二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その1 ( No.114 )
- 日時: 2013/12/03 08:35
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
今回は紅葉狩り後編!他の作者のキャラも登場します!
王ドラ「見事な秋晴れになりましたね」
紅に染まった森を見て、上空の空を見た中国の猫型ロボットの感想はそれだった。
紅葉狩りは前回、チームヴェルターとRSのユニット達によって午前中は中止されたが、午後は通常通り開始されたのだ。
因みにいくつかチームに分かれており、まずは招待した桜さんのキャラ(約2名原型体)とヤマビコさんのリク、カイリ、ソラの3人、八雲の『ヴァイスシュヴァルツ!ステージオン!』の主人公、赤星李里香。そして、この山に詳しいカジカ、そしてユイと安部菜々だ。
ここは前回述べた通りに栗やキノコなど秋の味覚が豊富で、少しなら旅館に持ち帰ることも可能なのだ。
ミニッツ「あ、キノコ見つけた!」
ドラリーニョ「本当だ!小さいけど何か可愛いね〜」
王ドラ「ですが、こういうのって大抵毒があるんですよね;」
ふと、ミニッツが白く小さなキノコを見つける。
大抵こういうのは有毒性があって、興味本位で口にすれば卒倒。最悪死に至るケースもありうるのだ。
ソラ「よーっし!だったら俺が毒味を——」
カジカ「はいはいはいはい、下手に食べたら死んじゃうからね〜」
ソラがおっしゃー!と言わんばかりに手に取った瞬間、カジカが釣竿を使ってヒョイ、と小さなキノコを奪い取る。
そして自分の隣に居たユイに調べてもらう。
ユイ「これは、《ベニアズマモウドクダケ》ですね」
李里香「……なんか、毒々しい名前ね;」
カジカ「うん、毒々しいって言うよりモロ毒だね。一口食べたら即あの世行き確定なくらい強烈な」
カイリ「やっぱり毒持ちだったんだ;ソラが食べる前で助かった;」
ソラ(((°Д°;;)))gkbrgkbrgkbrgkbr……←さっきそのキノコを食べようとした人。
ドラリーニョ「ソラ!落ち着いて!!」
カジカ「まあまあ。でも、こういうの多いんだよね;支配人さんの話からも、今まで毒持ちのキノコを持って来たお客さんが大勢居たから毒持ちと毒無しを選別するのに苦労したって」
ラン「だったらもう採るのやめたらどうなんですか?そうすれば被害も——」
カジカ「気持ちはありがたいけどね。おいしい秋の味覚もあるってのも事実だからね……;」
あはは……と空笑いするカジカ。
こんなに毒キノコとかがわんさか生えているなら持ち帰ったりしないだろう。
すると……
「ぎゃあああああああああああああ!!!?」
桜組&ヤマビコ組&カジカ&ユイ「!?」
ラン「今度は何?!」
悲鳴の上がった方向へと向かう7人。その光景は……
リク「え?誰……?」
?「誰だじゃねーよバカヤロー!」
紅い髪の女性が涙目で吼える。
その奥には大人はやて大人の容姿になったキャロ、そしてエミ。そして髪形をサイドポニーにした大人なのはが。
その傍らでどうしていいかあわてるカムイとエリオと、ショックで石化したフェイト。
……あれ?ちょっと待て、なのは達がここにいるって事はまさか……;
李里香「まさか……ヴィータちゃん!?」
ヴィータ「……うん;」
王ドラ「いやいや、だったらなんで大きくなってんですか!?」
カムイ「それが、俺らが来た時はもう……」
菜々「じゃあ、ヴィータちゃん達なら知っていると?」
菜々の台詞にヴィータは頷き、そして語りだした……
デカヴィタネタはピクシブにもあります。
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その2 ( No.115 )
- 日時: 2013/11/30 21:37
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
〜回想シーン〜
キャロ「すっごい紅葉だね〜」
