二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 行楽の秋、旅館編:その1 ( No.55 )
- 日時: 2013/10/11 20:53
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
秋。
食欲の秋にスポーツの秋、読書の秋と様々な秋が存在する季節。
だが、今の彼らは……行楽の秋。
秋が深まるにつれ、赤く染まった紅葉通りを抜けて山岳地帯の道路をバスが走る。
ユウ「秋晴れってのは、まさにこのさまだな」
直葉「けどさ、あたし達も良かったの?2人が懸賞で当てたチケットで私達も連れてって貰うなんて」
アイチ「気にしないで下さい。詩乃さんの福引の懸賞もちょうどここだったからよかったじゃないですか」
本当はりゅーとさんのポップン学園の学園祭の女装コンテストで優勝した、なんて死んでも言えません(笑)
チケットは2人1組のペアであるので、アイチは和人、ユウは直葉、残ったチケットでセレナとリインフォースと旅行に出向いたのだ(親の承諾を済み)。
談笑してる間にも、バスが目的地に到着した。
『間もなく、秋月旅館前、秋月旅館前〜』
†
古くからの老舗旅館、秋月旅館。市街地からは然程離れては居ないが、古くからの仕来りと、新しき設備を加えた人気の旅館だ。
静かな雰囲気に合わせ、アイチ達が到着した。
?「あれ?あいつらって……おーい!」
先客がアイチ達を知っていたのか、彼らに手を振る。
アイチ「スバルさん?」
直葉「知ってる人?」
リインフォース「ああ、和人達は知らないんだな。この人はスバル・ナカジマ。私達の事を知ってるって事は……」
スバル「うん。あたしはりゅーとさんの所のスバル・ナカジマだよ」
アイチ「今回はどうしたんですか?」
スバル「家族旅行だよ。今日から数日皆空きが出来たんだ」
和人「それで、姉妹皆で旅行って訳か。俺は桐ヶ谷和人。んで、こっちが妹の直葉」
スバル「宜しく!そうだ、折角だからあたしの家族を紹介「ぎゃあああああああああーー!!!」何今の悲鳴!?」
突如上がった悲鳴に咄嗟にアイチ達は旅館の入り口に向かう。その光景は……
カイト「お客様ー、どの様なオシオキがお望みで御座いましょうかー?」
スズ「いぎゃあああああああああああーー!!!!」
ユウ「カイトぉぉぉぉぉーー!!?お前なにやってんだぁぁぁぁぁーーーー!!!!」
なんとカイトがスズ相手にアイアンクローをかましていたー!?
すかさずユウが止めに入り、事なきを得る。
ユウ「お前何考えてるんだよ!つーか何だその格好は!?」
カイト「ここの従業員ですよ。丁度ここの従業員が少なくて、バイトさんを募集していたんです」
カイトの服装は紺色の着物に煉瓦色のエプロン。
従業員としてぴったりだ。違和感が無い。
ユキ「お兄ぃ、だいじょーぶ?」
カイト「大丈夫だよ♪(爽やかな笑顔」
直葉「まぶしっ!笑顔が眩しいっ!」
スバル「——って、ちょっと待って!今この子お兄ぃって言わなかった!?まさか……;」
リインフォース「うん、兄弟;」
初代祝福の風からこぼれた言葉に思わずスバル唖然。この態度の豹変さ、最凶と名高いユーリ(ポップン)と十神白夜と肩を並べるであろう。
とにかくスズをこんな状態にするのもアレなので彼女を介抱する。
スズ「いたた……;ありがとう、お兄ちゃん達;」
アイチ「お礼はいいけど、なんでこんな事に?」
スズ「そこの女の子が可愛かったからついチューを……」
ユウ&直葉「ならお前が原因じゃんか」
スズ(´・ω・`)
W魔法剣士の容赦無い痛烈な一言にスズ撃沈(笑)
カイト「まぁ馬鹿は放って置いて、先導アイチ様6名ご一行、スバル・ナカジマ様9名ご一行、エストさんのオリキャラ様+野豚4名と1匹。合計19名+1匹様ですね。なお、当旅館はペットは禁止しております」
