二次創作小説(映像)※倉庫ログ

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その1 ( No.439 )
日時: 2014/08/20 08:09
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)

三部作もいよいよラスト!ネオンメサイアで登場するLJユニットのほとんどがロイパラにそっくりだな。

ブレイブファング:ういんがる・ブレイブ

ディラトン:ギャラティン

ブラスター・ジョーカー:ブラスター・ブレード

他にも出てくるのか……?



『前回までのあらすじ』

帝都ヨコハマの森林公園に散歩に出ていたエリーが記憶喪失の少女、風鳴翼を発見する。
同じ頃スマブラ館では夏祭りの花形、帆船レースに挑むために船を造っていた。
祭りの前日、参加者の誰かが有力候補の帆船を次々と破壊していく。その妨害にもめげず、スマブラ組は被害に遭った神風旅行会社、スピーダー漁の船の残骸を再利用して「スマブラ連合」としてレースに参加するのであった。





開始早々突風でスタートダッシュで先手を取ったスマブラ連合。航海術に長けたトゥーンが帆を操り、確実に強い風を受け止めて青海を奔る。
因みにメンバーはWS世界から来た5人と未だ記憶喪失の翼、そして櫂、ウルフ、ファルコ、リンク、トゥーン、ヴィータ、レン、ユウヤの14人だ。

ウルフ「スタートは快調だ!一気に突き放すぞ!」

トゥーン「ぼーっとしない!とりあえず次に南東から風が来るから、取舵!」

ウルフ「取舵って左か。って、立花達は?」

舵輪を任されたウルフが甲板に立つ。そこでふと響達がいない事に気づく。

響「うわぁー、私、帆船に乗るなんて初めて!」

翼「昔の人たちってこんな船で海を渡ったんだね」

クリス「大昔にエンジン無しでどうやって海を渡ったのか。人間ってスゲェな〜」

未来「想い人と一緒に帆船で海を渡るvなんてロマンチックなのv」

ファルコ「お前ら、何しに来たんだよ!?」

完全に帆船レースだってのを忘れてます。
エースパイロットにツッコミを入れられてトゥーンとともに帆を操作する。
だが、エンパイア号とはかなり引き離したのは変わりない。

ユウヤ「じゃあ、僕は船底を見てきます」

暫くは抜かれまいと判断したユウヤが船内に入る。船の中は空間になり、必要な物と縛られて動けないようにした調と切歌以外何も置かれていなかった。

ユウヤ「何やってんの;」

調「縛られて動けません」

ユウヤ「それは自業自得……;ともかく……」

ふいに、LBXリュウビを取り出し、起動。Dエッグを取り出して積まれた箱諸共結界に包まれる。そして箱の蓋を少し開け、そこに剣を一突きにする。
それを皮切りに様々なLBXが現れる。

ユウヤ「ゼルダ無双さながら、全部倒して上げましょうか!」

彼も、彼にしか行えない戦いが始まった。



レース開始!

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その2 ( No.440 )
日時: 2014/08/20 08:08
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)


火竜島


第一のフラッグが存在する島。
ここは活火山の影響で年中気温が夏並みに熱く、島民も竜人やゴロン族で占めてある。フラッグは東の洞窟の奥に突き刺してある。

ウルフ「東の洞窟は……あそこか!」

すぐに駆け出して洞窟の中に入る。

ウルフ「こりゃドラグロスどもの洞窟じゃねぇか!」

響「ヤバイところなんですか?」

ファルコ「強さは大した事ないが、相手にしてたら日が暮れちまう!」

そう、東の洞窟とは赤い竜人、ドラグロスの群れが住処とする洞窟だ。集団で行動する彼らの数は百単位は常識だという。
無駄な戦闘を避けるために見張り兵を避け、音で別の方向に誘導してついにフラッグを発見する。

ヴィータ「よし、フラッグはまだあるからあたしらが一着だな!」

未来「この調子でドンドン行けば一位は間違いないね!」

翼「早く戻りましょう「ドンッ」あ、ごめんなさ……」

そろそろ巡回兵が戻ってくる時間が迫ってきて、おさらばしようとした時、翼が誰かとぶつかった。それは先ほど音で誘導された巡回のドラグロスだった。巡回から戻ってきた竜人は侵入者の発見に大声を上げる。洞窟全体に反響した声は他の竜人の耳にも届き、最深部に向かう!


ドラグロス「!」

リンク「早く走れ!目印にデクの枝を置いておいた!」

ファルコ「助かる!こいつらの相手をしてたら追い付かれる!」

未来「ちょっと待って!出口方面に大きなトカゲを中心にドラグロスがいるんだけど!」

緑の勇者が残した目印を辿り、出口へ一目散に向かう。だが、その途中で先回りして待ち伏せしていた。
それは他のドラグロスよりも一回り大きく、斧や鎧なども並大抵の物ではない。






ドラグロスの群れのボス、『ドラグレイ』だった……!



