二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンBW2〜双子の英雄ともう一人の英雄〜 ( No.8 )
日時: 2012/11/25 17:12
名前: シグレ (ID: xJkvVriN)

第1話 ベルを探して

「ベルって人は何処だろうな〜。」
キョウヘイはベルを探している。
母が言うには、大きな帽子が目印らしい。
その時、幼い子供の声が聞こえた。
「キョウヘイさーん」
声の主は、キョウヘイの幼馴染みのヒュウの妹だった。
ヒュウとヒュウの妹がやって来た。
「ヒュウ兄!ヒュウ兄の妹ちゃん!」
ヒュウはハリーセン頭が特徴だ。
「よお!ポケモンは手に入れたかよ?この辺りにはポケモントレーナーがいなくて、俺も退屈なんだよ!」
ヒュウはキョウヘイより歳上で先にポケモンを手に入れていた。
「それがねヒュウ兄、ベルって人が俺にポケモンをくれるんだって。そのベルさんが此処にいるらしいんだけど…」
「キョウヘイさん。……ポケモンをもらったらぜったいたいせつにしてあげてね」
「わかってるって!」
ポケモン好きなキョウヘイには、ポケモンを道具扱いにさせない。
「よし!お前のポケモンを貰いに行くぞ!俺にはやることがある!そのため相棒のポケモン以外にも頼れる人間がいるんだよ」
キョウヘイはその「頼れる人間」が分かった。自分だ。
「それって、俺のこと?」
「そう!お前だよ、お前!お前、センスがありそうだからな」
ヒュウは妹に顔を向けた。
「先に帰ってな」
「はーい!おにいちゃん。じゃーねー、キョウヘイさん」
「あぁ!じゃあな」
キョウヘイは手を振ってヒュウの妹の帰りを見届けた。
「よーし!ベルって人を探せッ!行くぞ、キョウヘイ!」
「あぁ!」
キョウヘイとヒュウは一斉に走り出した。