エミ「うん!皆とも久しぶりに会えたし、楽しくなりそうだよ!」
紅葉の森の中、久しぶりの再会を喜ぶエミとキャロ。
奪還中以来会っていなかったので、2人とも再会に喜んでいた。
エリオ「それにしても、アニメのほうは凄い事になってるね、カムイ君も大変な事になってるし……;」
カムイ「あははは……;いや全く;」
今回のメンバーはエリオ、キャロ、カムイ、エミ、すぐは、キリト、なのは、はやて、ヴィータ。そして付き添いのニッキーだ。
ニッキー「そういやこの先の川は釣りポイントもあるって聞いたよ。行ってみる?」
カムイ「そりゃいいや!俺とエリオ先輩が釣り道具持ってくるから、ちょっと待っててくれ!」
カムイがエリオの後を追いつつ女性陣に報告すると、彼と共に釣り道具を持って行く事にした。
彼らが行ってから女性陣が紅葉を楽しんでいると、キノコを持ったニッキーが彼女らの元に来る。
ニッキー「皆、待ってる間にこれでも食べるか?」
はやて「え?でも、毒があるものやったら危険なんとちゃいます?」
ニッキー「大丈夫だって!図鑑を持ってきてるし、この図鑑にも毒は無いってよ」
ほら、とニッキーが図鑑のあるページを見せる。
確かにそのキノコには有毒性を知らせるマークが無い。
ヴィータ「じゃ、あたしが先に——うん、大丈夫だよ。変なキノコじゃない」
はやて「わざわざ毒味せぇへんでも良かったのに。ヴぃーたはせっかちやな〜」
なのは「まあまあ、はやてちゃんに何か起きないようにしたからだよ」
キャロ「本当はおいしそうだから食べたいんじゃなかったんですか?」
ヴィータ「ぅ……;」
キャロ「あ、図星……;」
ニッキー「まだまだ沢山あるからな〜!」
女性陣が食事を楽しんでいる頃……
フェイト「あ、みんなも釣りに?」
カムイ「フェイトじゃねぇか。お、釣り道具持ってるじゃんか丁度良かったぜ」
エリオ「一人じゃ大変ですよね?僕達も持ちます」
フェイト「ありがとう。アルフが『他の連中の分まで釣ってきな』って言ってたから」
釣り道具一式を抱えているフェイトにエリオとカムイがその釣具一式を持ってなのは達の元に戻る。
そんな中、フェイトが珍しそうに釣具を見て言った。
フェイト「私達の世界じゃ、釣りなんてな生まれて初めて……」
エリオ「大事なのはちゃんと自然の中で楽しめって事ですよ!」
フェイト「うん、確かにその通……り……?」
カムイ「ん?フェイト?」
エリオ「一体どうしたん——」
3人「ぎゃあああああああああああああ!!!?」
〜回想終わり〜
†
リク「——で、戻ってみたらこの有様と」
エリオ「仰る通りで……;」
ソラ「それで例のキノコはまだあるのか?」
菜々「……食べる気じゃないでしょうね?」
ジト目の王ドラにソラが「食べないよ!」と否定する。
なのは「うん、これだよ」
そう言ってなのはが食べかけキノコを渡す。
因みにドラリーニョが「おいしそうだね〜」と言った所を、ユイが「食べちゃダメですよ」と制したのを記載する。
ユイ「これは……『イロケダケ』ですね」
李里香「何?そのとんでもない効能のキノコ;」
ユイ「とんでもないも何も、『イロケダケ』食べた人が物凄い色気を伴う幻覚を見せるキノコなのです。でも、どうしてこれを食べたりしたんですか?」
はやて「いや、ニッキーさんが『毒は無い』ゆうてたから私達も食べたで?」
はやてがニッキーの『に』の字を聞いた途端、李里香とカムイが逃げ出そうとする彼の前に敵意全快で前に出る。
ニッキー「だぁぁぁぁぁぁ!!待って待って!!こうすれば3人とも喜ぶんじゃないかって思って……!」
カムイ「俺はなぁ……!今までのエミさんが好きなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
李里香「確かにFOCE版エリキャロもいいけどさ、あたしゃエリキャロとスバティアはストライカーズ推し、なのフェイ、はやアイ、シグシャマ、はやヴィタはエース推しなんじゃああああああああああああ!!!!!」
ニッキー「へんぎゃああああああああぁぁぁぁぁーー!!!!」
