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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 現場移動 ( No.47 )
- 日時: 2013/05/20 21:30
- 名前: 盾無桃李 (ID: 0JVwtz5e)
「よし、行くか。」
時計は7時を指していた。
今から情報収集のために警察署へ乗り込みに行く。
ボクが足を引っ張るのを想定にしてくれると嬉しい。
視力も悪いためアシストしてくれたらなお嬉しい。
でも、そこまで気を配って貰うと任務が進まないから黙って置く。
持ち物はほぼ携帯のみ。
手ぶらに近い状態で落ち着かない。
ナイフとか要らないと言われ隠されてしまった。
警察署に行くわけだから何かあったとき不利になると言われると納得いった。
でも、普段があれだから落ち着かない。
格好は、ピッチリ全身黒タイツにブカブカの半袖、短パンとオマケのバンドやポーチ。そして、頭に包帯と鼻に絆創膏、左目には眼帯とアイテム満載の状態だった。
元々の服はマリーちゃんが洗ってくれたようだが、真夏日という渇きやすい時期だがさすがに日の当たらない夜だったので乾かなかった。
裏路地と言うアジトの配置にも原因はあると思う。
マリーちゃんを責めるわけにはいかない。
「行ってらっしゃい。」
玄関でセトさんが爽やかな笑顔で見送ってくれた。
できた奥さんだな。
「行ってくる。」
そして不愛想なキドさん。
まるでお偉い会社員である旦那さんだ。
「行って来ます。」
続けてボクも定番のあいさつをする。
「いってきま〜す。」
例えるならカノさんは学生かな?
これで家族構成とか出来そうだ。
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