二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その1 ( No.400 )
- 日時: 2014/08/08 07:27
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
今回は竜獄焔舞発売記念とエストさんのコラボ。Oダーメイドデッキでどんなデッキを作ってもらおうか迷ってます。
つか、シンフォギア第3期登場とは……;今思ったけど、絶唱しないGから次回作フラグがあったのね……;
『小ネタ』※ISキャラ友情出演。
1:アジアサーキット編(100話)
雪音クリス「あの時よりあたしは遥かに強くなった……このPSYクオリアのお陰でな!」
ファジル・アリ「クリス!お前の目指していたナンバーワンは、そんなもんじゃないはずだろ!?」
鈴音「あたしたちが畏れ尊敬していたのは、才能だけじゃない!努力を重ね、実力を積み重ねてきた姿にもよ……あたしが超えたかったライバルに戻って!クリス!」
アイチ「……なんか、違和感しか感じない;」
ミサキ「右に同じ;」
鈴音「言うな」
※クリストファー・ロウの愛称と雪音の本名が同じだったのと鈴の中の人ネタ。この後アリが例の如く2人をナンパするがクリス(ヴァンガ)とリーに連行されました。
2:リンクジョーカー編(156話)
クリス「呪縛が途切れる事は無い。ファイナルターン。そして、世界が終わる!」
タクト「!?何を言っているんだ!?」
レオン「世界が終わるだと…?一体、何の事だ……!」
クリス「さぁて……1枚、2枚、3枚4枚、そして5枚。さっき、6ダメージ受けなければファイトには負けないと言ったな?それはグレンディオスが、この世界に光臨する以前の話。過去の話だ」
タクト「過去の、話?」
クリス「そう!私が、グレンディオスが世界を変える!」
クリス「アルティメットブレイク!ワールドエンド!相手の呪縛カード5枚で、私の勝利が確定する!」
BGM:ByeByeLullaby
タクト&グランドエイゼル (°Д°;)≡(;°Д°)え!?え!?
レオン「何だこの歌!?」
グレンディオスのアルティメットブレイクが決まると同時に場に似合わない音楽が流れ出す。そして目の前にはイチイバルを起動させたクリスと銃器で身を固めたグレンディオスが……
おい、まさか……;
クリス「Hyaha!Go to hell!!さぁスーパー懺悔タイム!地獄の底で閻魔様に、土下座して来い!」
グランドエイゼル「どおおぉぉぉぉ?!」
クリス「Hyaha!Go to hell!!もう後悔はしない!守るべき場所が出来たから……」
グランドエイゼル「あばばばばばばば(ry」
クリス「もう逃げなああああああああああい!!!!!!!」
グランドエイゼル「ぎゃあああああああああああああ!!!」
レオン&タクト(°Д°)ポカーン
クリス「ふぅ……あたしの勝ちだな?」
レオン&タクト「物理手段で世界を終わらせるな」
※何があったか説明。
いきなりシンフォギアGのクリスの聖詠のサビと共にマシンガンを放つ。次に大量のミサイルの標的にされ、トドメに大量のミサイルとマシンガンによる滅多撃ちでダウン。
この歌は好きなのに物理手段のワールドエンドを決めるな。
3:レギオンメイト編(177話)※ISキャラで演じました。
簪「殉じる事が叶うなら、この身を罪に染めようと強大な力を私は得よう!出よ!我が罪の化身!伴星の星輝兵フォトンに、ライド!」
箒「私も嘗てはリンクジョーカーを使った!一夏に認めてもらいたくて、……!そのための強さを得るために……!」
※色々スキップして一夏のいる結界の間(作者命名)の風景を見た後。
簪「あれが、一夏の気持ち。それを聞き届けて欲しい」
箒「……」
簪「できないというのなら……寄るべなき冥界の果てで、出会う孤独な魂を繋げよ。シークメイト!」
※シークメイトで伴星の星輝兵フォトンを呼び出す。
簪「共に戦え、我が罪の化身!フォトンよ!レギオン!ところで聞きたいけど……」
箒「何だ……?」
簪「この……」
箒「……」
簪「私が使うデッキの……」
簪「……リンクジョーカーって、何?」
ドンガラガッシャーン!
鈴音「それも知らないで使ってたの!?」
簪「だって、ちょっと格好良かったから」
セシリア「確かあれって、消去(デリート)だの呪縛だの無粋な言葉が目立つんですが……;」
ラウラ「まぁデザイン性は認めてやろう。サイバーゴーレム系はガン○ムに出てもおかしくない(頷く」
シャルロット「これでガン○ム無双に出てきたら、それこそお笑いだよねー?あははははは!」
コーリン「つか、私と同じ声色で言うな」
一夏(…マジ帰りてぇ……;)
※コーリン戦クライマックスで簪(かんざし)がLJの疑問に箒以外ずっこけた。そいつら侵略者だぞ。
もしISキャラがレギオンメイトのキャラを演じるなら櫂役は箒、三和役はシャルロット、ナオキ役は鈴音、カムイ役はラウラ、ミサキ役はセシリアがぴったりかも。
ミルキィホームズ2ネタ
『本編第1話のQCA途中』
姫百合「逃げられる!」
簪「任せてください!」
△簪
□コーデリア ○ネロ
×エルキュール
姫百合「簪、さん?」
簪「私の〜♪ISは〜♪」
ラット「ぜぇっ……ぜぇっ……!」
簪「打鉄弐式(うちがねにしき)〜♪」
ラット「ぜぇっ……ぜぇっ……!」
簪「第三世代の〜♪……ミサイルポッドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ラット「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!??」
簪「……あれ?」
ネロ「今、ラットのとんでもない形相が……;」
簪「範囲外に逃げちゃった(´・ω・`)……」
エリー「そんなものを見たら……誰だって、逃げます……;」
コーデリア「まさか、ラットに発射する気じゃなかったよね……;トイズ持ちとはいえ生身の人間よ?」
簪「警告用にとは思ったんですけど……世界の違いって不思議ですね」
姫百合「私はその超武装をどこから取り出したのかが不思議です」
※舞台裏
アルセーヌ「ラットwおまwww」
ラット「笑い事じゃねぇだろ(怒」
※逃走するラット相手に簪がISを起動した。が、それを見たラットがとんでもない形相で悲鳴を上げて更にスピードを上げて逃走。歌の方は何だwww
次から本編。
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その2 ( No.401 )
- 日時: 2014/08/08 07:36
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
八雲「さーてと、カードの方は……」
櫂「これはこうで……」
ザフィーラ「……」
アイチ「凄く真剣だね……」
早速新弾をBOX購入した八雲と櫂(同行者にザフィーラとアイチ)。パックを開いてカードを確認する。カードにはデッキを組もうと予定しているリンクジョーカーや、グランドエイゼルと同じゴールドパラディンもあるので、デッキ構築の幅は広がる。