その後、エミ達はカジカが持参してきた特効薬で治しました。
カムイ「ってかなんか変なカップリングが無かったか?(・ω・;)」
エリオ「NLが2種類しかないし(・ω・;)」
李里香「あたしにとっちゃGLもNLも主食同然よ!(`・ω・´)」
書き込みはマダー
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その3 ( No.116 )
- 日時: 2013/11/30 16:01
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
こちらは釣りグループ。
ギンガ「……」
ノーヴェ「……」
ディード「……」
和人「……」
直葉「……」
ユウ「おい、何か喋ったらどうだ;」
全くです;何か一言でもいいから喋ってください;(by作者)
ギンガ「いや、どうにも釣りをしていると話の話題が出てこなくて……;」
ノーヴェ「釣れなきゃ不満にもなるだろうに」
ディード「うんうん……」
和人「俺もSAOの時に釣りをしていたけど、全く釣れなかったな……」
どうやら調子は不調なのか、全く釣れなかった。
その所為でノーヴェは不機嫌になり、ディードも頬を膨らませて不満を顔に表していた。
高尾(琴)「よぉ〜!釣れてる〜?」
緑間(琴)「高尾、うるさいのだよ」
と、ここで釣り道具を手に琴葉姫さんの高尾と緑間がやってきた。彼らも秋月旅館に来たらしく、櫂から話を聞いてここに来たらしい。
和人「ならこっちはハズレだな。さっきから全然釣れないぜ」
高尾(琴)「じゃあ、休憩がてらに話の輪に参加しまーす!(>∀<)」
緑間(琴)「失礼するのだよ」
そう言って釣れないにも拘らず手ごろな川原の岩に座る2人。
だが、一向に釣れない事を置いといて、ノーヴェがある疑問をぶつけた。
ノーヴェ「そういやさ、SAOのフェアリィ・ダンス編を見たんだけど、なんで自分の兄ちゃんを好きになったんだ?ブラコンか?」
直葉「あのねぇ……;まぁ、形式上間違っちゃ無いけどさ。義兄妹だし」
緑間(琴)「変わった恋愛感情を持っているんだな。キリトも苦労しているのだよ」
高尾(琴)「真ちゃんもしるこちゃんの事好きなんだよね「黙れ!」あごしっ!?」
琴葉姫さんの秀徳の司令塔が茶化した途端に秀徳のエースからの手痛い手刀が飛ぶ。
同じ黒バスを扱っている作者でも、こうも違うのだ。
ディード「いや、確かに緑間って人はおしるこが好きだけど、恋人系統は無いんじゃない( ・ω・)?」
高尾(琴)「いや、しるこって、キャラのほうだからね。「アキカン!」の(・ω・;)」
ギンガ「そうなの?」
高尾(琴)「近頃ぬぅんの人(アイクの事)も加わったから、今頃200人位はいるよ」
緑間(琴)「ジャンルも10や20程度じゃないからな」
ノーヴェ「すげぇジャンル量……;」
和人「全くだな。——お、かかった!」
和人が琴葉姫さんのキャラ達の多さに頷いていると、突如彼の竿がしなる。
すかさず、糸が切れないように慎重に、そして逃げられない様に力強く引いていくと、静かに流れる川の水面から活きのいい鮎が跳ねた。
†
色んなキャラが紅葉狩りに出かけている間、旅館の娯楽ルームでは……
リコリス「さて、今頃はお兄ちゃん……」
三和「何がだ?」
リコリス「ミアがお兄ちゃんとデートコースを楽しんでるんじゃないかって事。まぁ、うちのお兄ちゃんは相当鈍感だからね;」
旅館の娯楽コーナーの一角で三和VSリコリスのリバーシゲームだ。
リコリスが他の場所にいる兄とミアのデートを思いながら含み笑いを浮かべる。
理由は自分の兄、ダブルイとミアとのデートだ。ここに来てからいやに積極的なので、自分が言う前にここまでこぎつけたのだ。
三和「まぁ、うちにはヘタレみたいに顔を真っ赤にする奴が2人もいるからな。片方は今頃……」
リコリス「そういう人もいるんだね〜」
三和「そういうこと。ほれ、おしまい」
リコリス「あ……」
三和が一枚白のリバーシを置いて決着。
結果は三和が大半を得て勝利に終わった事を追記する。
次からNL展開……か?