翼「なんか、怒ってませんか……?」

レン「縄張り意識が強いですからね、彼ら。何も盗んでないとはいえ、皆さん住処に入ってきたコソ泥を許しますか?」

ウルフ「俺らの場合、コソ泥はブッ飛ばすのがセオリーだったな」

クリス「お前らの辞書に常識の二文字は無いのか?」

そりゃそうだ。自分の家に入ってきたコソ泥を許すはずが無く、このまま集団でリンチにする気満々だ。RPGで言うなら序盤の中ボス程度だが、統率力は凄まじく、物凄く厄介な存在となるのだ。

響「あれ?何か出口方面から誰かが来るよ?」

前も後ろも塞がれて絶体絶命のその時、入り口から誰かが猛スピードで走ってくる。肉眼で見える距離にまでなった時、響と未来とクリスは更に顔を青ざめた。


BGM:地鎌イガリマ&塵鋸シュルシャガナ


調&切歌「ブラッドフェスティバルじゃああああああああああああああー!!!(ギア装備&目がヤバイ」

クリス「誰だあああああああー!あの殺人鬼を野に放ったのはああああああー!!!!!」

ギアを纏った調と切歌が目の色変えて突進してきたのだった?!
レース開始前に厳重に縛ったはずなのになんで……?とクリスが思った時、ウルフの携帯からユウヤから電話が入る。

ウルフ「もしもし?ユウヤか」

ユウヤ「すみません、調と切歌がどこに行ったか知りませんか?」

ウルフ「今目の前でドラグロスどもを血祭りに上げてるぞ。何で縄を解いたんだよ?」

ユウヤ「トマトジュースをやろうと思ったんだけど、縄が邪魔だったから一旦解いたんだけど、その途端消えて……」

響「血の匂いを嗅ぎつけて来たんですね解ります」

翼(((°°ДД°°)))gkbrgkbr






ザシュ!ザシュ!ギャー!斬斬斬!グエェー!ザシュザシュ!ザクッ!さっくり。ドスドスドスッ!ザシュザシュ!ちゅい〜〜〜ん!!!!がりがりがりがりがりがりっっっ!!!!ザシュ!ザクザクザク!ドシュ!ヴィィィィィィン!ギャルルルルルルルルルル!






切歌「ふぅ、満腹デス(`ω´+)」←所々血まみれ

調「人間じゃないけど、味は悪くないね」←所々血まみれ

レン「2人とも人間ですよね?」

ファルコ「ここの洞窟に住んでた連中が……;」

ウルフ「墓地を築いている暇はねェからな;とっとと次行くぞ!」

こいつら、絶対精神病棟に突き出した方がいいな;つか、ムーンエッジとドクトロイド・アーガスのフレーバーを入れたの誰だ。





ファルコ「まずは1本。快調だな」

ユウヤ「こっちも妨害用LBXを全部潰したよ」

船に戻った一行が次に黒金島に向かう。
次の黒金島は鉄鋼業を中心とし、鉄器の生成技術も高く、本島から製鉄技術の学びの場でもあるのだ。

翼「……」

響「翼さん?」

翼「私の記憶、いつ戻るのかな?」

ふいに甲板で黄昏ていた翼が、自分の記憶の事についてぼやく。
まだ彼女の記憶は全て戻っていないのだ。

翼「この世界の事は凄く楽しくて、まるで冒険している気分になれるの」

響「……」

翼「私の想像だけど、ひょっとしたら元の世界じゃ私は要らない子で、元の世界から逃げ出したかったんじゃないかな?ゲートが開いたのは、私の願いを聞いてくれたんじゃないかって……」

響「そんな事ないよ!」

水平線の彼方を見た翼の呟きに響きが否定する。

響「要らない子なんかじゃないですよ!翼さんは私達の世界には絶対必要ですし、世界中の人達も翼さんの歌で勇気や希望を貰っています!」

翼「……冗談ですよ。私も元の世界に帰りたいし、記憶も取り戻したい。どんなに辛い思い出も、大切な記憶ですから」

未来「その意気です!」

トゥーン「ここいらの海域は穏やかだからね。もうすぐ黒金島に到着するよ!」

今度の島は遠いが海域も穏やかなので、35分もすれば到着するだろう。


次の島へ。

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その3 ( No.441 )
日時: 2014/08/20 08:15
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)