クラン別に別け終えたカードを使い、早速構築を始めようとした時にアリサ達が入店してきた。
アリサ「やっほー」
アイチ「アリサちゃん。カードの購入に来たの?」
アリサ「ううん。封竜のカード軍が無いから今回はパスしたんです」
千鶴「無理も無いからね。あたしらはVサークルに『封竜』がいなきゃ意味無いし」
ユウゼン『全くだ。LB補助カードが出るらしいが、何が出るやら……』
ユウゼンと千鶴もアリサと共にショップで合流する(ユウゼンは主たるアリサと同胞の千鶴こと封竜サーシャ、魔導師の櫂、アイチ、そして作者以外見えないバリアを展開している)。だが、購入する気は無く、デッキの見直しのために来た様だ。
アリサ「それにしてもザフィーラとフェイトのデッキはいいよね〜?解放者軸で殆ど足かせにならないしさ」
千鶴「そうだよね〜?(ザフィーラに乗っかる」
ザフィーラ「早く離れろ;流石に重い;」
アイチ「好かれるんですね」
ザフィーラ「大きなお世話だ」
櫂「まぁいいだろう。カードもあらかた揃ったことだし、早速デッキを……」
櫂が早速デッキ構築を行おうと帰宅しようとした時、ついでに片付けるはずだった空箱が消えていたことに気付く。
櫂「おい、ここにあった空箱、誰が棄てた?」
千鶴「え?あんたが棄てたんじゃないの?」
ユウゼン『この姿で物なんか持ったら誰かに気付かれてヤバイ状況になるだろ』
アイチ「僕も触れちゃいないよ?」
一行の誰もが自分じゃないと言う。妙だと思いつつも空けたパックを処分しようとした時、誰かが入店する。
スズ「やっほー!」
千鶴「アンタはエストさん所のスズ?一人で来たの?」
スズ「んー、ちょっと違うよ。おにーさんも一緒」
櫂「おにーさん?」
スズの言葉の後、スズと同じくエストさんのオリキャラ、ダブルイが入店して来た。
ダブルイ「実はちょっと話があってな」
アイチ「話?」
『エストさんからのクエスト:ヴァンガードを教えて!』
内容:
最近、ヴァンガードっていうカードゲームを始めたんだけど、ちょっと難しいかも……。
もしよかったら、あたしにヴァンガードを教えてほしいなーって。
あ、随伴でおにいさん(ここでいう『おにいさん』は一人しかいない)も連れていくけど、もしよければおにいさんにもヴァンガードを教えてくれる?
おにいさんも似たような(クランが同じ)もののほうがいいかも←
成功条件:
1.とりあえずファイトができるようになること
2.グレード3にライド(クロスライド、ブレイクライド含む)するとき、またはグレード3でリミットブレイク、とどめを刺すときの口上台詞を決める←
成功報酬:バミューダ△のグレード3(SP版)の各カード2枚ずつ、スズとバミューダ△が描かれたイラストのスリーブ(スズちゃんの自作)
†
アイチ「なるほど、つまりそのルールを教えたいって事なんだね」
ダブルイ「そういうこと」
(代・ω・)俺も頼むわ。スズは俺のを貸してあるし、ダブルイは自前のを。
ダブルイ「言うな」
八雲「いいですよ。仲間が増えるのはいいですし」
最近エストさんもヴァンガードを始めた事は知っている。だが、スズやダブルイ、エストさんにとっては未開拓の更地も同然。この世界に住み慣れた作者達なら大丈夫だろうと思ったのだろう。
エミ「じゃあ私達はスズちゃんとマイちゃんとパシフィカと一緒に台詞を考えるね。それじゃあ行こっか」
マイ「うん♪それじゃあ宜しくお願いします」
パシフィカ「じゃ、そっちは宜しくね」
エミ、マイ、スズの3人が隣の部屋に移って台詞を考える。そしてこっちはデッキの内容やルールなどをダブルイに教える。
アイチ「で、ルールのほうは解ってくれた?」
ダブルイ「まぁな。同じ国家でもクラン一つで特徴はがらりと変わるからな」
八雲「そのグランブルーはドロップゾーンからユニットをコールしたり、コールされたことで発揮する効果を持つユニットが多いんだ」
(代・ω・)なるほど……
エストさんがコキュートスЯを手にとって感心する。それを見ていた八雲がふと思い出したように呟いた。
八雲「そういえば、ROVでコキュートスЯで思い出したんだけど……」
(代・ω・)ん?
八雲「いや、それを使うファイターと戦ってたんですよ。流石に強くて、やられるという状況であいつはコキュートスЯでアタックしなかった」
ダブルイ「何でだ?アタックすりゃ勝てたのに」
八雲「普通に不思議に思うだろ?理由は……」
八雲「数ターン前に3連続LB&海中散歩のバンシーを3連続コールしてデッキがペラッペラ状態だった」
(代・ω・)浪費家か。
コキュートスЯというのは氷獄の死霊術師コキュートスのクロスライドユニットで、コストに山札の上3枚をドロップ&自分のユニット1体を呪縛することでドロップゾーンの好きなユニットを選んでパワーを3千追加した状態でコールするのだ(この効果で呼ばれたユニットはターンが終わっても退却しない)そして海中散歩のバンシーの効果はドロップゾーンから呼ばれた時、SB1で1枚ドローできる。もうお分かりですよね?グランブルーの特徴はドロップゾーンからの復活ですが、デッキを削りすぎると最悪デッキアウトになってしまうのです(バトスピや遊戯王とは違い、デッキが0になった瞬間敗北)
ROVでこのカードを使うファイターは荒海のバンシーにダンシング・カットラス、海中散歩のバンシーのドローカード、ルイン・シェイドやイービル・シェイドの様にドロップゾーンに置くユニットで構成された攻撃的なデッキで、作者もよく苦労させられた。因みに3つの高校エピソードをクリアした後に現れる特殊な場所でのファイトでは屈辱のデッキアウトで黒星を与えましたwww
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その3 ( No.402 )
- 日時: 2014/08/08 08:05
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
一方、女子側は……
エミ「えっと……まずはどれでいく?」
スズ「う〜んと……これは?」
選んだのは『Duo理想の妹メーア』。『歌姫の二重奏』に出たブレイクライドユニットで、ヴァンガードにアタック時に自分の全リアガードを手札に戻し、更に手札から2体コールする能力を与えるカードだ。
エミ「これの台詞か。う〜ん……」
マイ「ねぇ、こんなのはどう?」
早速が思いついたらしい。挙手して早速その台詞を発表する。
マイ「ブレイクライドで私が思いついたのは……w」
3人「???」
BGM:ダンガンロンパメインテーマ
『Duo,Arms!MONOKUMA,AIDOLfestival!』
エミ&パシフィカ「アイドルから校長に転職した!?」
マイ「ごめw白黒を意識しすぎたらこうなっちゃったwww」
おい、フルーツ鎧武者の電子音声は無いだろwww大体それを使うのに一々ロックシードを使う気か。つか、モノクマのロックシードなんてどこで売っている。あと、イメージの背景がソラさんのダンロン小説の裏話に出てきたアフロモノクマなんだけど!?