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その4 ( No.117 )
- 日時: 2013/11/30 16:06
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
NL展開。因みにこれが初めてです。
所変わってここは、散歩コースの一角。
春は桜、夏は生い茂る木々の葉が夏の日差しを遮る木陰を作り、冬はしんしんと降る粉雪が織り成す銀世界が、そして秋には紅葉とイチョウの葉の赤い道が造られて雰囲気を盛り上げる。
この雰囲気がさながらデートにはもってこいなので、デートコースとしても人気だ。そのコースを歩いている6人3組の人物が……
ミア「全く!ぐずぐずしてないで早く来なさいよ!」
ダブルイ「いててててて!引っ張るなって!」
エイミィ「ほらほら!クロノ君も早く早く!」
クロノ「おい、そんなに一引っ張るな!」
アイチ「あの、コーリンさん、大丈夫ですか?顔赤いですよ?」
コーリン「だだだ、大丈夫よ!かか、風邪じゃないからね(声が上ずっている」
約2組、女性陣2人が先導する形でデートを楽しむのはエストさんのミアとダブルイ&エイミィ&クロノ。
周りには誰もおらず、ほぼ独占状態だ。
クロノ「まぁ、ミアとダブルイは解るが、何で僕達も行かなきゃならないんだ?」
ミア「そんな事、聞いたら失礼でしょ?」
クロノ「まぁ、確かにそうだが……」
こんな場面じゃ無粋もいい加減にしろと言われるのは当たり前だが、エイミィはイタズラっぽく笑うと手すりに背を預けながら話す。
エイミィ「確かにね。普通なら執務官とそのサポーターって関係だけどね〜。でも今回は別だよ?」
クロノ「別……?」
エイミィ「そーだな?まぁ、要訳すると……」
エイミィ「あたしも一人の女の子として、クロノ君の事が好きって事かな?」
クロノ「……は?」
突拍子も無く告げられた言葉に、思わず唖然となるクロノ。
それに気にせずにエイミィは笑いながらミアとコーリンを引っ張って先に進んで行った。
エイミィ「ほらほら、これ以上恥ずかしいこと言わせないの!ちょっとミアちゃん借りるねー!」
ミア「え?ちょちょ、ちょっと待ってってば!?」
コーリン「ち、ちょっと私も風に当たって火照った顔を覚ましてくるね!」
訳も解らず連れて行かれ、残った男子3人は呆然と立ち尽くしていた。
クロノ「……エイミィの奴、無粋な真似を…」
ダブルイ「ん?何か言ったか?」
クロノ「いや、なんでもない」
アイチ「あははははは……;」
追伸:ダブルイはやっぱり鈍感だった。
†
ミア「ったく、どうしてつれて来たのよ!」
エイミィ「ごめんごめん;いや、何か恥ずかしくてさ……」
コーリン「私は助かったけどね……」
人影の無い場所までつれてこられて不満なミアにエイミィが照れながら謝る。
だが、さっきから顔のほてりが止まらないのは事実。
無理も無い。さっきは無意識だったが、今になって恥ずかしさで火達磨になりそうだった。
エイミィ「はぁ……なんか恥ずかしいな……」
ヴェントゥス「ごちそうさまでした♪」
エイミィ&コーリン&ミア「どぅっはあああぁぁぁ!?」
と、突如ヴェントゥスが林の中から現れる。
彼はキーブレードの使い手ではあるが、腐った女子並のNL好きでもある。
……ん?
