二次創作小説(映像)※倉庫ログ

駆け出した真実 ( No.4 )
日時: 2013/02/20 22:02
名前: 盾無桃李 (ID: xoJWIaF4)

あぁもうボクはなんてことをしてしまったんだ!
なかなか使わない頭を動かし始めパニックに陥った。

「ふぁぁ、あの!イヤ、イヤホンつけ……いたんじゃぁなくて…あぅぅぅ。」

なんて言うことを言うか!ボク!
相手はフードをかぶっているんだ、普通気づくはずがない。
訂正をかけようとするが口ごもってしまう。
ごまかしは苦手だ。

「あぁ、よく気づいたな。ちょうど充電が切れたんだ。」

相手はきちんと答えてくれた。
なんとタイミングの悪い充電だ!
それよりなんとかしてあの発言を撤回しなくては。

「あぁのえぇっと、団体のことはですね‥そのあの…前にあったあれで知りましてね……こう、す、すごいなぁって思っ……じゃなくてボクはぁ!」

ダメだボクの思考回路ではいい作戦が思い浮かばない!

こうなったら……


「スミマセン モウ ワスレテェ!」

逃走という名の作戦を実行へ移す。
相手の、彼女が何か言っていたが
もうボクの耳には届かない
必死に走りだした。