スズ「全然可愛くなーい!(`Д´#)不採用!」
マイ「だよね;……とにかく次の案だけど、こんなのはどうかな?」
パシフィカ「今度は大丈夫だよね;」
マイ「今更罪悪感が……;とにかく、今度は大丈夫だよ!」
『みんなの願いを詰め込んだ、理想の妹ここに登場!Duo理想の妹メーアにライドv』
マイ「……最後の『v』は可愛さをアレンジしてみたんだ」
エミ&パシフィカ&スズ「おぉ〜!」
今度のセリフパフォーマンスに3人とも絶賛。可愛らしさ全快のメーアらしい表現だ。
パシフィカ「ところで、他に候補は何があるの?」
スズ「あるよー!」
そう言って取り出したのはエターナルアイドルパシフィカ。綺羅の歌姫でも扱いやすさと威力にずば抜けているカードだ。因みに作者は持ってません。
パシフィカ「おぉ!私のカード!」
マイ「確か、エミちゃんもこれの台詞を持ってたよね?」
エミ「うん!」
紺碧の妖精の先導者は自分の切り札に笑顔をほころばせ、お手本にと彼女の決め台詞を言う。
エミ「そこに想いがある限り、ヒトの夢は終わらない!クロスライド!エターナルアイドルパシフィカ!」
パシフィカ「決まったー!」
見事な台詞にパシフィカもスズも拍手を送らずにはいられない。
ふぅ、と一息吐いたエミは座り、今度はスズの番だと促す。
スズ「流石にこれは強敵だね……;」
パシフィカ「なら、私がとっておきの台詞を教えてあげよっか♪ちょっと耳を貸して」
スズ「ん?」
ちょいちょいと手招きし、密かに耳打ちする。話を聞いたスズは目を輝かせ、即座に採用した。
マイ「何が来たの?」
エミ「教えて教えて!」
スズ「おっけー!」
『想いは永遠、夢は無限!静かな水面に歓喜の波紋をなびかせる!エターナルアイドルパシフィカ!』
エミ&マイ「決まったー!」
スズ&パシフィカ「ありがとー!」
もう既にアイドルライブが始まったかのようなハイテンションに盛り上がる一行。だが、クエストの事を思い出したスズが最後のカードを取り出す。
スズ「おっと忘れてた。最後はこれなんだけど……」
最後にシャボン玉少女が取り出したのはDuo魅惑の瞳リィト。可愛さも効果もずば抜けていて人気のカードだ。因みに作者は黒を持っております。
パシフィカ「それか……」
再び頭を捻らせる。数分後、次に閃いたのはパシフィカだった。
パシフィカ「じゃあ、これでどうかな?」
ピンポーン!1時間後。
(代・ω・)終わったかー?
スズ「うん!早速いいのが来たよ♪」
八雲「そんじゃこっちの相手はスズでいいね?」
スズ「おっけー!」
(代・ω・)じゃあダブルイの相手はヒロイn「殴り倒しますよ?」
とにかく相手が決まり、早速ファイトに映る。場所はクロスオーバー館のファイトルームで、作者もよく使用しているのです。
アイチ「——イメージして下さい。僕達は今、地球によく似た惑星、クレイに降り立った霊体です。非力な僕達にできる能力は、たった二つ」
櫂「それ、1期の第1話で俺がお前にルールを説明した時に言ってた台詞だろ?」
アイチ(・ω・`)言わないでよ……
ザフィーラ「まぁ確かにあれは初心者には印象に残るがな」
八雲「まぁいいよ。ルールとして、まずデッキの中にあるFVを前列の中央のサークルにセットして、そしてシャッフルした山札から5枚手札に加える。ここで不必要なカードは1回だけ山札に戻して引きなおす事ができる。1〜3まで1枚以上あったほうが良い手札だ。今回はルールの説明上こっちが先攻を取るけど、そっちは予め手札をこっちが決めておくから、それを手札にして」
早速スズとダブルイが手札を持ち、デッキをシャッフル。
八雲「そして、掛け声と共に表替えす。行くよ」
4人「スタンドアップ!!ヴァンガード!」
次から本番ファイト……!