コーリン「ちょっと待って。あんた、いつからそこにいたの?」
ヴェントゥス「ん?このコースが解放されてからずっとだけど?」
エイミィ&コーリン&ミア「」
ヴェントゥスの暴露に女性陣唖然。つまり、さっきエイミィが言った台詞も筒抜けに聞こえていたって事になる。
エイミィ「つまり……聞かれたって事?さっきの……」
ヴェントゥス「え?そうだけど」
さらっと事実を告げるヴェントゥス。
おい、お前自分の危機にも気付かないのか?お前の後でティファニーの両手剣を持ったコーリンがそれを持ち上げて振り下ろそうとしてるぞ。
コーリン「こんの……」
ヴェントゥス「え?」
コーリン「バカああああああぁぁぁぁ!!!!!」
ヴェントゥス「ぎゃああああああああ!!!!?」
哀れ、叩き潰された。
ヴェン、すまん……;
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その5 ( No.118 )
- 日時: 2013/11/30 21:29
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
その後、夕食を終えた一行。
明日には帰る予定なので全員、帰宅の準備を進めていた。
女性陣の部屋
リインフォース「さて、こんなものだろう」
セレナ「なんだか、あっという間でしたね」
直葉「結構ドタバタしてたけど、面白かったわね」
他愛無い会話をする中、襖からノックがした。
襖を開けると、ユリ(QMA)が立っていた。
ユリ(QMA)「セレナさん、ちょっと手を貸していいかしら?」
セレナ「はい?手伝いって……?」
ユリ(QMA)「いいからいいから♪」
訳も解らず、半ば強制的に連れて行かれてしまった鮫牙の歌姫。
そしてセレナを連行する前にユリ(QMA)は残ったリインフォースと直葉に言った。
ユリ(QMA)「準備が終わったら呼ぶから、寝るのはちょっと待ってね〜!」
そう言って何も知らないセレナを強制連行して言ったのであった。
†
その後、帰宅準備を終えた一行。どう過ごそうかと思っていると、カイトから模擬戦に丁度いい高原を見つけたと言う情報を手に入れ、まだ余った時間を利用して模擬戦をする事に。
現在はスバルVSリインフォースの対決だ。
スバル「リボルバーシュート!!」
リインフォース「おおっと!」
リボルバーナックルから放たれた魔力弾を避け、ダガーを投げる。
直線で、しかもゆったりと真っ直ぐに飛ぶダガーを見たスバルは余裕で防御盾で防ぐ。
リインフォース「カードスラッシュ!レジーフォーム!」
ナイフがバリアで防がれた瞬間、爆発を起こす。
その煙を目暗ましにリインフォースがレジーのカードをVFグローブに読み込む。
その瞬間翼が鋼鉄の様に変わり、その翼が14枚7対へと変わる。
スバル「それがレジーを憑依させた姿……」
リインフォース「そうだ。念の為に非殺傷設定にしているが、下手をすれば三枚卸しになってしまうからな。絶対に避けてくれ!」
すかさずリインフォースがブレイドウィングを発動。15枚目の翼を剣にしてスバルと接近戦に持ちかける。
剣閃を避け、ウィングロードを巧みに使い、リインフォースに権勢をかける。
リインフォースがウィングロードスレスレの低空飛行から身体を捻ってのウィングブレイドの一太刀をバックステップで避けた時、ウィングロードを見て仰天する。
ミーティア「ウィングロードが真っ二つに……!」
スバル「三枚卸どころか解体されるってば……!」
リインフォース「言ったはずだ。絶対に避けることを薦めるって」
リインフォースのレジーの能力を改めて知ったスバルが拳を構え、再開する時だった……
カイト「はい、失礼しますね〜」
スバル&リインフォース「!!?」
突如転移魔法で現れたカイトに仰天する2人。あわやと言うタイミングでウィングブレイドを避け、スバルの拳を防御盾で防ぐ。
ユウ「どうしたんだ?」
カイト「お楽しみイベントの準備が出来たんです。ロビーに早く来てくださいね」
再び転移を使って去って行くカイト。
残された人達は暫く呆然としていたらしい……
†
ユウ「暗いな……」
ミーティア「暗いですね……」
カイトに言われた通りロビーに集まった一行。だが、部屋は薄暗く、よく目を凝らしても見えるかどうかと言うくらいだ。