黒金島


リンク「なんだこれは……」

到達した一行が目にしたのは悲惨な光景だった。
島民のほとんどが道端に転がっており、家々も破壊されてしまっていた。フラッグがある町の中央公園も瓦礫と化している。

翼「早く、警察に連絡しないと……!」

レン「警察も病院も必要ありません。即死です」

レンが被害者の一人を確かめるが、即死だと判断する。
ほとんどが巨大な何かに潰されたり、巨大な剣に斬られた痕が見える。


櫂「フラッグが一本無い。バグディアルの仕業らしいが、だとしたらなぜこの島に先回りできた?」

レン「不可解ですね……最も、島民を襲った犯人なら見当が付いてますけど!」

その言葉の最後でモルトレッドを起動させて死角からの一撃を防ぐ。

レン「侍らしからぬ行動ですね。後ろからグサリ、なんて」

櫂「ベアダウンとデアデビル……いや、それだけじゃない」

更にそこから縮小された無数のバーストライザーにジェノサイド・ジョーカー、そしてパーフェクトライザーとノヴァグラップラー尽くしだ。

レン「逃がす気は無いみたいですね。翼さん、フラッグを持って先に帰ってください」

翼「は、はい……」

ヴィータ「今度はあたしも行く!ライザーどもをあんな奴のオモチャにされてたまるかよ!」

響「私達も!元々他人を巻き込んじゃったからね!」

切歌「血はでなさそうデスが、戦力の多さは必要デスよね?」

リンク「……決まりか」

翼を除く上陸組がノヴァグラップラーのユニット達に立ち向かっていった。
一方、翼もフラッグを入手し、船に戻ろうとしていた。だが、戦闘している上陸組を見て足が止まる。

翼「……本当に、良かったの?」

ふいに足が止まる。苦戦しているように見えるが、彼らが強いのは彼女自身も知っている。
戸惑っている最中、ジェノサイド・ジョーカーが響に殴りかかる。

翼「……!」

その時、翼の脳裏にある光景が蘇る。
場所は違うが、同じ状況にあった響をかばって翼がライザーの攻撃を受けて飛ばされ、時空の裂け目に吸い込まれてしまった自分。声は聞こえなかったが、響が伸ばした手を掴もうとし、そしてそのまま吸い込まれてしまった。

翼(そうか……これが私の……)

そう思った時にはあの時の様に響をかばい、バーストライザーの拳の目の前に立っていた。



ガキィ!



その攻撃から更にヴィータがバリアで防ぐ。何とか攻撃を防いだものの、バリアも直後に粉々になってしまった。

ヴィータ「お前、何やってんだ!あれほど避難しろって言ってたじゃねぇか!」

響「翼さん、どうして……!?」

レン「まだまだいますからね。正直あのカードを使うのは引けますが……」

翼「待って」

レン「はい?」

ふと翼が呼び止める。いつもから感じられない凛々しさを秘めた声に動揺するが、翼、未来、クリス、調、切歌は表情が明るくなった。

響「もしかして翼さん……!」











翼「——Imyuteus amenohabakiri tron……」


BGM:月煌ノ剣


静かに詠唱し、ギアを纏う。眼前には大量のノヴァグラップラーのユニット達が。
だが、今までの翼と違い、怯えるどころか完全に立ち向かう気満々だ。

ヴィータ「あたしもいくぞ。何かよく解らねぇけど」

翼「助かる。——愚物なる機械達よ、聞くがいい。防人(さきもり)の歌を!」


完全に記憶を取り戻した少女が、鉄槌の騎士と共に操られた機械の闘士達に飛び込んでいった。(ここからは月煌ノ剣をBGMにお楽しみ下さい)


ヴィータ「行くぞぉ!」

翼「いざ、参る!」


——ひとつめの太刀、稲光より、最速たるは風の如く♪


ヴィータ「うりゃ!だっ!うらぁ!」

翼「まだだ!まだ終わらないぞ!」


——ふたつめの太刀、無の境地なれば、林の如し♪


ヴィータ「シュワルベ・フリーゲン!」

翼「逆羅刹!」


——百鬼夜行を恐るるは、己が未熟の水鏡♪我がやらずて誰がやる、目覚めよ…蒼き破邪なる無双♪


ヴィータ「テートリヒ・シュラーク!」

翼「蒼ノ……一閃!」


——幾千、幾万、幾億の命♪すべてを握りしめ振り翳す♪


ヴィータ「まとめてぶっ飛べ……!ラケーテンフィスト!」

翼「千ノ落涙!」


——その背も凍りつく断破の一閃、散る覚悟はあるか?


ジェノサイド・ジョーカー「ガアアアアー!!」

ヴィ−タ「来るぞ!」

翼「案ずるな!ノイズと比べたら赤子に過ぎぬ!」


——今宵の夜空は、刃の切っ先と、よく似た三日月が香(かぐわ)しい♪


翼「ヴィータ、連携で行くぞ!」

ヴィータ「おっしゃあ!」


——伊座尋常に…我がつるぎの火に…


翼「天の逆鱗……否!」

ヴィータ「鳳凰天舞!」


——消え果てよ!