スズ「豚扱い!?」
カイト「訂正、駄犬でした」
一緒じゃねぇか(byユウ)
だが、店員として客の対応には完璧で、ユキもぎこちないながらも対応する。
エストさん、いきなりすみませんOTL
- 行楽の秋、旅館編:その2 ( No.56 )
- 日時: 2013/10/11 20:58
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
事務室。
支配人「いやぁ〜助かったよ本当に!店員が皆事故で大変なときにバイトを募集に参加してくれて!」
リエル「いえ。私達も丁度クエストを探している最中でしたので。それにこれ、私の得意分野ですよ」
カイル「こういう自然に囲まれた場所って、僕は好きですよ」
カジカ「僕も。こういう所は好きですよ、カイルさん」
鬼BE「いやはや、あっしもこう言う所は好きですなぁ」
ユイ「私も外の世界を見たかったので、いい経験になります」
ユリ「あたしも面白そうだし、手伝いに参加するわ。だけど……」
スタッフルームで紫乃宮兄妹の他にもエストさんのQMAキャラとこちらのキャラクター勢が店長に挨拶を交わしていた。
だが、ユリがジト目で厨房を見る。そこには……
櫂「中々良い食材を使っているな。腕の振るい我意が在る……」
明日奈「久しぶりに燃えてきたわ……!料理祭りの始まりよ……!」
何か、妙なスイッチの入った人が2名。こんな2人を見たら流石にドン引きします。
支配人「さぁ、お客様が待っている。忙しくなるけど頑張ってくれ!」
5人「はい!」
櫂&明日奈「燃えてきた……!」
鬼BE「落ち着きなはれ;」
†
旅館内ホール。
ミア「スズちゃん遅いじゃない——ってどうしたのその包帯?」
ユウ「訊くな;」
ノーヴェ「こいつらか?スバルの言ってた例の奴らって」
スバル「そ。BFD、もとい八雲さんのヴァンガードチームの皆さんだよ。アイチ、この人達があたしの家族——まぁ、姉妹みたいなものだけどね」
セレナ「はじめまして。私はセレナと申します」
直葉「こ、こんなにいるんだ……」
ユウ「つーか、ゲンヤさんってまだ子供いないんじゃなかったっけ……?」
ユウ、それは言っちゃアカン。そっちとこっちの世界の時間軸でややこしくなるから。
と、談笑をしている間に従業員がカウンター越しに現れる。
ウサおくん つ〈お部屋へ案内します〉
八雲組「お前かいっ!!」
なんと従業員はウサおくんだったー!?
文字が書かれた看板を片手に従業員姿……なんか滅茶苦茶シュールだな;
だが、案内してくれるので大所帯の客は彼の後をついて行く事に。
アイチ「そういやカジカ君達は?一緒じゃないの?」
ウサおくん つ〈デイヴとつららはクリスマスに向けての準備で暫く会ってないで御座います。カジカはここの従業員となっているでございます〉
セイン「何か喋ろよ;」
直葉「そんな事より早く部屋に『ズダダダダダダダッ!!!!』ぎゃああああ!?」
直葉が部屋に向かおうと促してウサおくんの後ろを通った直後、ウサおくんがマシンガンを構えて乱射してきた(何で!?by桐ヶ谷直葉)
突然の事に直葉をはじめ、ノーヴェ達も怒りをウサおくんに怒声を飛ばす。
だが、
ウサおくん つ〈俺の背後に立つな〉
直葉&ノーヴェ&ダブルイ&セイン&ミア「腹立つぅ!このウサギもどき腹立つぅぅぅ!!」
従業員にあるまじき行為に、直葉達は怒りのオーラをたぎらせた。
そして同時に5人以外はこう思った。『つららもよくこんな迷惑な奴に惚れたな;』と。
†
さて、自分の部屋に荷物を置いて、旅館で向かう場所言えばまず温泉。
早速脱衣所前まで行くとここである問題が。
ミーティア「じゃあ、スバルさん達と私達、ユーリと直葉さんとアイチさんとユウさんは女湯で、ダブルイさんとオットーさんと……」
アイチ&ユウ&オットー「ちょっと待て。僕(俺)男(女)だから」
