二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 任務作戦会議 ( No.25 )
- 日時: 2013/05/12 16:18
- 名前: 盾無桃李 (ID: c.0m5wa/)
゜゜゜キド視点゜゜゜
急に泣き出し、急にアイツは倒れた。
何かと騒がしい奴だ。
きっと疲れていたのだろう。
落とした携帯を拾い上げてみた。
その際ボタンに触れたらしく送信されたようだ。
慌てて停止しようとするとパスワードにより防がれなすすべがなかった。
あんな意味不明なメールが届くと相手は驚くな。
タイトル画面へ戻るとメールや着信が数十件届いていた。
再びいじろうとしても全てパスワードがかかっていた。
どれだけ用心深いんだ。
面倒くさいだけだろうに。
横長のソファへ寝かせてやってその隣に携帯を置いてやる。
コイツ何度逃げ出そうとしたか。
逃げ出す理由なんてあるのか?
そんなに俺らは怖く捉えられたか。
それにしても、この銃一件玩具の様に見れるが弾を替えただけでマジで撃てる構造になっていた。
「これ、エアガンかな?ほら、キド、バーン★」
ふざけてカノが机に置かれた拳銃で遊びだした。
始めは撃っている振りだったがリロードして適当に壁に撃って見せた。
すると、どうだろう、勢いが良すぎて片道3メートルの距離を行き来した。
戻ってきた弾はカノの目元スレスレでかすれ本棚の本に穴を開けた。
勝手に人の物を触らない事を教え込むいい薬になった。
見せて貰ったところこのエアガンもそうだ。
少し威力の強いものだなと思っていたが、こんな仕掛があるとは。
最近の玩具業界はどうなっているんだ。
「ねぇーねぇーキド、この子を捕まえ様としていた奴らなんだったんだろうね。こんなサングラスを開発するぐらいだもんきっと能力者を襲っているんじゃ。」
「そうだな。こいつのためだけに作り上げたとは思えない。」
「数人警察に捕まっていたよね。」
思い出すようにカノがつぶやく。
でも、なんか誘っているかのようだ。
「行ってみるか。」
ため息混じりに提案する。
その答えに少し躊躇して見せた。
「久しいなぁ〜日常的平穏はどこへやら」
カノはそう言いながら楽しみでしょうがない様子だ。
待ちきれないと言いたげにウロウロし始めた。