二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- メカクシ団 ( No.13 )
- 日時: 2013/03/18 00:33
- 名前: 盾無桃李 (ID: zjy96Vq7)
「あ〜ナンバー無いね、それに窓にはカーテンしているし計画犯罪なのかな?」
助けるためにと、さっきまで奴らが乗っていたワゴン車へと近づき挟む様にして3人の方を覗いた。
カノはベッタリと張り付き中を覗いている。
なにか、探してみている様子だった。
「いいから、カノ行くぞ!」
「え〜行くの?だって助けようとしている子銃持っているんでしょ?」
ニヒヒと男が笑った。
キドが伝えてくれた状況にただただ驚いているだけのようだ。
それを冗談めかしく言ってみただけの様子。
「こうなったら、カノ警官になって突っ込んでこい。」
「無理でしょ、サングラスは効かないみたいだからね。」
何気に語り過ぎたらしい。
誰も居ないと思っていた車の運転席からサングラスをした人物が顔を覗かせた。
「おい!そこに誰か居るのか!」
「うお、声も聞き取れるのか!」
「存在がバレているんだ予想は付くだろ!つっこむぞ!」
「なんでやn──イデッ」
ボケてみせるカノを小突き運転手の顔へと手を伸ばした。
必死に抵抗されたが2人を相手にしているためなすすべもなくサングラスを奪い取った。
カノは満足そうにその盗んだサングラスを面白そうに眺めていた。
「くそっ、おい!こっちにもいる──わあっ」
運転手はひっかかれた顔に手を当てながら仲間へと叫んだ。
その顔にグーでパンチを入れると、まるで見えてないような反応をした。
「おぉ!せいかい、正解、見えるよあの子。」
カノはサングラスを目にして子供のように興奮した。
やはりサングラスが原因なのだ。
「よし、次いくぞ!尻込みしている奴らのも取ってやれ。」
「銃は?」
「多分、きっと、大丈夫だ。」
「キドらしくないね〜。」
癖なのか、再びカノがニヒヒと笑う。
それに対してキドはまた小突き返した。
「俺から行く。説得してみるからお前はサングラスを奪え」
「いいや〜僕も一緒に行くよ。」
また、ニヒヒと冗談めかしく笑って見せた。