二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 団体入団 ( No.41 )
- 日時: 2013/05/14 00:10
- 名前: 盾無桃李 (ID: e2r21W3i)
なにかしようと考えると能力の事から順にでてくる。
それでちょっとした解決が出てきた。
「あ、あの…………」
頑張って声をかけてみる。
ちょっと顔が出てきたのを見計らい能力を展開してみせた。
「ぅ、うわぁ!!」
マリーちゃんから感嘆の声が聞けた。
「セト!見てお花〜!」
「そうっすね。」
今ボクは最大出力できる限りを尽くしてお花畑を見せている。
マリーちゃんが喜んでくれて嬉しい。
そんな気持ちになれた。
でも、それに対しキドさんはけげんそうな表情になった。
「何をしたんだ?」
「カノさんの……能力を使ってみました。……どうですか?」
「そうか。」
感想ナシ。
あいからわず冷たくてクールだ。
なにか悪いことでもしたかな?
もうちょっと何かしてあげたかったけれど限界が見えてきた。
能力を切り、花々を消した。
ドッと疲れが溢れ出た。
「ありがと……」
マリーちゃんがやっとボクへ言葉を投げかけた。
こうして上手く行ったと思ったつかの間
しばらく時が経ち
マリーちゃんはあれ以来ボクへ声をかけなかった。
でも、頑張って目の前に座っている。
ボクも声をかけられずただ沈黙して向かい側に座っていた。
まるでお見合いだ。
「ほら、マリー自分から友達作りたいって言ったんだろう?」
キドさんが後押しするがまったく動じず。
なんかマリーちゃんの顔青ざめてませんか?
ぼやけてもしっかりと色白と映り込んだその肌はまるで今にも倒れそうな勢いだった。
そう言えば、夜なべして眼帯作ってくれたんだ。
相当無理しているのだろう。
「あ、………マリーちゃん…大丈夫?………寝た方が……」
「ぅ、うん……そうする。」
そうしてマリーちゃんはフラフラと自分の部屋へ戻っていった。
「間が悪いな。不要な親切だ。」
後ろからキドさんが渇を入れてきた。
やっぱりボクはタイミングが掴めないんだ。