二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- デート大作戦!?:その2 ( No.500 )
- 日時: 2014/10/06 10:47
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)
旅館。
息を切らせて到着した頃には既に山々が夕焼けに染まっていた。
リンク「車もバスも結構あるな。司令官とやらはここに?」
武蔵「ああ。提督がチケットを見せてくれたから覚えている。つか、呼吸一つ乱れてないなオイ」
エレン「おーい!こっちこっちー!」
さっき息を切らせてと記したが、リンクだけ呼吸一つ乱さず到着したようだ。
呼吸を整えている所、ヤマビコサイドのエレン・イェーガーが呼びかける。早速自分たちもチェックインし、エレン達のいる部屋にお邪魔する。
吹雪「えー、本日は皆様お忙しい所をお越し頂いてまことにありがとうございます。これより第105回、『さっきネットで調べてみたらまどマギ続編が来ると知った(9/19現在)記念にほむまど司令官の距離を縮めちゃおう作戦』を開催いたします!」
あかね「凄いタイトルだね〜。でも、まどかちゃんってそんなにヘタレなの?」
ソラ「酷いも何も、俺らの見てきた限りじゃ……」
1.メールで『ほむらの肩に手を回せ』とダイレクトなメールを送ったのに紅葉みたいに顔を真っ赤にしているだけで実行できず。
2.湯上りの浴衣姿のほむらを見てまどか氏頭を暴発してダウン。
3.卓球で遊んでいても、ほむらのHSさにラリーが続かずゲームエンド。結果ほむらの完封勝ち。
赤城「えー、これにも他百件余りありますが、これ以上はキリが無いので省略いたします」
おい、他にも百件近い事をして成果ゼロかよ!?まどかのヘタレさもそうだが、ほむらの鈍感さも酷い……;
伊村「こら常軌を逸したヘタレぶりやな;」
れい「これは1ミリでも縮めようとするのは骨ね;」
かなりのヘタレぶりに八雲サイドのかなり苦労しそうだと覚悟する。
ひまわり「それで、今2人は?」
赤城「今現在夕食を食べに食堂です。バイキングだったはずなのに急に中止になったみたいですよ」
れい「質問。バイキングはおいしかったですか?」
赤城「はい!(`・ω・´)」
どうやら赤城がバイキングの料理を根こそぎ食べきったらしい。お前は1カビさんの大食い探偵(仮)か。なお、赤城が答えた瞬間吹雪に滅多打ちに遭いました。
とにかく今は夕食時を利用したシュチエーションをしなければならない。善は急げといわんばかりに早速行動に出る。
因みに協力者は以下の通り。
艦これ:大和、青葉、赤城、吹雪、天龍、扶桑、日向
進撃:エレン、アルミン、リヴァイ
所変わって食堂。
まどか「本当にごめんね。本当はバイキングになるはずだったのに……」
ほむら「ううん。私もこっちのほうが好きだから。それにしても、バイキングの料理をすべて喰らい尽くすとは……いろんな意味で侮れないわね;」
今回距離を縮めさせる標的(本人たちは知らずに)であるまどかとほむら。夕食はバイキングの予定だったが赤城が原因で食堂で食べる羽目になったのだ。
店員「いらっしゃーい」
まどか「えーっと……この潜水カレーをお願いします」
ほむら「私はヤマメの唐揚げと山菜合え定食を」
注文したその数分後に料理が届く。一方は出来立てのカレーであり、もう一方はさっぱり揚げたヤマメとドレッシングであえた数種類の山菜の盛り合わせの料理が配られた。
まどか「変わったカレーだね。味は……わ!中からお肉が出てきた!しかもご丁寧に下ごしらえしているし!それにニンジンが兎や犬の形になってる!」
ほむら「この山菜の天ぷらも味がしつこくなくておいしいわ」
隣同士の窓際の席で紅葉を見ながら食事を楽しんでいると、マナーモードにしてあるまどかの携帯が鳴る。
まどか(誰からだろう?)
隣のほむらに気付かれないように携帯を開く。どうやら吹雪かららしい。そのメールを開けてみると……
メール内容:デートには「あーんv」が鉄則です!(メール送信者:珪子)
まどか(この子何言ってんの!?)
はい、見事に心の中で悲鳴を上げました。まぁこれでもまだ軽い方だろう。
まどか「(もう……;)あ、あの……ほむらちゃん……」
ほむら「ん?なー……」
しゅっ!パクッ!
ほむら「んむぅ!?」
何があったか説明。ほむらが口を開けた瞬間にスプーンですくったカレーをほむらの口に突っ込んだ。
まどか「決まった……やりとげたよ私……」
ほむら「むごっ……って、ま、まどか……何してるの?」
まどか「え!?あ、ちょ、これはその//////」
顔を真っ赤にして慌てふためくまどかを余所に、ほむらからの携帯が鳴る。
ほむら「ちょっと待って。誰からだろう……」
急に届いたメールを確認する。その内容は……
メール内容:して貰ったらさせ返す。鉄則だ!(メール送信者:ひまわり)
ほむら(何で半沢直樹風!?つかそれ倍返しじゃないよね!?)
これには鈍感なほむらでもこの有様です。しかし相手がしてくれたのに、自分がしないというのはいささか不公平だろう。そう思ったほむらはまだ手をつけていない山菜の天ぷらを箸で掴み……
ほむら「はい」
まどか「んむ」
仲良くさせ食べさせ合いをしてくれました。
これを見ていた大和達は……
大和「やっぱまどほむぷめぇです(^q^)」
天龍「お前……;でも、これで距離が縮まるはずだよな……って、おい?あとはどんどん食べてってるぞ?」
大和「ば、馬鹿な!もっとまどほむを……!って食べ終わったー!?ちくしょー!」
扶桑「少し黙れ(・ω・#)でも、このカレー誰が作ったんですか?」
伊村「あぁ、俺の知り合いや。野暮用で帰りが遅うなるから、作り置きを用意しておいたんやって」
武蔵の質問に伊村が挙手した。ナレーターたる自分が言うのもアレだが、本当は伊村ではなく彼の契約キャラが作ったのです。
わかば「あのー、ちょっといい?もう2人とも行っちゃったわよ;」
どうやら既に2人は部屋に行ってしまったようだ。これからの作戦は下手に踏み込むとばれてしまう可能性がある。同行者として吹雪達が入ったとしてもどうしてここに来たのかと問い詰められるだろう。
下手に手を出せない状況になった今、どうするべきか……。
アルミン「さて、どうするか……」
リク「お前ら、何ドタバタ騒いでるんだ?」
ソラ「あ、リク」
手こまねいていた一行に闇のキーブレード使いの少年と鉢合わせする。さっき依頼表で彼と駆逐艦第六艦隊も同行すると書いてあった。どうやらその噂は本当だったらしい。
何かいい手は無いかと考えていた青葉も、リクを見て何か閃いたようだ。
青葉「そうだ、ちょっと第六艦隊を借りるけどいいかな?」
リク「は?」
青葉が考えた内容とは……?