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その4 ( No.403 )
- 日時: 2014/08/08 08:13
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
フィールド:細波の砂浜
暑い日差しを浴びる南国風の砂浜に、4つのサークルが現れる。
八雲は新星のヴァーミリオン・ゲートキーパー、アイチは先陣の探索者ファイル、ダブルイはエンジェリックスターコーラル、スズはDuo親愛の歌声ダーリングだ。
八雲「アイチ、ダブルイの方は頼むよ」
アイチ「うん!」
ダブルイとアイチ、八雲とスズに分ける様にバリアが展開する。これでお互いのフィールドの干渉が不可能となった。
八雲「それじゃあはじめるぞ。まずスタンドフェイズ。これは自分の場のユニット全部を縦にする。お互いの最初のターン以外は意味は無いけどね。次にドローフェイズ。1枚山札から引いて。そしてライドフェイズで自分と同じか1つ上のユニットにライドするよ。Vサークルに重ねてね。プリズナー・ビーストにライド!ヴァーミリオンはライドされた時、ソウルチャージ(以後SC)」
まず手本として赤髪のデーモンから腕に鎖を巻きつけたゴリラのような怪物に変身する。更に彼の横に『アモンの眷属ヘルズ・ディール』のカードが光の球となってプリズナーの体内に吸収された。
八雲「そして、ヴァンガードは自分のグレード以下のユニットを、リアガードとして共に戦う仲間を呼び出せる。今回は使わないけどね。先攻は最初のターン攻撃はできないから、ターンエンド」
ザフィーラ「始まったか。しかし、いつもの様にむらくもで行かないのか?」
アリサ「でもさ、作者のって幾つデッキを持ってるの?」
ユウゼン「確か3つだ。あれとむらくも、それとバミューダだ。あと、銃士を作ろうとしているらしい」
マイ「竜獄焔舞の発売時期はレギオン祭りだからね〜。どんなレギオンを当てるのやら」
サーシャ「LB援護型か……あたしとしちゃそっちが気になるんだけどね」
パシフィカ「あー、千鶴さん封竜がいなきゃ意味無いからね」
エミ「パシフィカ、そんなストレートに言っちゃダメだって;」
櫂「だが、バミューダも見かけによらず強力なカードが多いからな。下手をしたら……」
先攻が終わったと同時にクレイに訪れる一行&エスト。
殆どはユニットにライドしており、ザフィーラはどーるがる、エミはPRISM−Pラブラドル、マイはリコリスの銃士ヴェラ、パシフィカとユウゼン、千鶴ことサーシャは自分と同じユニット、アリサはドラゴンダンサーバルバラ、櫂はドラゴンナイトネハーレンだ。
ここまではいいが、その観衆の中に混じって(・ω・)もっきゅが混じってるからちょっと変だが。
スズ「よーっし!ドロー!マーメイドアイドルファルーカにライド!効果でSC!——って、あれ?」
スズもライドし、『Duo純白の結晶リッカ』をチャージする。だが、その途端にソウルにあるダーリングが淡い光を放っている事に気が付いた。
八雲「『先駆』だな」
スズ「せんく?」
ここでヴァンガード初心者に先駆について説明しよう。
先駆とは、殆どのグレード0のユニット(ファーストヴァンガード(最初にヴァンガードサークルに裏向きで置くカードの事)が持つ効果で、同じクランのユニットにライドされると周りのリアガードサークルに移動する能力の事だ(ロゼンジ・メイガスとバトルライザーも似た効果がある)。
因みに前のターンでヴァーミリオンは移動しなかったのかというと、彼には代わりに同じクランのユニットにライドされてソウルチャージする効果があるのだ。だから、移動させずにソウルを増やしたという事である。
スズ「じゃあダーリングを先駆で移動!」
R ファルーカ R
R ダーリング R
スズ「ファルーカで攻撃!」
八雲「この時、攻撃しているユニットの後ろに別のユニットがいるなら、そのカードを横にしてそのパワーを追加できる支援(ブースト)ができるよ」
スズ「じゃあダーリングの支援追加!いっけー!」
最初にファルーカが手をかざす。その手から魔法陣が現れて、そこから激流がイエロー・ボルトに直撃した。
八雲「いってぇ……ヴァンガードのアタックの時には、山札の1枚をトリガーゾーンに置いて」
スズ「こう?(ローヌを公開」
八雲「トリガー無し。公開したカードは手札に加えて。で、こっちのダメージチェック。熱望の悪魔アモン、トリガー無し。防御側はそのカードをダメージゾーンに置く。このダメージが6枚になった時、そのプレイヤーは負けるからね」
八雲の説明を聞いたスズ。もう攻撃するユニットは存在せず、八雲のターンへ。
八雲:ダメージ1 手札5 ユニット1 ソウル2
スズ:ダメージ0 手札5 ユニット2 ソウル1
八雲「……うん、良いカードが来た。ライド、アモンの眷属サイコ・グレイブ!登場時の効果、表のダメージゾーンのカードを裏にして、カウンターブラスト(以後CB)!SCし、更にパワー+5千!」
ザフィーラ「眷属……あのコンボを狙っているな」
(代・ω・)どのコンボ?
八雲「アモンの眷属ヘルズ・ドロー、ヘルズ・ディール、漆黒の詩人アモンをコール!ドロー、ディールはVに“アモン”の名前がある時、SC2。これでソウルは7枚。これにより、漆黒の詩人はパワー+3千!」
チャージされたカード:『五大元素の支配者』『悪夢の国のダークナイト』『アモンの眷属フールズ・パーム』『プリズナー・ビースト』
詩人 グレイブ ドロー
R R ディール
八雲「詩人アモン、ファルーカにアタック!」
スズ「ダメージチェック、トリガー無し」
八雲「今度はグレイブでアタック!」
続けてグレイブが薙刀で切り裂く。
八雲「ドライブチェック、悪夢の国のダークナイト!ダークナイトのトリガー効果でパワーをドローに、追加クリティカルをグレイブに!」
グレイブの薙刀の一撃が容赦なくファルーカを襲う。
スズ「ダメージチェック1枚目。ドロートリガー!トリガー効果で1枚ドロー。パワーはファルーカへ。2枚目、クリティカルトリガー!効果は全てファルーカに!」
八雲「2万1千でドローの攻撃!この時、防御側は手札のカードで防御できる。横の数字が5千のカードを楕円形に出して!」
