーや白バイになって飛び出してしまうのもありだな。」

 案外真面目に考えている時だ。

 「あっ、キド キド、なんか面白い事になりそうだよ!」

 車を再び視るよう促した瞬間
 ひときわ大きくブレーキ音が鳴り響いた。
 車が止まろうとしている。

 「よし、行こうか!キド」

 「まて、様子がおかしい。なんでこんな所に止まる必要がある?」

 冷静沈着に判断をしたキドが疑問を投げかけた。
 その答えと思わしき回答をカノはにやけて言う。

 「そうだね。きっとその子が見えているんだと思うよ。乗客全員がサングラスしているし。」

 「そんなチートみたいなことあるわけが……」

 しかし、止まりかけた車から飛び降りた男は確かにサングラスをしていた。
 そして、平然とうずくまる人へと近づいた。
 辺りの一般人は何かのパフォーマンスをするのかと期待に満ち溢れ出した。
 だが、近寄っていくたびに見えてない相手は嫌がっていた。
 尻餅をして恐がってはいたが、睨みをきかして必死に抵抗していた。

 「これは、助けるしかないな。行くぞカノ!」

 「了解」