二次創作小説(映像)※倉庫ログ

死と隣り合わせの料理会(準備編):その1 ( No.571 )
日時: 2015/01/02 08:12
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

今回は料理対決!何人か死ぬ思いをするのは定評だけど、絶対に生き残ります!



李里香たちの世界にて。



しずる「じゃあ、料理対決をやってみない!?」

1月の正月騒ぎも収まった頃。
事の始まりはしずるの一言だった。それは1時間前まで遡る……









しずる「そういえば、李里香ちゃんって料理うまいよね」

李里香「うん?確かに一人暮らしだから、休日とかはよく作ってるわ。学校の日も簡単なものなら作れるよ」

李里香以外のCFC部員「あの時はゴチになりました(・ω・ )(『ヴァイスシュヴァルツ!ステージオン!』参照」

当麻『ついでにテーブルアタックもゴチになりました(上と同じ』

伊村「テーブル?なんや当麻にだけテーブルのまんま渡したんか?」

ミチ「違う違う。テーブルが直撃したのよ」

翼『私もその話を聞いてみたいな』

レオ『ワシにも聞かせてくれ!』

ミチ「それがさ……」

李里香「わぁ、馬鹿!言わないでよ!!」

あの時居合わせていなかった聡明学園と翼とレオ。それににやついた笑顔を浮かべながら説明しようとするミチに李里香が涙目で止める。

しずる「あ、料理って言えばこの前……」


2日前……




櫂「俺に挑もうとする料理者はお前か……?(紅蓮のオーラなう」

調「料理三幻神に、私の腕がどこまで通じるか……!」

石流「その実力、見せてもらおう……(背後に料理人姿の憲兵」

明日奈「私達に勝てるのかしら……?(あたりに風を纏わせている」

調「勝負……!」

切歌「帰ってくるデス、調ぇぇぇぇぇ!!!(泣)」



しずる「……ってのがあったわよ」

れい『いや何で例えが遊戯王の神のカード!?別作品の出しちゃだめでしょ!?』

マリア『それ以前に調は何やってるの!?』

そりゃそうだ。さっき言ってた4人は料理に関しては星5は狙える。一応櫂以外問題は無さそうだが(対決となると櫂は容赦ないからね;)。

李里香「でもさ、料理作れる人って結構多いよね?」

なのは『はやてちゃんやディアーチェも作れるよ。シュテルも作れるには作れるけど、なんか食べるのを躊躇っちゃうんだよね……;』

レオ『そんなにまずいのか?』

李里香「ううん。芸術面で壊したくないのが理由」

レオ『……???』

一行は料理に関して大盛り上がり。だが、これが原因で……

しずる「じゃあ、料理対決をやってみない!?」

マリア&クリス『ヒィッ!?』

事の発端が起こる言葉をしずるが言った途端、マリアとクリスが凍りついた。

冬雅「待て待て。対決はともかく、いろいろほかに用意するものとかがあるだろ?」

しずる「用意するもの?」

冬雅「一つを挙げるならテーマだ。今のままでは何を作るか決まってないだろ?」

ナツ『なんだよ、テーマなんざ何だっていいだろ?』

音也「ううん。他ん所の作者さんもテーマをちゃんと決めてたし。それにテーマを決めたほうが作る側も何作るか迷わずにすむと思うよ」

クリス&マリア『ふぅ……』

音也と冬雅の的確な意見にマリアとクリスもほっと一息吐く。

ログ「それにだ。大抵のこの手の話には確実にトンデモ料理でお陀仏、とかいうオチもあるぞ?」

鶴来「それ、知ってる……;昴さんの所とかじゃ蠢く料理とかがあって襲ってきたとか……;」

武「蠢くぅ!?それほんとに料理なのか!?」

ハルヒ『あたしもちょっと見たけど、本人が言うまで化け物かと思ったわ……;』

当麻『すんません、料理って錬金術とかじゃないよな?』

仰天する武に続きハルヒの言った言葉に一同が顔を青くする。りゅーとさんと昴さんのところで第2回と第4回にその悲劇が発生し、別名『遺言回』などと縁起でもない話となってしまったのだ……。因みにあんな事があったにも関わらず、全員奇跡的に、本当に奇跡的に助かっている。正直あんな目に遭うのは絶対嫌だ。
だが、そんな物騒な回を知らないガレットの獅子王が、無頓着にも尋ねてきた。

レオ『なら逆に問うが……お前ら料理をしたことあるのか?』

武&音也&ログ&鶴来&冬雅「……」

レオ『おい、黙秘するな』

うん、ここで黙るなよ頼むから。
見かねた李里香が助け舟と別の話題を出した。




え?やるの?

