二次創作小説(映像)※倉庫ログ

死と隣り合わせの料理会(実食前半):その1 ( No.582 )
日時: 2015/01/05 13:34
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

「お詫びの一文」

大変誠に申し訳ありません。只今確認した所、挑戦者が8名だった所、9名だと言う事が解りました。読者の皆様には大変な勘違いをさせて申し訳ありません。
穴埋めとして、4番にシャロ、5番にログ、WSシロエ、山路が参加し、あとは一つずつ番号をずらす事となりました。

山路&シャロ「」

ログ「おい、いきなりの報告で硬直したぞ」

それでは改めて……







今回から試食が開始されます。皆さんも食べたい方はどうぞ。ただ、死ぬのは覚悟し解いてください。



1:お題は「丼物」。ご飯への細工は禁止。汁だくはOK。

2:アレンジは具材のみ。

3:挑戦者には5千円が支給され、その中で食材を購入。足りない分は自腹でお願いします。

4:評価は6段階に分ける。最低評価を出した人にはキツいオシオキが……;



以下、評価。


5:アレンジも味も文句なし。満点。

4:メニューに頼らなければならない点が多いが、程よいアレンジを加えている。

3:メニュー通り。アレンジはないが、レシピに忠実に従ってるので普通に食べられる。

2:ミスが多く改善の余地あり。練習すれば上達の可能性も。

1:救いようがない。お願いだからキッチンに出ないで。

0:評価不可。何をしたらこうなった?



『今回の審査員』

1:冬雅&ナツ、あかね

2:マリア、武&当麻

3:音也&絵里、トコハ

4:ケイ、李里香、シャーロック



コーラル「とうとう始まっちゃいましたね……;」

未来「娘を死地に送るのは、こんなにも心苦しいなんて……!」

綺場「娘と母親が同い年ってどう考えてもおかしいですよね?」

死と隣り合わせの料理会(実食前半):その1 ( No.583 )
日時: 2015/01/05 13:43
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)




クリス「……」

地獄逝きとなるかもしれない料理対決がついに始まった。
これからの事を考えてか、イチイバルの装者の身体はいつになく震えていた。

新導「おい、いい加減腹括ったらどうだ?」

クリス「いや、いつあいつの料理が来るかと思ったら震えが止まらなくて……多分マリアも同じ様に震えてるかもよ?」

響(この2人がこんなに震えるほどのトラウマを刻んだ料理って一体なんなの……?)

正直興味はあるが、それを言ったら当人が乗り気で作って食べさせられるだろう。そんな事を考えた響は頭を振ってその考えを消す。
与太話もそこそこに、最初の審査員が部屋に入ってきた。

冬雅「お迎えのようだな」

未来「お願い。それ言うと別の意味に聞こえるからやめて」

重い空気を掻き分けて冬雅とあかねが入ってくる。それに続き赤く小さな二足歩行のちびドラゴンが入る。デフォルメ化したWSナツだろう。

あかね「もー、そんな暗い顔しちゃダメだよ!明るくいこう!」

固定審査員s「せめてアンタにゲテモノが来ないのを祈ってるよ」

あかね「?」←解ってない。

そりゃそうだ。彼女には当たり側、最低でも2の評価の人が出て欲しい。
そう思いつつ八雲は1番の料理を取りに行く。

あかね「誰のが来るんだろうね?」

新導「気楽でいいよなお前は。あ、作者から伝言を預かってるぞ」

あかね「伝言?」

新導「『マヨネーズぶっかけたらお前の評価無視するから』だって」

あかね「マイマヨ持ってきたのに……(´・ω・`)」

その伝言にがっくりうなだれる赤色の少女。マヨラーもここでは控えておいてください。

綺場「あれだけマヨネーズ使ってるのによく身体を壊しませんね……;」

未来「うん。どうしてだろうね?不思議に思う」

コーラル「私もマヨネーズまみれのハンバーガーはいやです……;」

来るまでの間、進行組達との会話がなされる。そうこうしている間、新たなる先導者は疑問を口にした。

新導「あのさ。気になってたんだけど、この手のタイプって後のほうが冷めて不味くなるから不利になるんじゃないのか?」

綺場「あ、確かに!海鮮丼の類でも鮮度が落ちるから不利になる。新導君の言う通りだよ」

八雲「そうならない為の工夫はもうしてるよ」

その疑問をしてる間に八雲が「1」と書かれたクリップボードのあるお盆に乗った、蓋付きの丼を持ってくる。
それを審査員のテーブルに置いた後、ポケットから懐中電灯を取り出す。

