二次創作小説(映像)※倉庫ログ

デート大作戦!?:その3 ( No.501 )
日時: 2014/10/06 10:56
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)


まどか「あー、びっくりした……;」

ほむら「いきなりあんなメール出されちゃ誰だって驚くよ;」

部屋に戻って一息吐く魔法少女たち。そりゃいきなりあんなメールを出されたら驚かないほうがおかしいだろう。
少し休んだら寝ようとそれぞれ布団を畳の上に敷く。

駆逐艦第六艦隊s「こんにちはー」

ほむら「あれ?第六艦隊のみんなじゃない。どうしてこんな所に来たの?」

響「実はリクと一緒にデートしてる最中なんだ」

まどか「そっか。それで偶然私たちと会ったんだね」

暁「そういうこと。まだ寝るには早いじゃない。で、折角だから2人も誘おうって決まったの」

確かに時間はまだ6時で、寝るにはまだ早い。遊んで時間を潰そうと言うのだ。
そういう暁型駆逐艦3番艦の手には、人数分の6本の未使用の割り箸が。定番の王様ゲームでもするのだろうか。

ほむら「王様ゲーム?」

雷「いやいや、ただの王様ゲームじゃ芸が無いわ。だから」

ごそごそとあるものを取り出した。それは……









雷&響「『ドキドキ!ムチャぶり告白ルーレット』!」

ほむまど&暁&電「」



ひまわり「ちょwヴァンガードTVTRYの奴www」

説明しよう!ムチャぶり告白ルーレットとは、クジの中にある当たりクジを引いた人に対し、それぞれ用意したシチュエーションが書かれたルーレットを使い、それに合うシチュエーションで相手に告白するのだ!
因みに元ネタのムチャぶりルーレットはゲストに対して針の止まったマスに書かれたお題の通りのシチュエーションを行うものである。
そして何故ひまわりが部屋の様子を確認できるかって?暁型駆逐艦3番艦のネクタイに盗聴マイクと小型カメラを仕掛けておいたのである。無論、リク経由で話を聞いた響と雷は即座に参加しました。

日向「でも、なんで青葉やひまわりが知ってたんだ?」

青葉「いやぁー、暇潰しにテレビをつけたら面白そうなのを見つけてね。思い出してネタにしたんだw」

ひまわり「ムチャ振りルーレットのキャラ崩壊覚悟のお題は毎度笑えるwww」

天龍「お前、いろんな意味で恐ろしいな……;」

わかば「何も知らない電ちゃんと暁ちゃんが可愛そう……;」

外野で会話が弾む中、いよいよゲームが開始される。



6人「いっせーのーでっ!」

ルールを理解した2人を含めた全員がくじを引く。最初に当たったのは……







まどか「私ー!?」

雷「では、ルーレットはこちらになりまーす!」

更にルーレットを使い、演出を決める。その内容は……
























「萌え度100%メイド」「ほむら」





響「はーい、決まりましたー!まどか司令官は、我れらがほむら司令官に萌え度100%メイドで告白しまーす!」

まどか「」

おい、よりにもよって一番恥ずかしそうな奴かよ!しかも告白する相手が「ほむら」以外無い。ご丁寧に色んな衣装まで用意してやがるよ。
元来ヘタレであるまどかにとってこれは100体の魔女を素手で討伐するより難題である。

まどか(萌え度って何!?え?メイド服着るの!?そしてほむらちゃんに対して告白しなきゃいけないの!?)

暁「正直気が引けるけど、ゲームだからお願いします!鹿目司令官!」

電「ドンマイなのです、鹿目司令……;」

周囲からも後押しするかのように鹿目司令コールが。顔をマグマ以上に真っ赤にしている魔法少女も、ついに覚悟したのか、メイド服に着替え(重ね着)、そして……












まどか「おおおお呼び出させて申し訳無いです!じじじじじ実はお話が……簡潔な用事であります!——だ、大好きでありますご主人様ああああ!!!」

ほむら「」

見事にガッチガチの告白をしでかしました。顔を真っ赤にしてまでやってのけた。

ほむら「あ、ありがと……」

まどか(やった……!やってのけたよ私……!)

響「いやー、お熱いですねぇ♪」

雷「そうですねぇ♪」

完全にニヤニヤと他人事の暁型駆逐艦2名。この時まどかはこの2人をブッ飛ばしてやると思った。
さて、次に当たりを引いてしまうのは……









暁「わ、私!?」

響「暁、姉として頑張りなさい。さて、ルーレットの内容は、と……」











「ツンから最後にデレる」「リク」


雷「さぁさぁ今度は一家の長女が挑戦いたします」

暁「殴っていい?」

ほむら「暁、無理しないでね;断っても良いのよ;」

もし自分がここにいたらこう言うだろう。「遠慮なく殺れ」と。
だが悪戯好きな暁型3番艦はひっそりと暁型1番艦に耳打ちする。

雷「このゲームに乗れば大人のレディーに十歩前進できるよ?」

暁「やるわ(キッパリ」

口車に乗せられてころりと承諾しました。














暁「アンタ、ここにこられたのに何も解ってないの?ば、馬鹿!言わせないでよ!雰囲気ってのがあるでしょ!もう……じゃあ改めて……あーもう!大好きだって言ってるのよリク!は?もう一度?何度も言わせないでよバカ!……大好きだよ、リク//////」

雷「はい、見事なツンデレ告白ありがとうございました。解説の響さん、どうですか?」

響「はい。ツンデレは使い分けが巧みであればあるほど萌え度が高いです。暁さんや曙さんなら、まさに萌え度が最高潮と言えるでしょう」

雷「以上、実況席からでしたwww」

暁(マジで恥ずかしいOTL//////)

電「本当に容赦の無いゲームなのです…;」





一方、部屋の外は……

アルミン&リク「ガンガンガンガンガンガン(柱にロケット頭突き連打」

れい「アルミンとリクがロケット頭突きしていぅぅぅ!?」

リンク「威力高過ぎるなオイ」

扶桑「戦艦の主砲でも一撃で大破に追い込めませんよ;」

暁の告白にアルミンとリクが轟沈しましたwwwまぁ確かにあれなら戦艦並みの火力でも轟沈に出来ないだろう。

サトシ「全く、そんなんだからヘタレって言われてるんだよ」

エレン「アルミン、お前は史上最凶のゲスミンと言われる位頭の切れる男だろ?あの程度で混乱してどうするんだよ。そんなんじゃゲスミンの名が廃るぞ!」

大和「リヴァイさん、あんな後輩を持っていると大変ですよ」

あおい「あなたたちは人の事言う前止血して下さい」

リヴァイ「お前も突っ立ってないで手伝えよ!!大体お前らの鼻血や血痕を消すのに苦労してるんだからな!!」

あかね「うわぁ、血の痕がくっきり……;」

余波被害が凄いな……;マールーシャやアンセムがいたら運命を切り拓く物語の続編に登場するナマハゲ見たいな顔になっていただろう。
その後も色々ゲームをしていった(全員がそれぞれ1回ずつ告白した)。時計を見ると寝るには丁度良い時間なので、第六駆逐艦もまどかとほむらの部屋から出ていった。無論盗聴マイクと小型カメラを回収して。


ムチャブリルーレットやってみたかった。