死と隣り合わせの料理会(準備編):その2 ( No.572 )
日時: 2015/01/02 08:21
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)



李里香「で、他に案はあるの?」

冬雅「ああ。審査員だ。これはいくらか腹を括らねばならないが……」

島風『なら、ここにいる面子と他を審査員にする?作者んところから拝借って事で』

クリス『はぁ!?お前、何言って……!』

しずる「うん!じゃあ決定!作者にも連絡入れとくから!」

WSの島風型駆逐艦の提案により、すぐさま無冠の音姫が提案を出そうと部室を出た。

マリア『ちょ、しずるストップ!』

クリス『頼む!一回でもいいから止まってくれぇぇぇぇぇ!!!』

マリアとクリスが必死に止めようとするも、無情にもしずるは聞く耳持たず。そのまま学校の外に出てしまうのだった……

クリス&マリア『ぁ……ぁぁ……』

当麻『おいおい、幾らなんでもオーバーだろ?しずるが料理できないって決まったわけじゃないし。案外、凄くいけてたり——』


〜暫くお待ち下さい〜


マリア『馬鹿なの?しずるに殺される前に私達に虐殺されたいの?』

クリス『お望みとあらば全身ずたずたにしてやろうか?全身蜂の巣にして風通し良くしてやろうか?』

当麻&島風『あがががが……』

はい、秒殺されました。つか、あの2人がこんなになるほどの料理って一体……;ともかく作者に連絡して最悪な方向にならないように中止させなければならない。

音也「もしもし作者?ちょっとしずるが料理対決をしたいって言ってさ。それで……え?ジェネレーション組もその話題が挙がってた?しずるさんが持ち出したから全員やる気だから決定しちゃった!?何やってんだこの馬鹿作者ああああああ!!!!!」

作者に連絡を入れた音也が途中からどんどん声を荒げ、最後には大絶叫して電話を切った。
むせ返り、呼吸を整えると改めて向き直る。

音也「あー、それでなんだけど「うん、もういいよ」……だよね;」

絵里『ノリで決めないでよ;』

マリア『それで私達に地獄の片道切符を渡したと?(槍装備』

クリス『あたしらに怨みでもあんのか?(銃装備』

クリスとマリアが殺気を漂わせて呟く。しずるの料理ってそんなに酷いのかと一同は改めて思った……

李里香「あ。でも場所はどうするの?ヴァイスシュヴァルツ世界から来たキャラ達を出すには面倒な手続きが必要なんじゃないの?」

李里香の言う事も最もだ。本来契約キャラやそうでないキャラでも、この世界の人間界(李里香達の世界)以外のキャラ達は別世界に行く為には契約者が手続きしなければならない。これがまた面倒で、長くて1時間は掛かってしまう(一応ログと音也と伊村とWSシンフォギア組は手続きをしてる)。逆に外の世界でこの面子が扱ってるシリーズタイトルは入る事が許されない。となると審査員も数が限られてくるのでは?
そう思った李里香が自分の携帯から作者に連絡を入れる。

八雲『あー、その事?大丈夫だって。3日後にちょっと添付した写真の地図に記した場所に来てくれ』

そう言って李里香の携帯に地図入りメールを送る八雲。そしてそれをみんなの携帯に送信する李里香。場所はここから近い図書館の裏手にある裏山だった。

死と隣り合わせの料理会(準備編):その3 ( No.573 )
日時: 2015/01/04 14:56
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

(ここからヴァイスシュヴァルツ世界のキャラは名前の前にWSが付きます(例えばなのはならWSなのはという感じに)




そして3日後。


地図に添付された場所は図書館の裏にある小さな山の中腹だった。地図の拡大図面の通りに道なりに進むと、大きな屋敷を発見する。

鶴来「ここみたいだね。じゃあ早速……」

扉を開くと中は余計な飾りはしていない、まるでポケモンの秘密基地のような内装だった。2階へ上がると、渡り廊下の表札に『ホール』と書かれた扉に入ると作者が待ち構えていた。

