二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンBW2〜双子の英雄ともう一人の英雄〜 ( No.37 )
日時: 2012/11/27 14:32
名前: シグレ (ID: DWz/vbtf)

第6話 出会ったポケモントレーナー

19番道路

「おうい!こっちだよ!」
奥でベルがキョウヘイとラウルを待っていた。

「ベルさん」
「なんだかあの日の1番道路を思い出しちゃうな」
ベルは呟いた。
「どうしたんですか?」
「ううん、何でもないよ。気をとり直して…はーい!それでは説明を始めるねえ!ポケモン図鑑のページはね、ポケモンと出会うことで自動的に埋まっていくの!でポケモンを捕まえたら更に詳しい情報が追加されまーす!ということでお手本!あたしが実際にポケモンを捕まえてみせるよお!」
ベルは草むらの中に入っていく。

草むらの中に性悪ポケモン・チョロネコが飛び出して来た。

ベルは子犬ポケモン・ヨーテリーを繰り出した。
「ヨーテリー体当たり!」
ヨーテリーはチョロネコに体当たりをした。かなり効いている。
「モンスターボールを使う前に、ポケモンの体力を減らすと良いよ!」
ベルはバッグからモンスターボールを取り出す。
そしてベルはチョロネコに向け、モンスターボールを投げる。


クルッ…

1回…

クルッ

2回…

クル…

3回…

カチッ

ゲット成功。

「お疲れ様、ヨーテリー」
ベルはヨーテリーのモンスターボールをしまう。
「よかったあ!ポケモン捕まったよお」
ベルは胸を撫で下ろした。
「あっ、あのね、今のポイントを説明するね。まず、元気なポケモンは捕まえにくいの!覚えといて。だからポケモンの体力を減らした方が良いんだよ。捕まえたいポケモンを自分のポケモンの技で眠らせたり、麻痺させると更に捕まえやすくなるよ!」
確かヒュウもそんなやり方でやっていてな、とキョウヘイは思った。
「お友達にタウンマップを届けに行くんでしょ!」
ベルは東を指差す。
「隣町のサンギタウンへは、このまま真っ直ぐ進めば良いよ」
「有り難うございます!」
「それじゃあ、たっくさんのポケモンと出会ってたっくさん捕まえてねえ」
ベルは去った。

「行こうか、ラウル」
「うん」

その時、頭上から声がした。
「そこのトレーナー達!!」
「「?」」

頭上を見上げると、赤い髪をした男性が崖に立っていた。首にモンスターボールを吊るしている。
「わしはアデク!ポケモンと共に歩む…その素晴らしさを皆に伝えておる酔抂なポケモントレーナーよ!」
アデクは崖を飛び降りた。

「うわっ!!Σ(゜□゜)」
キョウヘイは思わず声を上げた。

「お前さん達は…?」
「俺はキョウヘイです。で、こっちがラウルです」
「初めまして」
ラウルは服の裾を持ち上げ、お辞儀をした。
「キョウヘイとラウルというのか!」
アデクはミジュマルのモンスターボールを見る。
「お前さんのミジュマル、なかなか良いポケモンだな!だがトレーナーであるお前さんはちょいと未熟…。よし、ちょいと鍛えてやろう!わしについてこい!」
アデクは東の方に行った。

「はい!」
キョウヘイとラウルはアデクの後を追った。