全ての敵を一掃し、一息吐く翼。そこにWSの世界から来たという3人が駆けつける。

響「翼さん、記憶が戻ったんですね!」

翼「ああ。立花、小日向、雪音、暁、月読、迷惑を掛けたな」

クリス「馬鹿か!どれだけこいつらが心配したと想ってんだよ!」

未来「そうですよ!丸一日音沙汰無しだったら心配しないほうがおかしいですよ!」

調「正直絞殺死体になってたら丁重に血を飲み干してあげるから。酸化してまずくなる前に」

切歌「ちゃんと飲み干してから埋葬するデス」

翼「……なんか2人物騒な台詞を言わなかったか?」

何はともあれ、記憶は完全に戻ったらしい。
島の住民には悪いが、また後日足を運んで丁重に葬ろうと決めた一行は船に戻り、最後のチェックポイント、霊騎士の島へ進路を向けた。




つばさは きおくを とりもどした!

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その4 ( No.442 )
日時: 2014/08/20 08:22
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)


いよいよ終盤。



フォックス「おーい!」

ファルコ「フォクス?」

3番目の島に向かう途中、スターフォックスのリーダーがアーウィンに乗ってスマブラ連合の元にやってきた。

フォックス「お前たちより先回りしたトリックが解った。奴ら、短縮ルートを使っていやがったんだ!」

ウルフ「なんだと?」

トゥーン「そんな無茶苦茶な!確かに短縮ルートはあるけど、あそこって確か暗礁地帯だったよ!」

どうやらマップを使って先回りできるルートを探していたらしい。レースにはコンパスと地図は当日に支給されるが、どうやってかその情報を入手したらしい。確かに黒金島にはより短いルートがあるが、暗礁地帯でよく座礁するのでとてもじゃないが行けるルートじゃない。
だが、バグディアルにはカードローダーがある。それを使って暗礁地帯を吹き飛ばし、進めるようにしたのだろう。

翼「なんて連中だ……!勝つために手段を選ぶ気など毛頭無いのか……!」

フォックス「とにかく次の島へは最短ルートで向かうしかない!」

トゥーン「最短ルートって言うと……西北西だね!」

すぐに進路を西北西に変更。そのまま霊騎士の島へと向かっていった。

リンク「そういえば、確かこの辺りは……」


ザバァ!


リンクが言いかけた時、成人男性並の大きいウツボが集団で襲いかかってきたのだ!

シンフォギア組()                          °Д°

ユウヤ「何か出たああああー!?」

リンク「ウルフ、舵頼む」

ウルフ「あいよ」

仰天するシンフォギア組とユウヤに対し、冷静なスマブラファイター。まずリンクが船首に移動し、鞘に収めた剣を抜く。


リンク「……大、回転斬り!」

力を溜め、一気に跳躍。巨大な回転斬りを放ち、全てのウツボを一刀両断してしまった。

クリス「な、なんつー群れに出くわしたんだ……;あんなのがここらにうじゃうじゃいるのか?」

ファルコ「……蒲焼には丁度いい具合に切れたな」

調「ウツボの血か……悪くないかも」

切歌「蒲焼にしたウツボに血のたれ……おいしそうデスね(じゅるり」

ファルコ「食おうとするな」

翼「お前が言い出したんだろ」

響「あんなのが一々あったんじゃおちおち気絶してられないよ;」





霊騎士の島

3つめに訪れたのは、ゴーストタウンならぬゴースト島だった。
戦場跡地みたいに剣や盾、矢に槍などが散乱し、砦らしき場所も崩壊して廃墟と化している。3つ目のフラッグは廃墟の城の王の間だ。


ざくっ…


戦場に足を入れた途端、地面から武装した白骨死体が現れた。それも1体や2体じゃない、軽く千は超えている。

響「こんなにたくさん……バグディアル達はもうフラッグを入手したかもしれないって言うのに……!」

ウルフ「こいつらを相手にしている暇は無い」

調「じゃあ、戦場の間を縫って周り道?」

リンク「その時間も無い」

トゥーン「え?じゃあ何するの?」

ファルコ「当然……」













ウルフ&櫂&ファルコ&リンク&レン「こいつら全員瞬殺して進む!」

上記の5人以外全員「単純明快だなオイ!」

ともあれ迂回する時間も何も無い。古参(約一名はもうすぐ後輩が入る新参者だが)ファイターは白骨兵士を全て瞬殺して城の王の間へと飛んでいった。



そして王の間。嘗ては力ある王族の屋敷として、戦時は拠点として使われたのだろう。今は寂れてしまっているが、荘厳さは抜けてはいない。その玉座にて、古い甲冑が座るように棄てられていた。
だが、スマブラ連合が来た途端、ふわりと甲冑が浮かんでパーツ同士が合体し、壁に突き刺さっていた剣を引き抜き、盾を拾い上げる。