スズ「えーっと、ファルーカで防御!」
3回目に現れたもう一体のファルーカを前に支援を受けたドローの攻撃が中断された。
八雲:ダメージ1(使用済み1) 手札3 ユニット4 ソウル7
スズ:ダメージ3 手札5 ユニット2 ソウル1
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その5 ( No.404 )
- 日時: 2014/08/08 08:24
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
ダブルイ「先生、質問です!」
アイチ「はい、何でしょうか!」
ダブルイ「さっき八雲さんが引いたのって何だ?さっきと種類が違うみたいだけど?」
アイチ「『トリガー』だね」
スズ「質問です!トリガーってなんですか?」
千鶴「はぁい、トリガー入りました〜!」
アリサ「あはは……;」
千鶴の悪ふざけもそこそこに、トリガーの説明に入ろう。トリガーとはヴァンガードにおける重要なカードのひとつで、ドライブトリガー、ダメージトリガーでこのカードが出ると発動できる。
トリガーには4つの効果が存在し、横にしたユニットを縦にして攻撃態勢にするスタンド、ツインドライブとは別に1枚引くドロー、相手よりダメージが多い、もしくは同じなら回復するヒール(回復したカードはドロップゾーンへ)、そしてダメージを与えるクリティカルを増やすクリティカルの4種類が存在。更に先ほど説明した効果の他にパワー+5千の恩恵が与えられるのだ。
ヴァンガードのデッキ構成には3つ、『ヒールトリガーち完全ガード、クインテットウォールはそれぞれ4枚まで』、『特定のユニット以外同じカードは4枚まで』、『トリガーはジャスト16枚』とルールが存在する。これらを守れば如何なるデッキの製作も可能である。
スズ「でも、たった1ターンで一気に6枚もソウルに置く上に3ダメージなんて……」
八雲「これがダークイレギュラーズの特徴。ソウルを溜めて溜めて溜めまくって、その数に応じた効果を発揮する。ジェネシスも似た効果を持っているのが多いけど、一気に溜めた後、爆発させるタイプなんだよね」
スズ「そうなんだ。じゃあ改めてスタンド&ドロー。ライド、Duo小さな秘密ローヌ!閃きの音色チコラ、可憐な星ピース、海馬騎手シルダリヤをコール!まずはシルダリヤで攻撃!効果でパワー+3千!」
シルダリヤ ローヌ ピース
R ダーリング チコラ
シルダリヤの操る海馬(シーホース)の前足の踏みつをまともに喰らう。ダメージゾーンに置かれたのは熱望の悪魔アモン。
スズ「今度はローヌの攻撃!♪〜♪〜♪〜」
更にダーリングの支援を受けたローヌがフルートを奏で、それを衝撃波に変換する。
八雲「ここはノーガードだ」
スズ「ドライブチェック、Duo魅惑の瞳リィト。トリガー無し。えーっと……ローヌのCB!ピースを手札に戻して、同名カードを手札に加えるよ!——って、あれ?」
ふと思ったが、手札に戻ったのは前列のピース。攻撃が許されるのは前列のユニットだけ。スタンド状態のユニットを手札に戻してしまったら折角の攻撃を自ら棄てるのと同然だ。
スズ「うわぁー!ミスったああああああー!!」
八雲「ま、まぁ……プレイミスは誰にでもあるからね……;」
(代´・ω・)ドンマイ……
八雲:ダメージ3 手札3 ユニット4 ソウル7
スズ:ダメージ3(使用済み1) 手札5 ユニット4 ソウル2
八雲「ドロー(厄介なのはリィトだな。Wアタックは喰らいたくないし、メーアも入れてるっつーから、最悪ダブルクリティカルでジ・エンドなんてのもありえるし…)。汝を招こう。我が仮面舞踏会(マスカレード)に!仮面の王ダンタリアンにライド!詩人アモンでシルダリヤに攻撃!」
アモン ダンタリアン ドロー
R R ディール
(代・ω・)リアガードを攻撃してきたぞ?
エミ「多分攻撃の手を潰そうとしてるんですよ。Duoは同名カードがあるから効果を発揮するカードがあるんです。チコラが幾つかあるとなると、ガードに使うのを躊躇いそうですし」
スズ「……ノーガード」
八雲「よっし!次はダンタリアンの攻撃!ダンタリアンは攻撃時にSCし、パワー+千!」
チャージしたカード:『悪夢の国のダーククイーン』
スズ「えーっと、マデイラで防御!」
八雲「あくまで防御するか。“ツインドライブ!!”これはG3のヴァンガードサークルにあるユニットのみが使える効果で、今まで行ったドライブチェックを2回行う。1枚目。“アモンの眷属ヘルズ・トリック”!ヒールトリガー発動。パワーをイザヤに、1枚回復。2枚目。“五大元素の支配者”。トリガー無し」
スズ「回復しちゃった!」
八雲「最後はドローの攻撃!合計2万1千!」
スズ「これは流石に防げないよね……;」
最後の鬼火のような炎を投げ、更にダメージを与えて4ダメージにまで追い込んだ。
八雲:ダメージ2(使用済み1) 手札6 ユニット4 ソウル9
スズ:ダメージ4(使用済み1) 手札4 ユニット3 ソウル2
八雲「しゃあないでしょ。トリガーだけはどうにもできないんだから」
スズ「うぅ〜;こうなったら倍返しにここで逆転してやる!」
呻くスズが反撃に出ようとカードを引く。そしてエストさんの持つデッキの片方のエースにライドする。
スズ「みんなの願いを詰め込んだ、理想の妹ここに登場!Duo理想の妹メーアにライドv」
マイ「凄〜い!ばっちり可愛く決まった!」
スズ「チコラ、ローヌ、そしてピースを下げてリッカをコール!」
ローヌ メーア リッカ
チコラ ダーリング ピース
スズ「メーアで攻撃!」
八雲「流石に防ぎきれないな……ノーガード」
スズ「ツインドライブ1枚目!!トロピカルヒーラーメジェルダ!回復してパワーをローヌへ!2枚目、閃きの音色チコラ。トリガー無し」
メーアが掌に魔法陣を召喚する。それと同じものがダンタリアンの上空に現れ、そこから巨大マカロンが出てきてダンタリアンを押し潰す。
そのマカロンを突き破り、何とか上半身を外に脱出させたダンタリアンに、ローヌが攻撃を仕掛けてくる。正直防ぎたい所だが、手札に余裕が無い八雲はノーガード宣言。ダメージ4になってしまう所をヒールトリガーで凌いだ。