八雲「おーい(・ω・)ノシ」

新導「あんたらがヴァイスシュヴァルツのオリキャラか?新導クロノだ」

皐月「こちらこそ宜しく。あ、作者。何なのここ?何時のまにこんなの造ったの?」

八雲「言ったろ3日前に?その期間に造ったんだ。『狭間の館』って」

WSなのは「そのまんま;確かに館に入れたけど別に凄い事は……」

WSキリト「無いよな?」

八雲「そう思うだろ?だけど違うんだよ。試しに自分の身分を証明できるのをそこの溝に差し込んでみて。あ、契約キャラは連れてだぞ?」

そう言って扉の左側にある差し込み口を指す。試しに李里香が自分の生徒手帳を差し込む。暫くしてロックが開くと扉に入る。
するとWSなのはの姿が小さなデフォルメ姿になる。

李里香「手続き無しで通れた!?」

八雲「今まで手続きで面倒だったでしょ?ここの館なら差し込んで管理棟にデータが送られて10秒で許可できるようにしといた」

確かにこれなら面倒な管理棟の手続きをしなくて済む。しかも、原作側のキャラが半径10キロ以内にいなければ自由に行動できるようになっています。

WSレオ「面白いな……どれ、ワシも!」

八雲「あ、ちょっと!それは……」


















八雲「仮契約のキャラに対しては電撃が適用されるから気をつけて!!」

WSレオ「○×△□☆♪@&%$#〜〜〜!?!?!?(感電」

李里香「レオ様ー!?」

にゃのは(WSなのはのデフォ姿の名前)「みゅー!?」


5分後。


李里香「ホント大丈夫!?」

WSレオ「けほっ……あやうく黒ライオンになる所だった……;」

鶴来「で、お題は決まったの?」

八雲「うん。お題は丼物で、ご飯への細工は禁止」

ミチ「なるほど、一番簡単なものからってわけね」

うん。本音を代弁してくれないかな?
ともあれこれでテーマは決まった。あとは審査員と医療組だ。だが、ここでも八雲は手回しが良かったらしい。

八雲「ウルトラレア部隊とこっち(原作の)シャマルを救援に頼むと伝えといた。レオ様となのはも頼む」

WSレオ「おい、既に決定事項か?ワシもお望みなら参加するぞ?」

あまりに速攻で決められたことにWS世界のガレット獅子団の領主は異論を唱える。だが、李里香は作者の提案に賛成する。

李里香「あたしは作者に賛成。だって10日にはダブルダッシュ始まるでしょ?それなのにガレット獅子団の領主様が死んでたら残る2ヶ国も黙っちゃいないよ?それにあたし、なのはVIVIDも見たいし」

八雲「うん。あの国ふたつ撃退できる自信は毛頭無いからな。穏便に済ませたい」

WSレオ&WSなのは「本音はそれですか……;」

八雲「とにかく響と切歌は既に乗り気だから決定。残り3人をくじで決めるぞ」

そう言って籤入りの箱を取り出し、そしてこの場にいる2名を除いた全員が籤に手を突っ込んだ。

八雲「……恨みっこ無しだからな?せーのっ!」

結果……



















あたりを引いた人:クリス、八雲、新導


クリス&八雲「OTL」

ハズレを引いた人達「おっしゃあああああああああああああ!!!」

あたりを引いた人達、思いっきりへこんでませんか?まぁ他の所じゃ毒物を使ったりどこぞの裸族が汗から抽出した塩を使ったり、球体は自分から滲み出た汁をラーメンにぶち込んだなんてのがあったからな……;

WSレオ「おい、そんな馬鹿をやらかした奴がいたのか!?」

正直否定したいです。けれどやらかした馬鹿がいます。馬鹿野朗と海に向かって叫びたいです。
そして、挑戦者は……

八雲「アスナ、櫂、石流、次子、しずる、調、ウィッチ、ツネト、志木先生……;」

クリス「それ、何の冗談だ?」

その言葉はマジで冗談じゃ済まされません。なぜなら……












しずる:まだ見てはいないが、クリスとマリアの反応からしてヤバい物を作りそうです。

調:切歌同様ドン・キホーテ(小説で自分を騎士と思い込んだ老人)の吸血鬼版DEATH。相手が人間ならチェーンソーで血みどろにするよ?