八雲「ナツ、試しに火を吹いてくれるか?」

サマードラン「がう!」

デフォルメしたWSナツが早速宙に向かって火竜の咆哮を放つ。それと同時に炎に向かって懐中電灯の光を向ける八雲。光を受けた炎はその部分だけビデオで停止した様に止まる。

WSなのは「あ、あれ?止まった?」

八雲「新導、お前のデッキが昨日預けられたのは覚えてるか?」

新導「ああ。小さなカムイさんらの所に預けられて、今朝戻ってきたんだ」

八雲「そのギアクロニクルの特徴を使って新田班長が作った『ギアライト』。光を当てた無生物は30秒から1時間の間その動きを止めるんだ。しかもダイアルで時間調節可能」

あかね「解りやすく言うと、アワーグラスの懐中電灯版って訳だね!」

あかねの言葉に八雲は「そういう事」と頷くと1番の丼を置く。

八雲「あかね、回復薬と胃薬の準備は?」

あかね「マイマヨと一緒に「一応釘を刺すけどマヨネーズ使うなよ?」(´・ω・`)」

あかねに改めて釘を刺すと蓋を開けた。

八雲「……いきなり当たりが来たな。動かすぞ」

蓋を開けて現れたのは、赤い身の鉄火丼だった。薄切りに漬けマグロが乗せられ、飾りつけの三つ葉と千切りにした大根に、香りつけのワサビが乗せられている。
ギアライトを解除すると、ついさっきまで作られた様に新鮮だった。しかも、丼とは別に大根のサラダが用意されていた。

八雲「うわ……見てるだけでお腹空いてきた」

冬雅「程よく捌いてあるからワサビ醤油がよく合う……!」

サマードラン「がうぅ!(もしゃもしゃ」

あかね「良く食べるね〜。サラダも十分おいしいよ!」

クリス「本当に当たってよかった……!でも、大根って生だと辛いんだろ?」

新導「多分これ、予め辛味を抜いておいたんだと思う。和食系統が得意な人か……?」

切歌「おいしいデス!でも、これだと誰が作ったんデスか?」

これだけおいしいとなると逆に誰が作ったか気になるもの。それを気にしつつも評価用紙に書いた。





総合評価:5



八雲の評価:5

この漬けマグロ、ひょっとしたら昨日買ったマグロをまるごと使ったのか?ワサビも付属のやチューブとは違って生のをわざわざ摩り下ろしたのか?
ともあれこの腕なら店でも十分通用するぞ。



新導クロノの評価:5

俺も料理を作ってるけど、これほど手の込んだ料理は滅多に無い。
千切りにした大根を食べやすくしたのも工夫したのか?



雪音クリスの評価:5

滅茶苦茶うますぎる。大きなマグロを漬けだれにしてそこから薄切りにしたのか?醤油抜きでも味は十分だった。
これって海鮮丼でも十分通用するんじゃねぇか?アレンジも利いてるし、お茶碗程度の量なら何杯でもいけそう。



暁切歌の評価:5

おいしかったデス!マグロだけじゃ足りないから今度は海鮮丼でお願いしたいデス。
ワサビも香りが良かったし、辛さも十分だったデス!



立花響の評価:5

ちょっと失礼かもしれないけど、スーパーで買ったって嘘だよね?貴方のことだから漁船で直接一本釣りしたか、市場で買った奴を使ったのかと思った。
味付けが十分すぎてどう言っていいのか解らない。けれどこれはバイキングに出てたら3杯はいける。



竜崎冬雅の評価:4

初めて日本に来た時に食べた寿司を思い出した。というか、あれよりもうまかったぞ。
恐らくだが、あの大根のサラダは千切りにした奴の余りを利用したのか?



