二次創作小説(映像)※倉庫ログ

デート大作戦!?:その4 ( No.502 )
日時: 2014/10/06 11:15
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)



午後8時。

天龍「えー、請謁ながら天龍が今後のご予定を報告いたします」

リンク「兵長は頭突き痕を掃除しているからな。今後の行動は?」

リーダーシップの強い2人は掃除に熱中しているので、代わりに天龍が今後の2人の行動を報告する。

天龍「ここからバスまで5分間の徒歩距離がある。そしてバス発着時刻は15時35分。つまり15時30分に司令官はチェックアウトするってわけだ」

リンク「ならばその時の作戦の構想を組むぞ。子供達は明日も早いから寝たほうがいい」

もうすっかり日が落ち、子供たちが寝る頃合いだろう。
進撃キャラsと数名の艦娘とリンクを残し、他は全員就寝に就いたのだった。





リンク「全員起きたな?」

あかね「ばっちりだよー!」

翌朝。天気は生憎の雨である。
朝食を終えて加賀が取った部屋で会議を行う一行。リヴァイ兵長から資料を手渡した。

あかね「今日は卓球大会と紅葉オリエンテーリングがあるんだね」

ひまわり「卓球は12時まで、オリエンテーリングが15時まで。お昼は各自配られたお弁当を食べるみたい」

どっちも2人が参加するには申し分無い。だが、前者だとまだ3時間の空きがある。
自然の中で友情を深めようと言うわけである。早速オリエンテーリングの準備を済ませると、紅葉の散歩道へと向かった。

リヴァイ「もうすぐエントリーが締め切る。参加したい人はすぐに参加したほうがいい」

サトシ「うわ、早く急がないと!」

すぐにエントリーを済ませ、一部を除き参加する事になった。因みにエントリーしたのはあおい、ひまわり、吹雪、扶桑、エレン、リンクである。





紅葉の散歩道:山道


まどか「うわぁ、紅葉がきれいだなぁ〜」

ほむら「本当、来て良かったね」

一足先にオリエンテーリングを楽しむまどかとほむら。最初のチェックポイントはここから北の山の中腹にある。
森の中は道が整備されており、迷う事もない。そして辺りは紅葉でほぼ赤一色。

ほむら「この辺りね。えーっと……」

まどか「あったよ!」

目的地に到着し、早速チェックポイントを発見。ほむらを呼び寄せてスタンプを入手した。



あかね「へぇ〜。このルートってまどかちゃん達のルートと近いんだね」

ひまわり「リンクが言うには、徹底的に調べ上げてここに設定したみたい。気付かれずに進むには丁度いいね」

どうやら昨日調べてまどか達のルートを決めたルートと近い場所を割り当てたのだ。ここからリンク達とまどか達のルートは分かれ、4つ目のチェックポイントで丁度合流する。

青葉「私達はオリエンテーリングをすると同時に、救護班のお手伝いをするんだね」

客「すみませーん、この場所ってどこを進むんですか?」

扶桑「ここは……あ、この先をまっすぐ進んで、次の分岐点で左ですよ」

そこから更に50メートル。救護係の手伝いを行っている青葉。因みにこのチームだけでなく、リンク&エレン、あかね&ひまわりペアも動揺にお手伝いをしています。

扶桑「何事も無ければいいんですけどね……」

貴女が言うと本当に嫌な事が起こりそうで怖いです;





その後、2つ目と3つ目のチェックポイントを越えたまどほむ。現在は4つ目のチェックポイント、すなわち合流地点に移動中。そして古びた橋の入り口に到着した。

ほむら「次は……ここを通らなきゃいけないのね;」

まどか「ほむらちゃんの時間停止も、自分以外みんな止まっちゃうから意味無いんだよね……立て札には大人2人以上同時に渡らないでって書いてあるから、一応セーフみたいだけど」

ほむら「じゃあ一緒に行く?(手を差し出す」

いきなり手を差し出されてまどか赤面。一人ずつ行くのも手だが、こんなチャンスを逃すわけにはいかない。
手を取って、慎重に一歩一歩渡る。だが次の瞬間!


バキィ!


まどか「きゃあぁ!?」

ほむら「まどか!?」

なんと板が折れてしまい、まどかが落下してしまう。すんでのところでほむらが手を掴んだ。

ひまわり「!あかね!2人とも落ちそうだよ!」

あかね「さっき聞いたけど、あそこって古いから取り壊そうとしてたんじゃないの!?」

ひまわり「でもそんな事言ってる場合じゃないでしょ!」

あかね「とにかくひまわりちゃんはそのロープを近くの木に結んで!」

遅れて駆けつけたあかねとひまわりが救助にあたる。板はまだ折れてないが、急いで2人はロープの一方を近くの木に結び、もう一方を諭し残しに結んで慎重に進む。

あかね「もうちょっと……よし!2人とも掴まって!」

なんとか橋が崩れる前に2人を救助して急いで戻る。橋を渡りきった直後に音を立てて崩れ落ちた。

ほむら「あ、ありがとう……;」

ひまわり「見てるこっちも冷や冷やしたよ;」

まどか「心配させてゴメンね;」

危い所で救助したあかねは地図を示して別ルートを示す。ほむらは礼を言うとその道に沿って進みだした。

まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「何?」

まどか「引っ張り上げようとした時、私の手を握ってたよね?」

ほむら「いや、急だったからつい……」

まどか「でも、こんな事言うのもなんだけどほむらちゃんの手って暖かいんだね」

ちょっと不躾だが、今のは最高のチャンスでもあったのだろう。因みに今現在も手を握ったままです。

まどか「で、調子に乗ってるみたいで悪いんだけど……もうちょっとこのままでいいかな?」

ほむら「……うん、まどかがそういうなら」

……ちょっと親密になったようです。以外と抜け目無いな。

まどか「そんな事言わないよ!」

ほむら「ん?どうかしたの?」

まどか「え?ううん!なんでもないよ!」


次要注意。