ミーティア&ディード「……嘘!?」
和人「お前な……;まぁ、無理ないか;」
ウェンディ「ってか、何でディードもそんな驚いた顔をしてるんすか?」
ディード「オットーって……オットーって……
女の子だったの!?」
ディエチ以外の戦闘機人「自分の姉の性別を間違えるなよ!!」
オットーを初めて見た時に男だと思った人、素直に手を挙げて。作者もその中の一人です。WIKIで女だって知りました。
スバル「まぁ冗談はさておいて、早速入ろっか!」
ウサおくんの喋り方はこんな感じ&次は温泉
- 行楽の秋、旅館編:その3 ( No.57 )
- 日時: 2013/10/11 21:04
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
アイチ「うわぁ〜!凄く広い!」
温泉は仕切りの傍に広い温泉が佇み、左手には分厚い木の扉。他にも様々な温泉があり、女湯も鏡写しになっている。
リック「あれ?ダブルイ、何でここにいるんだ?」
ダブルイ「リック!お前こそ何でこんな所に?」
リック「クエストの帰りだよ。本当は直接帰る予定だったけど、バスが事故に巻き込まれてな。仕方なくここに宿泊って訳だ」
和人「はじめまして、だな。俺達はこの2人が当てた福引で招待されたんだ」
男湯で4人が和む中、アイチが分厚い扉の一室を見る。
アイチ「所で、あの扉って何なの?」
リック「あれはサウナだ。さっき数人入っていたけど……」
リックの言葉に木製の分厚い木製の中のサウナに興味を持ったアイチが早速扉を開ける。
が、すぐに閉じた。
和人「アイチ、どうした?」
アイチ「なんか、とんでもない地獄絵図を見た……」
だが、逆に和人もそんなに熱かったのか興味を持つ。
そして分厚い扉の窓を見る。
烈「おいおい、もう降参か?俺はまだ大丈夫だけど?お前の大丈夫より全然大丈夫だけど?(備え付けの桶に語る」
サトシ「何言ってんの?俺の大丈夫がずっと上だよ?ポケモンの歴史舐めて貰っちゃ困るよ?たかが十数年で調子に乗るなって(焼け石に語る」
十神「そりゃこっちの台詞だよサトシ君?あ、俺は違うよ?俺はただダイエットに効果的と知ったからここに入ってるんだよ?十神から豚神になるなんて俺にとって超高校級の絶望だからさ★」
志木「しっかしまだ温いのぉ。もうちょい温度を上げるとするか!(桶の水を全部焼け石に)おほぉ、これなら丁度良い。うん、これがサウナってもんじゃな。アハハハハハ!こりゃ極楽じゃのう!」
和人「おいぃぃぃぃぃ!!?何でサウナ勝負してんだよ!何で温度上げてんだよ!何で他のジャンルのキャラもいるんだよ!自殺行為だろこれ!明らかにやばい状態じゃん!!」
りゅーとさんのつぎドカリーダーと超高校級の御曹司、アニポケ主人公と最強のかげろうの先導者がサウナ勝負で張り合っていた。
静かで熾烈な戦いに温度を示すメーターはガラスが割れ、使い物にならなくなっている。しかも十神のダイエットに巻き込まれたのか、床には脂肪が急激に消えて皮がベロンベロンになってる超高校級の同人作家と、ミイラ化したねずみポケモンと希望ヶ峰学園の学園長がいた……;
ダブルイ「すっげー地獄……;死んでも入りたくない;」
和人「俺だったら須郷をこの中に放り込みたいな」
ユウ「俺は腐女子とバカ姉貴を」
リック「……お前ら素で恐ろしいな;」
†
女湯
ギンガ「それが、あなたが今ここにいるこれまでの経緯だったんですか」
リインフォース「畏まらなくていい。ここに泊まっている間は私語で構わないさ」
スバル「けど、改めて見るとツヴァイ曹長とは大違いだね」
ノーヴェ「全くだ。スタイルといい、容姿といい」
セレナ「……羨ましい(小声」
女湯では戦闘機人との会話が弾んでいた。
そんな中、ミーティアがある事を切り出した。
ミーティア「皆さん、昔は色々あったんですね」