スズ「ここでCB!チコラを手札に戻し、山札からチコラを手札に!ここでチコラのCB!パワー4千を追加!」
八雲「チコラは3枚あるか?」
スズ「え?あるにはあるけど……?」
八雲「それを公開、俺に見せて」
スズ「こう?(チコラ3枚を公開」
八雲「こうすることでチコラの第2の効果発動。ダメージ1枚を表にして」
ザフィーラ「コストを回復させた?」
アリサ「あれがDuoの怖い所なのよ。同名カードを揃えれば、コストそのものを無かった事にできる。もしチコラがいくつか場に出ていて、まとめて手札に戻る効果を使われたら……」
千鶴「相手は溜まったもんじゃないね」
スズ「リッカで攻撃!合計1万9千!」
八雲「ダークナイトで防御!」
八雲:ダメージ3(使用済み1) 手札5 ユニット4 ソウル9
スズ:ダメージ3(使用済み2) 手札5 ユニット5 ソウル2
八雲「ドロー。(ここからリィトのブレイクライドで、最大8回の連続攻撃が来る。一応アレは来たけど、最悪完全ガードのコストになりかねない……ダクイレはトリガー以外で手札を増やす方法は無いから、ここは……)アモンを下げ、灰塵の異能者イザヤをコール。ヘルズ・ドロー、リッカに攻撃!」
イザヤ ダンタリアン ドロー
アモン R ディール
スズ「ノーガード。ダメージチェック、クリティカルトリガー!効果を全部メーアに!」
八雲「ダンタリアンでリッカに攻撃!効果でSC&パワー+1千」
スズ「ここでリッカ!?(うぅ、正直ガードしたいけど、ピースだけじゃ……」
八雲「もし足りないと思ってるんだったら、前列にいるG2のユニットを防御に回せる共通効果、インターセプトを使ったらどうだ?」
スズ「じゃあローヌでインターセプト!更にシルダリヤ!」
再び仮面を展開してのレーザーをガーディアンとして現れたローヌとシルダリヤが防ぐ。
八雲「ツインドライブ1枚目。“アモンの眷属ヘルズ・トリック”!1枚回復して、パワーをイザヤに。2枚目。“ヒステリック・シャーリー”。ドロートリガー。1枚引き、効果はイザヤへ。イザヤ!」
スズ「またノーガード!ダメージチェック、トリガー無し」
八雲:ダメージ3(使用済み1) 手札7 ユニット5 ソウル10
スズ:ダメージ5(使用済み2) 手札5 ユニット4 ソウル2
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その6 ( No.405 )
- 日時: 2014/08/08 09:04
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
来るぞ。
スズ「よーっし……」
スズのライドフェイズ。少し呟くと彼女はどこからかマイクを取り出し……
メーア(スズ)『みんなー!今日はDuo特別ライブに来てくれてアリガトー!』
(代`・ω・)&エミ&パシフィカ&マイ「イェーーーーイ!!!!」
上の4人以外全員Σ(°Д°)!?
いきなりメーアにライドしたスズがマイク片手にアイドルの如く挨拶を大きく上げ、エストさんとエミ、マイ、パシフィカがそれに乗る。
スズ『さぁ、今日のライブもいよいよ大詰めだよ!最後を飾るのは、目を合わせたらメロメロになっちゃうあの人!Duo魅惑の瞳リィトお姉ちゃん!!全国のお兄ちゃんお姉ちゃん達、私達の歌を聞いて下さい!ブレイクライド!』
ブレイクライドが始まると同時に海水が逆巻き、それを掻き分けて新たにライドしたリィトがVサークルに現れた。
さっきの口上もそうだが、いきなりライブみたいな口上を始めたことに、隣でファイトしていたアイチ(セイクリッド・ういんがる)とダブルイ(シャングリラスター・コーラル)を含めた全員ポカーン(°Д°)。おい、いつの間にライブ会場になった。
ダブルイ「何だ今の……;」
スズ「もー!これがわたしのライド台詞なんだよ!」
ダブルイ「あれが!?今一瞬ライブ会場にいたかと思ったぞ!?」
アイチ「あー、音也君(ヴァイスシュヴァルツ(以下WS)小説のキャラ。聡明学園の生徒でドルオタ。使用デッキはラブライブ(デッキはWS内の話)だったら無言で親指突き立てるだろうね;」
ダブルイ「誰があれを考えたんだよ……;つか、作者もいつの間に合いの手を入れた;」
(代・ω・)いやー、ファイト前にスズ達に言われてな。意外とノリがいいから乗っちゃったぜwww
櫂「大体の見当は付くが……スズ、それって誰の発案だ?」
マイ「パシフィカです」
櫂「お前ら……;」
パシフィカ「いや、アイドルなんだからこういうのもアリなんじゃないかって思ってね……;そしたら思った以上に乗りに乗って……;」
ダブルイ「そしてそのアイドル台詞なっちゃったのか;」
スズ「ともかく……メーアのブレイクライドスキル、リィトにパワー+1万。バウンス効果をゲット。コール!Duo海馬騎手シルダリヤ、Duo閃きの音色チコラ!まずはリッカの攻撃!」
シルダリヤ リィト リッカ
チコラ ダーリング ピース
八雲「ノーガード!ダメージチェック、トリガー無し」
スズ「シルダリヤの攻撃!」
八雲「これもノーガード。ダメージチェック、クリティカルトリガー!効果は全てダンタリアンに!」
スズ「リィトの攻撃!同時にメーアの効果でリアガード全部を手札に戻して、そこからメーアとチコラをコール!更にリッカの効果でそれぞれSC&コスト回復!続けてチコラのCB!リィトにパワー+4千!そして同じカード3枚を公開してコスト回復。そしてアタック!」
八雲「合計2万5千……ガード!悪夢の国のダークナイト、アモンの眷属ヘルズ・トリック!」
スズ「合計3万6千……ぎりぎり届かないか。ツインドライブ!1枚目はDuo気高き冠マデイラ!効果は全部リィトに!2枚目。Duoグランパスターンシャノン!これの効果も全部リィトに!」
(代・ω・)え?届かないのに態々パワーを上げるのか?
パシフィカ「リィトさんには思いもよらない効果があるんだよ?エストさんも使ってたでしょ?」
(代・ω・)……あ!
スズ「ライブにアンコールはつきもの!白と黒のライブで世界を塗り替えて!リミットブレイク!」
リミットブレイクが発動すると同時にリィトが大きな布を纏い、10秒も掛からぬうちにその布を取り払う。するとどうだろうか、さっきまで白服だった衣装が黒服に変わっていたのだ!