甲冑「よく来た挑戦者よ。我を倒し「いいからぶっ倒れろ」え!?」


〜暫くお待ち下さい〜


ウルフ「最後のフラッグゲットだ!」

トゥーン「最後のボスが不憫でならないけどね;」

ともあれ3つ目のフラッグも入手した。あとは小島を旋回して特定のコースへ向かってゴールするだけだ。
霊騎士の甲冑は木端微塵に砕けてしまったが、まぁ、成仏しやすいからいいか。


ゼルダ無双が発売されたんでwww

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その5 ( No.443 )
日時: 2014/08/20 08:28
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)




ヴィータ「見えた!」

鉄槌の騎士の視界に巨大な帆船、エンパイア号を発見する。風は追い風で軽いスマブラ連合の船はすぐに追い付いた。

ウルフ「追い付いたぞ!」

バグディアル「何!?いつの間に!えぇいもっとスピードを上げなさい!」

黒金島で足止め、あわよくば全滅を狙っていたバグディアルが驚愕する。そしてもっとスピードを上げろと部下達に指示を出す。
スマブラ連合も負けておらず、トゥーンの航海術で風を受け止め、一気に小島に接近。そしてキュースピードで旋回し、ここから設けられたコースに沿って向かっていくのだ。コースの目印としてブイがあるので、その間がコースとなるのだ。後半のレースの鍵は先にブイを通るかにある。
しかし、このレースの舞台となる海にはこれから牙を向ける……!





ザァァ……



未来「あれ?あれれ?」

ユウヤ「ど、どうしたの?急に遅くなってるんだけど……」

トゥーン「に゛ゃあああああ!凪の時間帯(カームタイム)に入っちゃったー!」

未来「か、かーむたいむ???」

リンク「一切風が来ない凪の時間帯に入ったんだ。エンジン船なら問題ないが、レースだとこれが大きな障害になる……!ぼやぼやしてたら海流に流されるぞ……!」

そう、これが恐ろしい点だ。凪の時間帯は大体30分前後だが待っている時間は無い。船の攻撃をしなければ戦闘スキルが可能というのは、この事態を見越しての事である。

響「ヴィータちゃんのロケットハンマーで引っ張っていけば……!」

ヴィータ「無茶言うな!」

未来「私からもお願い!私達も後ろからバタ足で押すし、翼さんの天の逆鱗をエンジン代わりにしますから!」

ファルコ「お前も乗るなよ!」

翼「大体天の逆鱗を使ったら確実にこの船が沈むぞ!」

クリス「だったらそこのW緑!どっちか風を起こす葉っぱみたいなの無いのか!?」

トゥーン「デクの葉の事?持って来てないよー!(泣」

レン「風を起こせばいいんですよね?クリスさんお願いします」

クリス「はあ?あたしが風を起こせる訳——あ、そうか!」

レン「櫂もお願いします」

櫂「……なるほど」





バグディアル「急ぎなさい!ええい何をしているのですか!」

一方のエンパイア号ではバグディアルが怒号を上げていた。部下達はオールを使って漕いでいるが、船が船なので数も必要であるうえに息を合わせて動かさなければ動き出せない。

切歌「お先に失礼♪」

バグディアル「なにをして——って、はあ!?」

そこにスマブラ連合が横を通り過ぎる。凪の時間帯なのに帆は風をはらんで飛んでいる。その理由?極めて簡単だ。

クリス「おらおらおらぁ!(ミサイル連射」

レン「クリスさん、砲撃中止!あと130メートル後にカーブが来ます!」

トゥーン「了解!」

レン「小日向さん、エネルギーは十分ですか?OKならお願いします!」

未来「響以外に指示されるのは癪だけど……流星!」

クリス、未来の2人による砲撃とミサイルの爆風で一気にリードしたのだ。
完全にガレオン船では追い付けない距離まで引き離した。

バグディアル「あのガキ共……!こうなれば……!!」




いよいよレースもクライマックス……!

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その6 ( No.444 )
日時: 2014/08/20 08:35
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)



ユウヤ「あとはこのまま一直線ですね!」

ウルフ「よし、このまま引き離せ!」

ついに波止場が見えてきた連合は一気にスパートを駆けようと飛ばす。

櫂「おい、来たみたいだぞ」

切歌「本当にしぶといデスね」

調「あの人の血、まずそうだからやだな……」

バグディアル「もうなりふり構っていられるか!この船で潰してくれる!」

完全にルールを無視してタンクライザーを召喚。船尾にいたアルティメットライザーもサイズを縮小して船首に回り、攻撃を仕掛けてくる。

ヴィータ「言ってる場合かよ!それにあいつら、タンクライザーまで呼びやがった!」

ウルフ「もうなりふりかまわずかよ!こっちは攻撃できないってのに……!」

ファルコ「逃げるしかねぇ!リンク、トゥーン、何としても逃げ切れ!」

リンク「解っている!」

砲撃を避け、目前のゴールに迫る。
船尾ではヴィータ達が砲撃を立て続けに叩き落す。間違ってもエンパイア号に当てたらその時点で失格してしまう。
そしてついに砲撃の照準がヴィータに合わさる。

