二次創作小説(映像)※倉庫ログ

ハルヒちゃんパロ:伊吹コウジ君の退屈1 ( No.486 )
日時: 2014/09/23 20:05
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)




『ドッジボールやろうぜ!(※某GKキャプテンの台詞じゃありません』


その日は、コンピ研が奪われたパソコンを取り返しにあるCDを手に殴りこんできた事から始まる。



小茂井「突然なのですが、我々コンピ研とこのドッジボールゲームで勝負なのです!」

伊吹「だが断る!!!」

伊吹団長、コンピ研の申し出を一蹴。呆然とする彼らを締め出すと、ガイヤールとのファイトに戻る。

伊吹「オラ、とっととファイト進めろ。あと、グレアはデリートしてあるからエクスプロージョン・ブルーも通用しないぞ」

ガイヤール「お前、もう少しちゃんと話を聞いてやれ;」


数分後。


伊吹「……で?」

小茂井「うわぁ、聞く気ねー;」

ファイトを終わらせてコンピ研を上がらせた伊吹。だが、先刻の通り完全に聞く気は無い。

小茂井「だから、このゲームで勝負なのです!僕らが勝ったらパソコン一式反してもらうのです!」

伊吹「ゲームねぇ……で?」

小茂井「え?」

伊吹「今度、お前らは何を賭けるんだ?」

どうやらコンピ研との戦いはこれが初ではないようだ。因みに前回の対戦でコンピ研は惨敗し、絶対服従の身である。だから命でさえ賭けの対象にはならないのだ。

小茂井「……そう言うと思ったのです。こんな事もあろうと……これが目に入らぬか!」

どっかのご隠居の連れの片方みたいな台詞を言ってある物を取り出した。それは……





















『カッパのミイラ』(2千円の値札付き)と書かれた何かの死骸だった!


ミサキ「ひっ!?」

スイコ「これはまた……」

ガイヤール「値札ー!?」

櫂「見るからに、ニワトリの骨とカメの骨がそれぞれ30%、サルの骨が40%だな」

以上、それぞれの反応でした。つか、櫂は冷静に分析するな。というかあのミイラ売り物かよ!
だが、そのミイラを見た伊吹は……

伊吹「よし!乗った!」

小茂井「あ、意外と好評;」

目を輝かせて商談成立しました。因みにヴァンガ部全員参加(伊吹の独断)。つか、リアクションが新しいおもちゃを買ってもらった子供みたいだぞ;

小茂井「では、このゲームのルール説「ていっ!破!」あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー!?」

ルール説明しようとした途端、伊吹が小茂井のCDを奪い取り、それを粉砕した!素手で!片手で!

伊吹「ゲームなんかじゃまどろっこしい!リアルドッジボールで叩き伏せる!」

ガイヤール「……ドンマイ;」

おい、そんな理由で潰したのかよ!しかも、相手は運動系が苦手な部員が多い。つまり、圧倒的にコンピ研が不利という訳です。



次が要注意。感想まだ。

ハルヒちゃんパロ:伊吹コウジ君の退屈2 ( No.487 )
日時: 2014/09/23 20:11
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)



伊吹「さぁ、念仏はもう唱え終わったか?」

小茂井「そ、そっちこそ、パソコンに別れを告げる言葉をしなければならないでしょう?」

伊吹「ふっ……」

グラウンドに出てドッジボールの戦いに入る前にそれぞれの部長が言葉の殴り合いをする。因みにファーストボールは伊吹が貰っています。

伊吹「笑止千万な!戯言と共に!木端微塵にて懺悔なあああああああい!!!」

先手を取ったのは伊吹だった。某防人の歌のサビ部分を歌いながら投げた球は一直線に小茂井に迫る!

小茂井「のわああああああ!?——ハッ!?」

ボールは確実に小茂井に直撃した。なんとか受け止めたものの、小茂井はその受け止めた体制のまま動かない。

森川&井崎「部長……ハッ!?」

何事かとコンピ研の森川と伊崎が近付く。だがその瞬間、奇妙な力に襲われる。

森川「何か知らんが、妙に力が湧き上がってきたぜ……!」

井崎「俺もだ!」

小茂井「……俺もだぜ!」

おい、一人だけ性格がおかしくなってるぞ!?どっかの二重人格の披見体か!!
いや、ツッコミを入れている場合ではない。その力はこのグラウンド全員に影響していたのだ!