リィトは手札にある同名カードを1組(白黒関係無し)破棄する事でパワーを3千追加してスタンドする強力なカードだ(衣装変更は風景サービスですのでペルソナライドではありません)。先ほどのトリガーを割り振ったのもこれを見越してたのだろう。スズは手札からリッカ2枚を棄ててこの効果を発動したのだ。
R ※リィト メーア
R R チコラ
※リィトは現在パワー3万8千
スズ「メーア!」
八雲「ドロー、インターセプトだ!」
スズ「更にリィトでアタック!メーアの効果!メーアとチコラを手札に戻して、メーアとチコラをコール!チコラのCBで、メーアをパワーアップ!」
八雲「ヘルズ・ディールをドロップ。アモンの眷属ヴラド・スペキュラで完全防御!」
2度目の攻撃に現れた眷族のデーモンが鏡を盾代わりに前に差し出し、リィトの魔法が吸い込まれる様に鏡に向かい、飲み込まれるように消えた。
スズ「ツインドライブ!1枚目、PRISM−Duoアリア。2枚目!マーメイドアイドルファルーカ。まだまだ!メーア!合計2万2千の攻撃!」
八雲「腹ぺこエッグ!」
最後の魔法で放った渦潮に巨大な卵の悪魔が立ちふさがり、その突進を受け止めた。
スズ「えー!?まだ持ってたの!?」
八雲「持ってたの」
スズ「もー、ターンエンド……」
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その7 ( No.406 )
- 日時: 2014/08/08 09:03
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
八雲:ダメージ5(使用済み2) 手札2 ユニット4 ソウル10
スズ:ダメージ5(使用済み2) 手札8 ユニット3 ソウル2
スズ(一応手札はチコラ2枚、アリア、シルダリヤ、ファルーカ、ダーリング、マデイラ、シャノン。シールドは……5万5千と完全ガード。これならどんな攻撃でも防げるね)
八雲(手札はたった1枚な上に前列が欠けてる。一応コイツは手札にとどめておいたけど、アレだけの手札はちょっときついな……だけど、ここで決めないとな)
お互い手の内で思考を巡らす。八雲のライドフェイズ、片方のカードにライドする。
八雲「我に仇名す者を灰塵に帰して抹消する!灰塵の異能者ハダル!ブレイクライド!」
ブレイクライドと同時にイザヤと同じ雰囲気の衣装を纏った男がヴァンガードサークルに現れた。同時に3つの仮面が彼の頭上に現れる。
八雲「ブレイクライド効果、ハダルにパワー+1万。そして3体のリアガードをパワーアップ!終楽:狂鬼舞踏曲(しゅうがく:バーサークマスカレード)!」
上空に現れた仮面がそれぞれ詩人アモン、イザヤ、プリズナーの顔に仮面が張り付く。最初は窒息するかのようにもがいたが、次第に動きが鈍くなる。と思った次の瞬間に膨大した魔力がオーラの様に放流する。
八雲「この3体はソウル×1千のパワーを与えるつまり……」
詩人アモン6千>>9千>>2万
イザヤ9千>>2万
ディール7千>>1万8千
(代・ω・)パワーが跳ね上がった!?
スズ「ソウルの数は11枚。詩人アモンも効果を発動して一気に2万に!?」
八雲「五大元素の支配者(マスター・オブ・フィフスエレメント)、ダークナイトをコール。そして……今更なる闇の力を解き放つ!シークメイト!」
ハダルから金色のオーラが溢れ出す。それと同時にブリッツ・リッター、カース・ドクター、ヘルズ・トリック、腹ぺこエッグの4体が光の塊となり、金色のオーラと共に天空へと飛ぶ。そして4体のユニットを加えたデッキが1枚1枚ばらばらに八雲の周りを飛び、1枚のカードが手元に加わって残りはデッキゾーンに戻って山札が自動的にシャッフルされる。
八雲「前門の虎を灰にして、後門の狼を塵に帰す!レギオン!」
ハダルの左下の紋章をひとつに合体させるようにヴァンガードサークルに乗せた。
スズ「え……?え!?何で!?ヴァンガードサークルに2体も!?」
八雲「あぁ、確かエストさん達は双闘(レギオン)を知らないんでしたっけね。アイチ、そっちはどうだ?」
アイチ「うん、今双闘するところ!」
八雲「そんじゃ、特別編として双闘の補修を行いましょうか」
八雲がメインフェイズを中断し、アイチとダブルイの場をディスプレイに映して説明する。
八雲「双闘を発動するには、3つの条件&手順がある。で、これから表示されるのがその条件だ」
『双闘の条件』
1.右下と左下に紋章を持つユニットをデッキに入れる(両方入れなければ双闘は成立しない&特殊なユニット以外レギオンリーダーはG3、レギオンメイトはG2で統一されている)。
2.お互いの場にG3のヴァンガードが存在する事。
3.ドロップゾーンのカードが4枚以上あること。
『双闘の手順』
1.レギオンリーダーのヴァンガードの起動能力、シークメイトを発動する。
2.ドロップゾーンから4枚ユニットを山札に戻す。
3.山札から指定されたユニットを探し、そのユニットをヴァンガードサークルにいるレギオンリーダーの紋章と重ねるように置く。
八雲「期待の新星トロワとオオヒルメ以外は全部この紋章を持ってるんだ。そしてアタック時にはリーダーとメイトのパワー合計でアタックする。アイチ、解らなかった人達の為に実践してくれ」
アイチ「了解!忘却の彼方より伸びる一筋の光、暗闇の中で僕と盟友を繋ぐ勇気という名の光。シークメイト!」
セイクリッド・ういんがるも4体のトリガーユニットと共に溢れる金色のオーラを天空に放つ。
アイチ「戦場に並び立て、僕の分身!レギオン!」
ダブルイ「スゲェ、ブレードを呼び出しやがった……」
アイチ「セイクリッドの効果、双闘した時山札から探索者をコールする。連接棍の探索者イズハザード!更にイズハザードは登場時に双闘しているならパワー+4千!ファイルはVが双闘しているなら自身をソウルに置いて、ブラスター・ブレード探索者を呼び出す!三度戦場に馳せ参じよ、僕の分身!ブラスター・ブレード探索者!登場時効果、PRISM−Duoエイヴォンを退却!」
もう一体のブレードが現れると同時に放った衝撃波が、海を裂いてエイヴォンに当て、彼女を退却させた。
ダブルイ「くっ……!」
アイチ「ヴォルティガーン!イズハザードの支援で攻撃!」
ダブルイ「パワー2万3千!?くっ……!カナリア、フレッシュスター・コーラル!」
アイチ「次!セイクリッドの攻撃!合計2万2千!」
セイクリッド・ういんがるが遠吠えをすると、双闘しているブレードと共にシャングリラスター目掛け駆け出した。
ダブルイ「完全ガード!(トリガーが出なけりゃ勝てる!」
アイチ「ツインドライブ1枚目。セイクリッド・ういんがる。2枚目……探索者ブーケパウロス!スタンドトリガー!効果は全てヴォルティガーンへ!」
ダブルイ「うっ!?」
アイチ「ブラスター・ブレードでアタック!」
3回目の攻撃にブレードが跳躍する。太陽を背に、最上段から剣を振り下ろした。
——ガンッ!