ミア「確かにそうね。ノーヴェ達は元は敵対してたんでしょ?」
セイン「まぁね。でも、あたし達は今を生きている。前を見てさ」
リインフォース「そうだな。昔は色々と……」
リインフォース「スバル様、この場をお借りしてあの時の事をお詫び申し上げます。申し訳ありませんでしたOTL」
ギンガ「いきなりどうしたの!?」
なのは「私めもこの場で謝罪させて頂きますOTL」
ディエチ「あんたもどうしたの!?」
訳は聞かないで下さい(byフェイト&スバル)
理由を知っている唯一の人物、スバルが耳元で囁いて尋ねる。
スバル「で、ヤンデレは直ったの2人とも?(小声」
なのは&リインフォース「はい、フェイトちゃん(主はやて)のおかげで直りました(小声」
もう2度とあんな設定にしないぞ。怖いのがオチなだけだ。(だったら何であんな設定にした(怒)byなのは&リインフォース・アインス)
ミア「んで、あのサウナは何なのかしら?」
スズ「あたしも行ってみよーっと!」
サウナに興味を持った2人がそれぞれのサウナに早速入る。
だが、10秒もしないうちに出てきた。なぜか身体を震わせて。
リコリス「どうしたの?」
ミア「さ、寒い……」
スズ「み……みひゅ……」
ディエチ「寒い?」
ミーティア「どうしたんでしょう、2人とも?」
流石に寒いなんて事は無いのだろう、疑問に思ったミーティアとディエチが窓からサウナを覗く。
シュテル「いいですか、アリサ。魔力をコントロールするには、落ち着いて流れをコントロールするのです。解りやすく言うなら川の流れを感じるんです」
アリサ「なるほど……こんな風に?」
シュテル「中々お上手ですね」
氷海「中々筋は良いわね。その調子。ただ、周りの冷気のコントロールが課題ね」
すずか「はい……!」
氷海「外気のコントロールは教えた通り。これを意識しないでコントロールできれば周りに被害が出る事が極端に減るわ」
すずか「……!」
備え付けの桶が沸騰する蒸し器と天井にツララが垂れ下がる冷凍庫だった。
魔力コントロールの修行でサウナを独占するな。
ディエチ「……何、これ?」
なのは「私達も知らない間に2人とも魔法使いになった次第です」
スバル「ちょっと見ない間に色々変わったんだね;」
セレナ「お嬢様……;つД`)」
リリカルなのはjoker、連載中です。
男子サウナの元ネタは銀魂の「似てる2人は喧嘩する」のサウナ対決から
- 行楽の秋、旅館編:その4 ( No.58 )
- 日時: 2013/10/11 21:08
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)
「それは本当か……?」
リインフォース「ん?」
セレナ「どうしました?」
リインフォースがある方向を見る。
そこには……
ピーチ(りゅ)「アイチきゅんとユウちゃんがそんなに可愛いだと!?」
霧切「Pixivでのイラストと女装コンテストの写真を見たけど、マジで女の子だわ……!」
ウィッチ(りゅ)「この温泉は腐女子連盟の合宿場所。幸いですわ……!」
舞園&リコ&理子「いいから早くアイチきゅんの入浴姿を見せてください(^q^)」
そこはなんと腐女子の密談だったー!つーか、男が女湯覗くのは解るが(犯罪まがいだが)、女子が男湯を覗くのは無いだろ!?
作者の声なんぞ露知らず、桶を使って敷居をよじ登る。
スバル「ん?よく見たらグレイディアさんの緋弾のアリアのキャラが加わってませんか?!」
チンク「あいつら揃いも揃って覗きを実行する気か?!」
直葉「あー、多分止めておいたほうがいいよ;前にレッカが覗きを実行した時、アイチが……」
アイチ「——殺気!そこか曲者ォ!!!」
ズゴォォォン!!
理子&リコ「へぶっし!?」
覗きが成立する直前、アイチの怒声と共に蹴り飛ばした桶が腐女子に直撃!
そして敷居の屋根に身体がのしかかると……
バリバリバリィ!!
