二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンBW2〜双子の英雄ともう一人の英雄〜 ( No.71 )
- 日時: 2012/12/01 15:13
- 名前: シグレ (ID: pbINZGZ2)
第10話 アデクの特訓
「ミジュマル!体当たり!」
ミジュマルはキョウヘイの指示に素早く体当たりを繰り出した。
相手は野生の泣き虫リオルだ。
リオルは交わして、電光石火を繰り出す。
「ミジュマルもう一度、体当たりだ!!」
リオルとミジュマルはお互い体をぶつけ合った。
ミジュマルとリオルが倒れる。
「ミジュマル、大丈夫か?」
ミジュマルは立ち上がり、頷いた。
「よし、ミジュマル水鉄砲だ!!」
ミジュマルの水鉄砲が辺り、リオルは倒れた。
「ミジュマルお疲れ様」
キョウヘイはミジュマルをモンスターボールの中に戻す。
「キョウヘイ、すごいね。ミジュマルが強くなってるよ」
ラウルはパチパチと拍手をした。
「そうかな?」
「そうだよ」
リオルは立ち上がり、キョウヘイの元へ寄る。
「ごめんな、練習相手にして。大丈夫だったか?」
リオルは頷いた。
「そっか、なら良かった」
キョウヘイは立ち上がった。
「ラウル、サンギに戻ろう。アデクさんが待ってる」
「そうだね」
ラウルは頷いた。
「じゃあな、リオル」
キョウヘイはリオルに踵を返し、去ろうとした。
だがリオルに呼び止められた。
「なんだよ?」
ラウルは頭を!マークにした。何か分かったらしい。
「リオルは君の仲間になりたいんじゃないか?」
確かにリオルの顔を見ると、一緒に連れていってほしいと言っているみたいだ。
「俺と一緒に来るか?」
リオルは首を縦に振った。
「よし!いけ、モンスターボール!!」
キョウヘイはモンスターボールを投げた。
クルッ
クルッ
クルッ…
カチッ
ゲット成功。
「よし、リオルゲット!」
キョウヘイ初のポケモンゲットだ。
サンギタウン
北ではアデクが待っていた。
「おう!友達にタウンマップを渡せたようだな!」
「はい!」
アデクはじっとキョウヘイを見る。
「ふむう…!」
「え?」
「わずかの間に、お前さんもポケモンも見違えるようだ!よし!鍛えるのはなし、代わりにお前さんとポケモンの力を貸してくれい!」
「はい!」
アデクの家
アデクの家の中には、男の子と女の子がいた。
「あっ!アデクさん。その人を鍛えてあげるの?」
「えーでもこの人なんだか強そうだよ!」
男の子は弱音を吐く。
「おう!強いだろうな。だが負けて学ぶこともある。それに何よりポケモンバトルは楽しもう!と言っているだろう。という訳でキョウヘイ!彼等の相手をしてくれい!」
「はい!」
キョウヘイは元気に答えた。
「じゃあ僕から行きます!バオップ!」
男の子は高温ポケモン・バオップを繰り出した。赤い猿みたいな容姿だ。
「いくぞミジュマル!」
タイプの相性ではミジュマルが有利だ。
「バオップ、引っ掻く!」
「ミジュマル、かわせ!」
バオップの引っ掻くにミジュマルは素早く交わした。
「ミジュマル体当たり!」
「バオップ、もう一度引っ掻く!」
ミジュマルはバオップにぶつかろうとしたが、バオップの引っ掻くにより、失敗した。
「ミジュマル水鉄砲!!」
「バオップ、舌で舐める!」
バオップは攻撃する前に水鉄砲を食らい、倒れた。
「あ〜あ、負けちゃった」
男の子はバオップをモンスターボールの中に戻しながら、悔しそうに言った。
「今の勝負はどちらも天晴れだったぞ!」
アデクが誉める。
「さて、次は…」
「はーい!」
女の子が手を上げた。
「次の相手はあたしだよ!ヤナップ!」
女の子が繰り出したポケモンは、草猿ポケモン・ヤナップだ。バオップと容姿が似ている。
「戻れ、ミジュマル」
キョウヘイはミジュマルをモンスターボールの中に戻した。
草タイプのヤナップと水タイプのミジュマルは相性が悪い。リオルを使うしかない、とキョウヘイは考えた。
「いけリオル!」
タイプとしては相性は普通だ。
「リオル電光石火!」
「ヤナップつるの鞭!」
ヤナップはつるの鞭でリオルを叩く。
攻撃が当たってしまったため、電光石火は失敗だ。
「ヤナップ、引っ掻く!」
「リオル、はっけい!」
はっけいがヤナップに辺る。ヤナップは振動し、麻痺になる。
「リオル電光石火!」
リオルの技が急所に辺り、ヤナップは倒れた。
「いやあ実に心踊る戦いだったな!どのポケモンからも、嬉々とした気持ちが伝わってきたぞ!」
アデクはさっきのバトルを見て、満足したようだ。
「どうだキョウヘイ!ポケモンのタイプは勝負において大事だろう。水は炎に強く、炎は草に強く、草は水に強い…。最もタイプの相性だけで、全てが決まる訳ではないがな!」
「でもね!でもね!」
女の子が話に入る。
「ポケモンのタイプとタイプが同じだと、技の威力が増すんだよ!」
「縁の無かったポケモンや人と出会う…。それが旅の良さだな!」
「はい!有り難うございます!!」
超長い…。