バグディアル「喰らえ!」

ヴィータ「!」

確実に被弾するかと思った時、3体のライザーに異変が起こった。いきなり立体映像を殴った直後みたいにブレが起こり、そのまま光の粒子となって消滅した。

バグディアル「な、何!?馬鹿な!何故消えるのですか!」

ヴィータ「おい、何が起きたんだ?」

レン「魔力切れです」

切歌「は?」

調「あれにもバッテリーか何かある訳?」

櫂「あれだけ膨大な魔力を要するユニットを召喚したんだ。恐らく今までの騒動でも使っていただろう」

どうやら内蔵されていた魔力が底を尽いたらしい。まぁ無理も無い。ジェノサイドジョーカーといいアルティメットライザーといい大容量のユニット達を召喚し続けたのだ。
完全に勝負あり。そう思った瞬間突風が起こり、船が海面から上がる。凪の時間帯が終わり、その分の風がまとめて襲い掛かってきたのだ。

トゥーン「にゃっ!?」

バグディアル「貰った!」

背後にエンパイア号が迫る。このままだと衝突して破壊される……!





ビリビリビリィ!





翼「帆が、勝手に……!?」

そう思った時、エンパイア号の帆が全てひとりでに破けたのだ。突然動力を失い、徐々にスピードが落ちていく。

ウルフ「どうなってるのか解らないけど、今のうちに引き離せ!」

櫂「そう言うと思ってエネルギーは最大にしておいた!」

ウルフ「じゃあ一直線にぶっ放せ!」

櫂「ああ!クルーエル・ブラスト!」

スターウルフの掛け声と共に櫂がエネルギー砲を発射。爆風がエンパイア号に届かないギリギリの距離で爆風を起こし、その勢いで一気にゴールイン!

開催者「ゴール!ゴール!ゴォォォォォォォル!!スマブラ連合、反則技連発のバグディアル商会との一騎打ちを制して優勝だあああ!——って、どこまで飛んで行くんですか?」

翼「って、なんか飛んでない?」

櫂「流石に威力が強すぎたか。波止場を乗り越えて今道路の上だ」

響「って事はまさか…;」

クリス「もう何も言うな(響の肩に手を置く」


ガッシャーーーン!!


スマブラ連合「ぎゃあああああああ!!」

クルーエル・ブラストのチャージが強すぎたのか、船が道路に乗り上げて道路に飛び出し、衝突と同時に粉々に破壊してしまった。

レン「あ痛たた…;皆さん無事ですか?」

リンク「無事だ。風鳴、記憶は無くしてないな?」

翼「なんとか……」

櫂「翼が無事なら他も無事だな」

翼「なにそれ;」

開催者「あー…すいません、そろそろ閉会式をしたいんですが……」

ウルフ「あ、そうだったな。バグディアル商会も捕まったみたいだし、お願いします」

バグディアル商会はゴール地点に待機していたテツ達にゴールと同時に逮捕された。これでもうWS世界への介入も出来なくなるだろう。
閉会式では翼達スマブラ連合の他、フォックスの依頼でスピーダー漁と神風旅行会社の代表も並び立ち、観客たちの拍手に包まれながらウルフと翼が高々と世界樹のオブジェを掲げた。


レース終了。

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その7 ( No.445 )
日時: 2014/08/20 08:41
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)




その夕方。最後の夏祭りが開かれた。
シャロ達も夏祭りを満喫しようと、今度は浴衣姿だ。

響「記憶を消す!?」

櫂「ああ。いくら記憶喪失してた者と迎えに来た者とはいえ、お前達は部外者だ。さっきの連中みたいな真似をする奴を出さない為にもな」

ヴィータ「奴が使ってたカードは全部局が回収したからな。あいつらももう悪用される事はないから安心だよ」

クリス「おい!あたしらは協力者だろ!何で——」

翼「雪音落ち着け。冷静に考えれば彼の言い分もある。私達が覚えていては、その情報を聞き出そうとまた暗躍する者もいる。そのリスクを消すためにも記憶を消すって事ですね」

レン「話が早いですね。あなたにとっては、記憶喪失してた事も忘れてた方が都合が良いんじゃないんですか?」

翼「……;」

記憶を一部消すというのは彼らの魔法の大半を担うヴァンガードカードに刻まれたユニット達の住むクレイの危機を根絶する為である。
それに翼側でも異次元に行っていた、なんてしゃれにならない。記憶を消したほうが存外都合がいいのかもしれない。