次子:公式通りの超辛党。どのくらいかと言うとどこぞの豆腐屋アイドル並。料理の腕はいいのに料理は常人が火を噴くほどの辛い料理が……;しかも、前科があるようです(エラリー姫百合談)。警察なのに前科者って;

志木:本人に悪気がない&見た目は綺麗だけど食べたら即死。良く差し入れしているので八雲サイドでは要注意人物(本人は無自覚)。



WSれい「ねぇ、ハズレが半分もいるってどういうこと?馬鹿なの?死ぬの?」

翼「知るか。とある作者も、『死に急ぐ』なんて物騒な事も言ってたぞ」

八雲「この中で一番まともなのは料理スキルの高い調辺り……でも、何しでかすかわからないぞ……;」

挑戦者8人の面子に不安になるのだった。




最低3回はデッドエンドです。調はポイズンじゃないので。

死と隣り合わせの料理会(準備編):その4 ( No.574 )
日時: 2015/01/05 12:40
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)



3時間後。


八雲「あー、以上がルールだ。しっかり読んでおくように」


1:お題は「丼物」。ご飯への細工は禁止。汁だくはOK。

2:アレンジは具材のみ。

3:挑戦者には5千円が支給され、その中で食材を購入。足りない分は自腹でお願いします。

4:評価は5段階に分ける。通常報酬として属性宝石を提供する(参加賞みたいなもの。因みに+α審査員も同様にプレゼント)。最低評価を出した人にはキツいオシオキが……;





以下、評価。


5:アレンジも味も文句なし。満点。

4:メニューに頼らなければならない点が多いが、程よいアレンジを加えている。

3:メニュー通り。アレンジはないが、レシピに忠実に従ってるので普通に食べられる。

2:ミスが多く改善の余地あり。練習すれば上達の可能性も。

1:救いようがない。お願いだからキッチンに出ないで。

0:評価不可。何をしたらこうなった?




志木「ほぉ、面白い事を考え出したもんじゃ。どれ、久々に腕を振るうかの」

ツネト「俺、料理なんてした事ねぇよ……;つか、オシオキって何?!」

パルテナ「正直ちょっと不安です(´・ω・`)」

皆反応はそれぞれ。しかし一番は……


















櫂「貴様のお手並み、拝見して貰おうか……」

ツネト「櫂さん!?何か変なオーラ噴きだしてるよ大丈夫か!?」



明日奈「上ってきなさい調ちゃん……私達の所まで……」

パルテナ「明日奈さん、変なオーラ出しながら顔に影作らないで下さい」



石流「その実力、存分に振るうがいい……!」

調「殺るからには、全力……!」

次子「おーい、何か誤字ってるぞ。つか殺るって何!?」


この4人でした(笑)。おい、そこの4人のオーラを何とかしろ。

八雲「と、ともかく1週間後にまたここに集合!」

そこまで言うと今回はこれで解散するのだった。






そして1週間後。


八雲「お前ら、逝く覚悟は出来たか?」

新導「大袈裟だな。何も葬式じゃあるまいし」

響「そうそう。ご飯食べられるだけでも嬉しいよ!」

八雲&クリス「お前ら、他人事みたいに気楽でいいよな」

正直帰りたい。そう思いつつ席に座る八雲とイチイバル装者。対して審査員の一部はノリノリであり、本来の恐怖を知る由もない。
そんな中、彼ら以外に4人の客が訪れる。綺場シオンと小日向未来、コーラルに撃滅型砲人カノンだ。

新導「お前何しに来たんだ?」

綺場「何って、僕らは侵攻を任されたんだよ。前日に作者の話を聞かされたら冗談で済むレベルじゃないし……;」

コーラル「私も料理経験はありますが、正直挑戦者の面子はまともでしたよ。私以外は」

カノン「当機は作者達の食す料理の調査を行う」

どうやら彼らは進行役に選ばれたらしい。
そんな中、綺場シオンはある事を尋ねる。

綺場「そういえば、この面子って料理できるんですか?進行組で」

未来「私は響に作ってるよ」

コーラル「小さいときに1度だけ経験はありましたけど……自分で食べたら意識が暗転して……気が付いたら場所が病室で、日付があの料理番組から3日後だった……;」

八雲&未来「自分の腕に気付けただけでも表彰物です」

綺場「流石、ユニット設定でポイズン設定にされた事はありますね;」

確かにコーラルも料理の腕に関しては評価1に値する腕を持っている。でも自覚してるだけ他の連中と比べてまだ救える方だよ;














ドガァァァン!!「なんですか今の音!?」「ギャー!食材が丸コゲだー!?」「お前ら何やってんだよ!?」「フランベに火炎放射器でも使ったのか!?」「おい、炙り焼きなら解るがそれ使わないだろ!?」「見かけないと思ったら……ってか、それ何!?」「これとこれとこれとこれを入れて……」「気のせいか?今料理に入れるべきではないものが入ったぞ?」


八雲&クリス以外の固定審査員&進行組「」

外から聞こえた音と声に審査員3名と進行組が凍りつく。八雲は予期していたのか、ノーリアクションで尋ねてきた。

八雲「お前らに一つ聞く。今すぐ帰りたいって思った奴はすぐに挙手」

全員(;・ω・)ノ




正直もう遅いです。

死と隣り合わせの料理会(準備編):その5 ( No.575 )
日時: 2015/01/04 19:58
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