否、振り下ろす直前に剣を横にして剣の腹でコーラルの頭を殴打した。
思い切り振り下ろされた打撃に目を回し、最後のダメージゾーンにカードが置かれ、勝負が決着した。
八雲「とまあ、支援が無くとも十分な威力を発揮できる。LBやBRと同じくらいかもしれないからな。解った?」
(代・ω・)&スズ「はーい!」
八雲「とにかく続けるよ。ダークナイトの効果。自身をソウルに置いて、ディールのパワー+3千。更にイザヤは双闘している間ソウルにカードが置かれた時、パワー+3千。更にダンタリアンの効果で指定された3体は更にパワー+千。そしてハダルはソウルのG0をドロップして、2枚SC!更に3体をパワー+2千&イザヤのパワー+6千!」
詩人アモン2万>>2万2千
イザヤ2万>>2万9千>>3万1千
ディール1万8千>>2万1千>>2万3千
スズ「うわ……;Vだけでも厄介なのに全部軽く2万超えてるし……;」
八雲「レギオンアタック!双闘スキルにより、合計3万5千!」
スズ「とりあえずWトリガーが出なきゃ勝てる!ダーリング、シャノン、マデイラ!お願い!!」
八雲「ツインドライブ1枚目。仮面の王ダンタリアン。2枚目。アモンの眷属フールズ・パーム。流石にこれだけソウルチャージしたりトリガーを乱発したら後半で出なくなるよね;」
スズ「この土壇場でトリガー乱発したらこっちもヤバイよ……;でも、これだけ倒したんなら、大丈夫……」
イザヤ3万1千>>3万6千
支配者1万千>>1万5千
スズ「」
(代・ω・)八雲さん、ズルするなんてちょっと見損なったぞ。
八雲「いやいやいやいやいや!これイカサマじゃないから!!ちゃんとしたハダルの効果だから!」
ダブルイ「どういう意味だ、それ?」
あからさまにパワーアップした事に驚くエストサイドの3人。だが、エストを落ち着かせると千鶴が説明に入る。
千鶴「ハダルは攻撃した時ソウルが6枚以上なら自分にパワー+5千するの。けど、10枚以上なら、同時に自分のリアガードを2体までパワー+5千するのよ。だから、あれほどまでにパワーアップしたってわけ」
スズ「なるほどー。って、滅茶苦茶大ピンチじゃん!」
八雲「そういうこと。イザヤでアタック!合計パワーは5万8千だ!!」
スズ「6万弱は無いでしょ!?チコラをコストに、完全ガード!」
八雲「五大元素の支配者、攻撃だ!」
スズ「うぐっ……!?」
最後のプリズナーの攻撃に息を詰まらせる。残りの手札はシルダリヤ、チコラ、ファルーカの3枚でシールド合計1万5千、防ぎきれない。
その間にもフィフスエレメントはリィトを中心に、火、水、風、土、闇の五大元素の魔法陣が現れ、その5つの魔法陣から光が中心に放たれ、5つの魔力の放流が混ざり合い、海原に大爆発を巻き起こした。
砂煙に紛れ、スズのダメージゾーンに理想の妹メーアが落ち、同時にリィトも光の粒子となって消滅した。
決着!
- QUEST3:ヴァンガードレッスン!その8 ( No.407 )
- 日時: 2014/08/08 09:07
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)
ラスト
スズ「負〜けた〜……;」
八雲「おつかれさん」
デッキを戻してスズの健闘をたたえる。
アリサ「凄いファイトだったじゃん!」
櫂「初心者にしては大した腕前だな」
(代´・ω・)でも、2人とも負けちゃったんだよね……
スズ「もー!今度こそ勝ってやるんだからね!」
八雲「その意気その意気!負けても次に生かせばいい。もし負けてもどうすればよかったか改善すりゃいいだけの事。手っ取り早く実力が解るのはファイトの中だろうけどね」
スズ「そんじゃ早速リベンジお願いしまーす!」
八雲「OK!ちょっと待って。違うクランのデッキを持ってくるから」
櫂「俺も相手になろう。新しく組んだ煉獄の試運転には丁度いい。ザフィーラはどうだ?」
ザフィーラ「一応は組んだ。試しに使うのも悪くないな……」
アリサ「じゃああたしらも!」
(代`・ω・)バミューダライブ祭りだヒャッハ「荒れるな」ごめんなさい。
その後、作者も加わってのファイト祭りに突入した。依頼は完全にクリア!
END
†
今回はクエストチケットが無いとは言え、ヤマビコさんのクエストが無いので先にエストさんのを行いました。
自分がヴァンガードを始めたきっかけは、アニメを見て興味が湧いたからでしょう。最初はオラクルを集めていましたが、ある時期を境にむらくもに路線変更。その後、バミューダ△、スパイクブラザーズ、ダークイレギュラーズのデッキを構築しました(バミューダとダクイレは自分のデッキでも一二を争う強さ)。
現在はネオネクの銃士を組んでいます。マルトゥレです(すこぶるどうでもいい;byアリサ)。
エストさん:「オリキャラ設定集と小話」「逃走中 −つながった3つの学校−」
エストさんの小説もぜひ宜しくお願いします。
おまけ「マイの設定」
飛田マイの設定
エミの親友の女の子。デッキはネオネクのヴェラ中心型銃士とDuo魅惑の瞳型。
地球出身で魔法を使えないが、意外と鋭く、魔法に覚醒したエミの隠し事を数週間で見抜き、初めて本物のパシフィカを見たときは驚いたが、以後は日常面での彼女をサポートしている(勉強内容など)。
だが、鋭い面に加えてズレた面も持ち、アイチを「お姉さん」といいかけて中断したり、裸族に対しては風邪薬を出したり、変な所で噴き出してしまうところもある。
年頃の女の子みたいに、可愛いものが好きで、おしゃれにも興味がある。裁縫もそれなりに得意でユニットの衣装も幾つか作ってある。
感想おk。STUND,UP!VANGUARD!!