シャロ「でも、どうせ記憶が消えちゃうなら、この夏祭りを楽しんでからのほうが良いですよ!」

コーデリア「確かにそうね。この前のカラオケ大会とか、まだ行ってない所色々あるし」

切歌「ふぉ〜、ふぉもふぃふぉろうフェフ(お〜、面白そうデス」←綿菓子と焼きとうもろこしを両手に、焼きイカを咥えている。

調「ふぁふふぁふぇふふぉ?(参加するの?」←お好み焼き咥えてる。

クリス「お前らすっかりエンジョイしてるな;ま、カラオケ大会なら乗らないって訳でもないけどな」

翼「なら私も参加しよう。記憶を戻した後でもう一度歌いたい」

響「じゃあみんなで参加決定!」

ネロ「は〜い、異次元からのお客様と元記憶喪失者の計5名様、ご案内〜」

エリー「あの、ちょっといいですか……?」

早速ステージに行こうとした時、エルキュールが呼び止める。

エリー「写真…撮りませんか?」

響「あ!ナイスアイデア!早く早く!」

早速携帯のカメラを櫂に任せ、9人が並ぶ。ぎゅうぎゅうに詰めたので縦に入るのが精一杯だが、何とか距離を取れば全員入る。

レン「も少し右、あぁ暁さんと月読さんは一緒で。翼さんはエリーさんはもうちょっとくっついてください……OK、撮りますよ〜」

全員が入ったベストショットに入ると写真を撮る。一枚はエルキュールの携帯に、もう一枚は翼のスマホに写真を撮った。

響「おーい、早くー!」

写真を撮り終えたレンが翼とエリーに携帯を渡す。響に呼ばれた後、2人ともステージへと向かっていった。
そして、エルキュールが翼をかくまったあの森林公園の崖上に訪れる(翼達は全員来た時と同じ服になっている)。

アサカ「向こうに着いたら、これを使って。ゲートを閉じると同時にここに関する記憶が消えるわ」

響「ありがとうございます。でも、ちょっと残念だな。師匠達のお土産話が消えちゃうなんてね」

未来「仕方ないよ。私達が異世界にいた事を覚えてたらまずい事も色々あるから」

アサカから小さな装置を受け取った響が残念そうに言う。だが、未来が彼女をなだめる様に肩に手を置く。
その傍ら、翼とエルキュールも別れの言葉を交わしていた。

エリー「また…会えますよね……?」

翼「ええ。きっと、必ず」

その言葉の後、エルキュールを抱き締める。抱擁が終わると先に準備していた5人と共にゲートの前に立つ。

響「それじゃあ、さよなら!」

翼「本当に、ありがとうございました!」

6人がゲートに飛び込むと同時に姿を変え、カードとなる。そのまま6枚のカードは吸い込まれ、その数秒後にもんが閉じるようにゲートも閉じた。





次はあとがきとおまけ

記憶喪失と夏祭りレース!:後編その8 ( No.446 )
日時: 2014/08/20 08:49
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: u6VY3ouz)



