二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンBW2〜双子の英雄ともう一人の英雄〜 ( No.10 )
日時: 2012/11/25 18:16
名前: シグレ (ID: pbINZGZ2)

第2話 選んだポケモン

空には沢山のマメパトが飛んでいる中、キョウヘイとヒュウは走り出していた。

「早くお前のポケモンを貰いに行こうぜッ!」
「うん!」
息を切らしながら、二人はヒオウギのシンボル、ヒオウギ見晴台の階段を上がる。
「はぁ…はぁ…」
階段はとても長く、苦しいがキョウヘイは走るのをやめなかった。
今は苦しいというより、早くポケモンを貰いたいという気持ちがあったからだ。
そして、階段の先から一筋の光が見えた。

見晴台に着いた。そこには一人の少女と一人の少年が景色を眺めていた。
「君は…」
キョウヘイがそう言った瞬間、少女は「まぁ!」と振り返った。
少女の容姿はリボンのついた大きな緑の帽子を被っていて、赤いメガネをかけている。彼女がベルだろう。
「会えて良かった〜!」
少女が笑顔でそう言って、キョウヘイとヒュウに寄る。
「初めまして!あたしはベル!あなたがキョウヘイ君ね」
「はい!」
「では、あなたにお尋ねします。ポケモン図鑑完成に協力してくれますか?」
答えはもう決まっている。
「はい!」
キョウヘイは力強く答えた。
「有り難う!あなたのおかげでアララギ博士の研究がはかどります!それでは、じゃじゃーん!!」
ベルは3個のモンスターボールが入った箱を出した。
「この中に、あなたのパートナーとなるポケモンがいるの!」
ベルは3個のモンスターボールを一斉に投げた。
へびのようなポケモン、豚のようなポケモン、ラッコのようなポケモンが出てきた。
「まず最初のポケモンはツタージャ!クールで草タイプのポケモンなの!」
ツタージャはツンとした態度で、キョウヘイを見た。
「次はポカブ!炎タイプのポケモンで、鼻から炎を出すの!」
ポカブはとても元気だ。
「最後はミジュマル!水タイプでホタチの使った技が得意なの!」
ミジュマルのお腹についてある貝殻をホタチというらしい。
「好きなポケモンを1匹選んでね!」
キョウヘイは悩んだ。どのポケモンも良さそうだし、強そうだ。
ふとミジュマルを見る。
黒と少し青が入った瞳が綺麗だった。キョウヘイの心を奪わせた。

ー決めた。