理子&リコ「あばばばばばばばばばばば!!!!」
ギンガ「今度は電撃!?」
更なる追撃に理子と相田がダウン。
だが、桃姫と名も無き魔女が彼女らを踏み台にして敷居を飛び越えようとする(身体はバスタオルで完全ガード済み)。
ユウ「甘いわぁ!!」
ドゴォォォン!!
ピーチ(りゅ)&ウィッチ(りゅ)「ごぶっし!——あぼべばばばばばばばばばばばばばばばば!!!」
哀れ、投げた桶に直撃して先に落ちた腐女子2人と同じ末路を辿るのであった……
ギンガ「……腐女子限定で容赦無いわね、あの2人;」
リインフォース「それで、どうする?この腐女子」
完全にダウンした4人を見てなのはがどうするか尋ねる。
このままにしておきたいのは山々だが、また腐女子がアイチ達を襲うかもしれない。
と、ここでミーティアが挙手をした。
ミーティア「なら、あそこはどうですか?」
ミーティアの提案にミアが首を傾げて「どこ?」と尋ねる。
だがミーティアはその問いをスルーして彼女の指示で物言わぬ屍を運ぶ。
ミーティア「ここです」
そこはなんとまだ蒸し器と冷凍庫と化したサウナではありませんか。
ミア「なるほど、確かにぴったりね」
リインフォース「主はやてとシャマルだったら多少気が引けたかもしれないが、こいつらなら大丈夫だろう」
そして腐った4人は仲良くW地獄へ放り込まれたとさ♪
†
戻って男湯。
ユウ「……ん?」
アイチ「ユウ君、どうしたの?」
ユウ「あれ……」
今度は男湯でも異変が起きたらしい。
そこには……
桑田「こっちのリインフォースにオリキャラのセレナってすっげー美人だよな〜。皆美人だし、誰にするか迷うよな〜」
ニッキー(りゅ)「なのはチームはほとんどちっさくなってるのが残念だけど、九尾姿のシグナムっていつもの凛々しさから可愛さもプラスされてるな〜。獣耳萌えって奴?それにアミタやキリエ、WSのオリキャラ女子も可愛いな〜」
ニッキー「そっちの俺、お前が裸族だって事はどうでもいい。趣味を分かり合えて良かったぜ……ぐへへへ」
青峰「俺がこの前合宿で来た時、覗き様の穴を作って良かったぜ……これで女子の裸が見られるぜ……!」
桑田「感謝するぜ。今度いい覗きスポット紹介してやるよ」
?「何に感謝だって?」
桑田「そりゃお前、この覗き穴を作ってくれた青峰……に?」
超高校級の野球選手が振り向くと、呆れと憐憫の眼差しを向けるリック、カオスブレイカー・ドラゴンが見たら笑顔を引き攣らせそうな笑顔のアイチとユウ。そして顔には出てないが雰囲気で怒っているのが解るダブルイ君と和人君。
青峰「い、いや違うんだ!俺らはたまたま——」
リック「お前らな……;ここ案外声が響くから丸聞こえだったぞ、今の会話」
ニッキー(りゅ)「……マジ?」
和人「スグを覗こうとしてたのか……もしこの中に明日奈達が入ってたら容赦無く切り刻んでいたな。手加減する気は無いけど」
アイチ「僕達とて鬼じゃありません。一瞬で引導を渡してあげますよ」
ユウ「安心しろ。殺しはしない。ただあそこのサウナで反省して貰うだけだ」
ダブルイ「ミアとミーティアとリコリスを覗こうとした罪、償って来い……!」
各々武器を取り出し、覗きを実行しようとしていた連中に技を放とうとする。
それと同時、覗き未遂犯達は以心伝心したかのようにこう思った。
——俺ら死んだわ。
また、旅館に悲鳴が響き渡る——
カイト「そう言えば覗き被害が多いから、敷居に電流とブザーのトラップを仕掛けてあるからって言うの忘れてました」
リインフォース「風情ある旅館でなんてものを仕掛けてるんだ!」
ダブルイ「旅館って……こんな物騒な要塞みたいなのじゃないよな;」
感想どぞ。エストさん。周りなんぞに負けないで立ち向かって下さい。