おまけ1「風鳴指令×1000」※レース中(黒金島通過)。



クリス「ったく、さっきのウツボの群れは仰天したぜ。それとリンクにも」

未来「あれだけの群れを一刀で全滅させるなんて……」

クリス「無茶に無茶を塗り潰したみたいだよ。スマブラも凄いんだね」

翼「確かにシンフォギアも纏わずに戦うとは。無茶苦茶も大袈裟ではないかもしれないな」

響「そうだね。例えるなら……」












響「師匠(風鳴弦十郎)が千人私達を殺す気満々で追いかけてくる光景」

5人「…………」












クリス「怖すぎるわああああああああ!!!!あんなのが千人もいたらノイズも裸足で逃げ出すわ!見ろ!風鳴も恐怖で壊れたぞ!」

翼「あばばばばばばばばばばばば(ry」

未来「そんなに怖いんですか?」

切歌「なんでも、天の逆鱗やフロンティアの落石を拳一発で止めたそうデス」

未来「ノイズよりも驚異的な怪物が身近な場所にいたー!?」



おまけ2「トマトジュース=血」※最後の夏祭り



ヴィータ「なぁ、何でお前らトマトジュースをそんなに飲んでんだ?」

アスカ「ああ。これじゃ俺とキャラが被るじゃねぇか」

ヴィータ「いや、トマトジュース以外掠りもしないだろ?」

夏祭り会場でヴィータが調と切歌に質問する。
開始前にクリスがトゥーンに大量のトマトジュースを購入させたのが気になっていたのだ。

切歌「始まりは、今は亡きナスターシャ教授からこれを貰ったんデス」

調「血みどろだった私達が飲んだそれは、まさしく驚愕だった……」


〜回想〜



切歌「な……なんデスか、これは……!」

調「血と同じ味……!?」

ナスターシャ「貴方達が驚くのも無理はありません。今まで飲んだ事がないのですから」

切歌「これ、何て飲み物なんデスか?!」

ナスターシャ「これですよ(トマトジュースを出す」

調「……え?それ……?」

ナスターシャ「トマトジュースだから全部トマトを使ってるんじゃないのか?と言いたいのでしょう?ですが本当は……」














ナスターシャ「トマトジュースには、その中身の半分が血を原料としているのです……!」

調&切歌「な、なんだってー!?」


〜回想終了〜


調「以降、血が無い時はこれで補給していたわ……」

ヴィータ「ヴァンパイアがトマトジュースで満足してんじゃねぇよ」

アスカ「お前ら見てると喫煙者がタバコの変わりに棒付きキャンディー咥えてる光景が見えるんだけど」



おまけ3「隠し撮り」※記憶喪失した翼を保護した日。




エリー「翼さん、ご飯持って来まし——わ゛っ?!」

保護した昼。誰が保護者代わりとなるかと4人で相談したのだが、翼自身がエルキュールになついていたので彼女が保護者として決定した。
生徒会のアンリエットとジョセフィーヌに正式に保護の許可を貰い、昼食を持ってきた。が、入った途端部屋がまるで強盗にでも入られたみたいに荒らされていた。

翼「もごご〜!」←本に埋もれている

エリー「つ、翼さん!?今助けます……!」


〜暫くお待ち下さい〜


エリー「大丈夫ですか…?強盗に襲われたみたいですけど……」

翼「強盗?ううん、読み終わったから別の本を取ろうとして、そしたら……」

エリー「……;」

翼「ごめんなさい……(縮こまる」





翼&エリー「……zzz」

夜。今は翼がエルキュールに抱きついて寝ています。しかしよく見ると、扉の隙間からビデオカメラのレンズが覗いていた。

アンリエット「今日の録画の分、と……」

撮っていたのはアンリエットだった。おい、仮にも生徒会長が何してる。

アンリエット「これ、腐女子の皆さんにプレゼントすれば喜びますね。そうだ、ホブベアさんのパーティもあるし、これをプレゼントしたら喜ぶかも……」

ジョセフィーヌ「誰が?」

アンリエット「あらお姉様。ただ観察日記にでも使おうかと」

ジョセフィーヌ「どこぞの裸族化した生徒会長みたいな権限乱用ね;彼女の二の舞になる気じゃないでしょうね?」

アンリエット「大丈夫です。セーラー服とは卒業するものですが、裸族学園には入学しませんから。ギャグカオス学園に永久欠番する気は満々ですが」

ジョセフィーヌ「退学でも良いから即刻その学園から消えてもらいたいわ」

アンリエット「ともかく早く寝ましょう。明日も早いですので」

ジョセフィーヌ「そうね。あなたの顔が物凄い悪党面に見えるからそうするわ」

明朝、机の上に見つかったDVDを発見したエリーがトライアゼントで粉砕、アンリエットはこっぴどくジョセフィーヌに叱られました。

アンリエット「一応コピーし解いて助かった……これをホブベアさんのパーティに持っていこうかしら♪」

ジョセフィーヌ(^ω^#)おkおk、早速それ処分するわ。

※因みにうちのアンリエット(アルセーヌ)はギャグカオス好物組LV3です。



おまけ4「割に合わない?」本編終了後。



レン「そういえば、レースの最後で不自然に破けてしまいましたよね」

アサカ「そうだったんですか?」

櫂「ああ。あの後調べてみたんだが、マストに小さな銃創が幾つか見つかった。その数に合う空薬莢も流されたが見つけたぞ」

テツ「つまり、高い所から撃ち抜いたのか?高い建物ならライフルの射程範囲外だし、飛行魔法を使っても、ちゃんとした足場が無ければ不可能だ」

レン「だとしたら水中から狙撃したみたいですね。ありえない話ですけど」

テツ「水中からだと?アクアフォースじゃあるまいし、水の中から狙撃できるわけ無いだろう。ましてや実弾ならなおさらだ」

レン「不思議な事って、色々あるんですね〜」

※このやりとりはあるフラグです。




「あとがき」

今回は夏祭りと帆船レースの話を3部作に渡って記しました(本来なら2部作の予定だったが)。記憶喪失のネタはONEPIECEのアニメオリジナル回のルフィ親分(406、407話放送)からです。
何故シンフォギアを登場させたかというと、3期が登場すると知って急遽入れました。登場した6人の世界観は、最初は原作、オリジナル、WSのどれかにしようと迷っていました。で、結果はWSに決定。WSの脳内イメージの2期が上がっています。因みに調と切歌はWSではこれが標準設定です(笑)。
ヴァンガード映画にシンフォギア3期にリリカルなのはの第3の映画……楽しみでしょうがない。

そして……










「WS小説、2期執筆決定!」

これのフラグでもありました。


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