今頃奴らの恐ろしさに気付いてももう遅い。一方、待合室では……








ZANBAKU「お前ら、これを使え」

ミチ「何これ?籤箱?」

待合室の扉を開き決闘龍が籤入りの箱を持ってくる。

ZNABAKU「食す順番決めだ。1から8までの数字が書かれてるから、それがお前らの順序となる。運をここで使い果たす気で引け」

WS当麻「縁起でもないからやめろ」

どうやら順番決めはまだ決まってないらしい。
早速ミチが手を入れた時、武が提案を出す。

武「皆で一斉に引くか?」

ログ「順番に引くと抵抗感が産まれるから、一斉に引いていざこざを消す気か?」

ミチ「ううん、多分そんな事考えてないと思うよ;」

マリア「じゃあ私は救護に「貴様も引け(byログ」(´・ω・`)」

ZANBAKU「ともあれその案は賛成だ。皆、手を入れろ」

決闘龍に促されて全員が籤箱に手を入れる。

ログ「よし、行くぞ?」

全員「せーのっ!」

そして、籤の結果……






1:冬雅&ナツ、あかね

2:マリア、武&当麻

3:音也&絵里、トコハ

4:ケイ、李里香、シャーロック

5:ログ&シロエ、山路

6:ミチ&ハルヒ、クミ

7:カービィ、皐月&れい

8:マモル、鶴来&キリト

9:シェゾ、伊村&島風


シェゾ「一つ野暮な事を聞くが……生き残る可能性、あるか?」

トコハ「無いね」

ログ「だよな」

そう思うログだったが実際彼の顔も青い。

作者が知ってる所でも1回目は激辛マロンポタージュと痺れ粉入りマロンポイズンポタージュに味無しブラッドチーズケーキに元チーズケーキ。2回目にメトロイドラーメンと毒草ちゃんぽん麺に毒草味噌ラーメンに裸塩を使った塩ラーメンに噂のクトゥルフ生物だったし、3回目は激辛ひえーカレーパンと裸塩を使った裸イスバーガー(後者はトラウマを刻み込んだと言う悪行を成し遂げた)。4回目なんて毒キノコメイン弁当に下処理をしなかった危険なティータイムセット。一歩間違えば即あの世逝きになるものもあるのだから、笑えたものじゃない。実際その被害者達も死に掛けてるし。

幸いこの面子には味の無い珍妙な料理を作る人や裸塩なんてトンデモ調味料を使う馬鹿はいないが、上下の格差が激しいので他人事とは言い切れない。

WSなのは「李里香ちゃん、絶対死なないでね……;」

WSレオ「あ奴が死んだらワシは帰る当てがなくなるぞ!頼む!絶対に生還してくれ!」

スイコ「出来る限りの措置はするわ。でも、先生のに当たった人はごめんなさい」

レッカ(−人−)←十字を切ってる。

コーリン「致死率8分の2のロシアンルーレットなんて挑戦したくないわね……;いや、致死率はそれより上かも;」

シャマル「私以上の料理下手って信じたくないけど、あんなのを見てたら私もまだ救いようがあるんだって思いました;」

おい、救援組は+α審査員に念仏を唱えるな。
彼女たちも心底何も起きないでくれと頼むがそれは無駄な労力に終わるだろう。





















あの面子で助かる確率なんてほぼ無いから。



おまけ。

『狭間の館について説明』

ヴァイスシュヴァルツの世界で李里香達が他の世界に通る為の手続きが面倒だと訴えるプレイヤーが続出し、八雲が即急に創った館。見た目はCGのルイージマンションに不気味さを取り除いた感じ。
ここではヴァイスシュヴァルツ世界から来たキャラは誰でも通る事ができ、契約者持ちなら身分証明書を装置に入れて10秒で手続きが完了して別の世界に入る事ができる。だが、未契約、仮契約のキャラは外の世界に出る事は不可能。扉の敷居をまたいだ瞬間に感電する&特殊なバリアが発生して通れなくする。契約キャラ単体も同じくバリアが発動するので注意。
因みに普通に住む事も可能で、別のドアから入る事も可能(作者が持ってるアルファサファイアのデータがあるホウエン地方とか)。そして砲撃クラスの攻撃で穴が開いたとしても自動再生が発動されてすぐに修復される。



次回からスタート!オシオキ案は既に決まってます&感想おk。