徐々に他の客も集まる中、闇の中からロウソクを片手にカイトが現れた。
突然の登場に女性陣を含めた一部の客から悲鳴が上がる。
カイト「酷いですね、人の顔を見てギャーギャー騒ぐなんて」
ミーティア「それはいいから、一体どうして私達を集めたんですか?お楽しみイベントって……?」
カイト「それはですね……」
カイト「肝試し大会です♪」
満面の笑顔から言い渡された言葉に全員フリーズ。静寂に包まれた直後、スズとウェンディが口を開く。
スズ「肝試しって、夏にやる奴だよね?」
ウェンディ「今何月だと思ってるんスか……?」
カイト「はい、今年も終わりに近い11月です♪」
確かにウェンディとスズの言う通り季節外れだろう。
だが、「一寸先は闇」を絵に表した様に真っ暗だ。スリルなら事足りるだろう。
カイト「肝試しのルート内では従業員と手伝いに来た人が驚かせ煮きます。では、次回のお楽しみにして下さいね〜♪」
- 行楽の秋、紅葉狩り編:その6 ( No.119 )
- 日時: 2013/11/30 16:16
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
おまけ「処刑人」
時は夕食時にまで遡る。
王ドラ「ホント、飽きないですね……;」
ドラリーニョ「ざっと小1時間は話してるよ;」
呆れ返るドラえもんズの2人のメンバー。
その先はミニッツの保護者として(勝手に)同行したタイマーとこちらのカイトとアミタの3人によるシスコントークだ。因みに先述したとおり小一時間経っている。
ユウ「シスコンか……あいつらはともかく、カイトのほうは酷かったな……;」
ラン「どう言う事ですか?」
ユウ「夏の事だったんだ「ダメェーー!!」おっと!」
ユウがカイトのシスコンの事を語ろうとした時、そのカイトの妹であるユキが腕をバタバタと振って阻止する。
ユキ「ダメダメー!雪女の村の事はユキだけの秘密なのー!」
ユウ「落ち着けって!お前の事じゃなくて、カイトの事を話そうとしてたんだよ!」
ユキ「うー?そうなの?」
ラン「あの、雪女の村って何です?」
ユウ「ああ、極寒の地にあるって伝説の村だ。雪女しか住んでないって聞く。俺も実際行った事無いけど。——で、その村にユキが修行で言ってる時だったんだ」
ユウが昔の事を改めて語りだす。
因みにここでドラリーニョが「どうしてそんな所に?」と尋ねた所、2、3人挟んで左の席に座っているシャマルを見て、「割愛させてくれ」と答えました。
ユウ「その修行期間の3ヶ月間、カイトも酷く弱ってな。数日後にユキ帰るって日の時にはもうこの世の終わりみたいな顔をしてさ……;」
王ドラ「そりゃそうなっちゃいますよね;ドラえもんもそうなってた時期もありましたし;」
ユウ「その時に逃走中の殺人犯の立てこもり事件の情報が来て、俺達が向かうことになったんだ。けど、その時にカイトが捕まっちまってな」
どんどん深刻になってくる話に息を呑む王ドラ達。
そして、十分な間を置いたユウは話を続ける。
ユウ「あいつが捕まった3時間後、とんでもない悲鳴が上がったと思ったらカイトが殺人犯を引き連れて来たんだ……その後で人質の一人を取り調べていたら……」
カイト『殺人犯さんは羨ましいですよね。だっていつだって好きな時に大好きな妹のところに帰ってこられるんですから。妹の事が大好きなんですよね?ぎゅ〜っとするとまるでぬいぐるみですよね、そうですよね?————じゃあ、今度は妹に会えないお兄ちゃんの苦しみ、味わってみます?』
ユウ「——って言って、殺人犯にこの世のありとあらゆる痛みと苦しみを与え拷問方法で甚振ったらしい;」
ユウ以外全員「」
告げられた言葉にユウの話を聞いていた人達は全員(°Д°)ポカーン。
取調べで知った情報によると、その殺人犯はカイトに泣き落としを仕掛けたらしく、そのネタが我が家にいる妹の事だそうだ。
それが原因でカイトの怒りに触れたらしく、殺人犯にありとあらゆる苦痛を詰め込んだ拷問を繰り返し、ついには精神を治療不可能なまでに崩壊させて植物人間にさせてしまったらしい。
シャマル「わ、私も下手をしたらああなってたんじゃ………;」
ユキ\(・ω・`)うー。(心配して震えているシャマルの頭をなでる)
ユウ「良かったな。一連の事件が一件落着して」
シャマル「全く持ってその通りです;(gkbrgkbr……」
感想おk