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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 潜入捜査 ( No.62 )
- 日時: 2013/06/02 14:15
- 名前: 盾無桃李 (ID: pNKCfY7m)
一段一段ゆっくりと階段を下りた。
階段と言うのは酷いものだ。
登りは足でしっかり身体を支えられ上へ上がっていくのに対して、下りは一度宙に浮かせ、重力任せにズドンズドンと降りなくてはならない。
怖いことこの上ないではないか。
ようやく四階と三階の踊場に来た頃下の方から話声が聞こえた。
どうやら別に階段を使用して登っている者が居るらしい。
登るだけだから楽なんだよなぁ。
エレベーター使ってもいいんだがキドは許さないだろう。
そうしている内に下から三階へ登る者が視界に入ってきた。
どうやら、脅かしてしまった男性達のようだ。
あいからわずまだ脅えてガクガク震える足をなんとか運んで移動していた。
それを肩を組む形で能力者のお兄さんともう一人制服を着た警官がサポートしている。
あれ?よく見たらカノではないか。
目を欺いて歩いている。
どうやら紛れ込んで情報を探しているようだ。
だからと言ってもボクはこの階段を下りれる気になれず三人を見送った。
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