ガイヤール「このGN粒子は……!」

櫂「ガイヤール、伊吹の情報改変能力が発生した。この場にいる全員が潜在能力をほぼ100%発揮できるぞ」

スイコ「全力で動き続けると、体がボロボロになっちゃうかしらね」

ガイヤール「ちょっと待て大丈夫なのかそれ!?」

伊吹「奴らから凄まじい輝力を感じる……!こちらも全力のテイストで迎え撃つぞ!」

ガイヤール「いやマズイって!つか、DOGDAYSとアニポケのネタを出すな!」

どうやら伊吹が無意識に情報を改変してしまったらしい。解りやすく言うなら、この場にいる全員がどっかの超次元サッカーや昔やってた中国のサッカー映画の登場選手みたいな身体能力を得たと言ったほうが良いだろう。

小茂井「おらぁ!」

ガイヤール「うわぁ!?は、早っ!?」

小茂井達コンピ研がツッコミを入れて隙だらけだったガイヤールを標的にボールを投げる!
しかしガイヤールも等しく力を手に入れているので、モノクマの千本ノック並みの弾丸ボールを華麗に避ける!

ガイヤール「見える、見えるぞ!僕にもボールが見える!!ぐっ!」

伊吹「ナイス、ガイヤール!」

身体能力の強化されたガイヤールが弾丸の如きボールをキャッチ!それを外野のスイコにパスする。
しかし、森川がありえない跳躍でボールをキャッチ!それを自分の外野に投げる!

ガイヤール「おい、どこに投げて……」


ギュイン!!


ガイヤール&伊吹「うおぉ!?」


ガシィ!


何と、ボールがいきなり曲がって伊吹達の背後に襲い掛かってきたのだ!辛くも直撃する前に振り向けたので何とか伊吹がキャッチする。

伊吹「面白い!ならばこっちも行くぞ!徒嵐坐無!ぬおおおおおおおおおおー!!!!」

ガイヤール「今度はガンダムかよ!つか、どんだけ広いんだこのコート!!」

反撃に伊吹が叫ぶと身体が赤い光が灯り、身体能力が更に向上!
内野の端から一気に助走を付ける!その距離約500メートル!

伊吹「光竜ぅぅぅ……滅牙槍ぉぉぉぉお!」

ガイヤール「やると思ってたよテイルズネタ!(泣」

相手コート付近まで助走を付けて放ったボールが、3つの光の竜となってまっすぐ小茂井に襲い掛かる。音速を超えて(ありえませんから!byオリビエ・ガイヤール)。


ドゴォォォ!


真正面に狙った標的、小茂井シンゴが真っ向からそのボールを受け止める。威力の高いボールを受け止めた反動でグラウンドに2本の線を刻む。だが、コート内に止まったので、アウトになっていない。
















小茂井「ハァーッハッハッハッハッハァ!!こんなボール、ペロキャンの麻婆豆腐味を5個同時食いしてでも余裕だぜぇぇぇ!!俺はコーヒー牛乳のほうが好きだけどなぁぁぁ!!」

伊吹「面白い。面白いぞ……!貴様ら!騎士団ソムリエの名に置いて、目標を駆逐する!!!」

ガイヤール「やめたげて;あと、声優ネタを落ち着かせろ;」

最早ドッジボールとは何なのか。完全に常軌を逸した(いろんな意味で)コート内の戦いに外野のミサキは呆然と目で追うしかなかった。


そして夕方。






コンピ研「」←全力で動き続けた反動で全員ダウン。

ガイヤール「まぁ、そうなるわな……;」

結局夕方まで戦ったコンピ研は反動に耐え切れず、一人、また一人とダウンしてついに全滅してしまい、伊吹達の勝ちとなった。

伊吹「死して屍拾う者無し、か」

ガイヤール「勝手に殺すな」

こうしてドッジボールの戦いは伊吹達に軍配が上がった。
因みに、あのカッパのミイラはミサキが本気で嫌がったのでコンピ研に返されたと言う。

小茂井「……いらねー……;」




伊吹コウジの話は終了。次は桜庭道子の憂鬱!