WSナツの評価:4(響が代筆)

俺は炎を良く食べてるけど、正直これはマジでうまかったぞ!
正直もうちょっと辛味が欲しかったけど、遠慮しとくか。



一色あかねの評価:4

こんな風に工夫するなんて凄いよ!半分近く使ったのかな?
正直マヨネーズを使おうと思ったけど、止められたOTL。



最初は評価5!

死と隣り合わせの料理会(実食前半):その3 ( No.584 )
日時: 2015/01/05 13:53
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

2番。



1番の3人とすれ違いに、2番を試食するマリアが訪れる。気の所為か、彼女の顔は随分と青い。

マリア「どうやら当たりが来たみたいね……」

切歌「マリア、顔が真っ青デス。大丈夫デスか?」

未来「それにクリスの顔色も悪いんだけど……」

八雲「無理もねぇよ。だって次はマリアと……」

武「……俺と当麻だろ?」

八雲が言い掛けた時、マリアと同じくらい顔色を青くしている武とWS当麻が訪れた。
そして彼を見た瞬間、全員が思った。「あ、これ絶対死んだ」と。嫌な予感満載となりつつも、八雲は次の丼を取りに行った。

かみじょうさん(WS当麻のデフォ姿)「みゅ……;」

響「当麻、ムチャ振りとはいえその不幸スキルどうにかして」

切歌「フラグしかしないのは気のせいデスか……?」

綺場「とりあえず皆さん、ご愁傷様(−人−)」

ZANBAKU「読経で成仏させるから、安心して逝け」

新導「縁起でもないことするな!」

八雲「ただいま……;」

最早死亡フラグ不可避の状況の中、八雲が丼を持って帰ってきた。
しかし、どこか顔色が悪い。司会組は身体でも壊したのかと思う。

コーラル「あの、体調が優れないんですか?」

八雲「ううん。至って平気だ。問題はこっち……;」

顔色が悪いまま丼を並べる。気の所為か、丼から負のオーラらしきものが……;

八雲「行くぞ……?」

全員に確認を取り、蓋を開けた。中には……








































ついさっきまで蠢いていた混沌とした生物の様な何かだった。

審査員全員&司会s「」

え?何これ?何丼?つか、そもそも丼?目の錯覚だと重い、蓋を閉じて再び開けても、そこにあるものに変化は無い。
恐る恐る動かしてみると、今にも襲い掛かりそうに静かに蠢いている。

新導「おい、こっち見てるぞ……;」

八雲「あ、あのさ……これって何?」

コーラル「えっと、カツ丼……らしいです;」

未来「ごめん、私にはノイズ紛いの怪物にしか見えない……;って、クリス?」

元カツ丼に全員gkbr。そんな中、クリスとマリアの震えが尋常じゃない。心配した未来が声を掛けようとしたその時だった。

クリス「……いやだああああああぁぁぁ!!!死にたくねぇえええええええ!!!(逃走」

綺場&コーラル「逃げたー!?Σ(°Д°;;)」

未来&WSレオ&WSなのは「逃すかああああああああー!!!」


〜暫くお待ち下さい〜


未来「もう!何やってるのよ!(シェンショウジンの状態」

WSレオ「お前、敵を前にして逃げるとは何事だ!(クリスを椅子に縛り上げてる」

WSなのは「未来さん、そのまま椅子ごとぐるぐる巻きにしておいてください!」

クリス「離せえええええ!!!まだじにだくね゛ええええええ!!!」

マリア「いい加減に諦めなさい、クリス」

切歌「マリア……?」

泣きじゃくってじたばたと暴れまわるクリスに対し、マリアは異常なまでに落ち着いていた。

マリア「私だって正直舌を噛み切って逃げたいわ(顔面蒼白だが笑顔」

切歌「そんなことしたら確実に死んじゃうデス!!」

WSレオ「ダメだ!コイツも恐怖で頭が飛んでる!」

よく見たらマリアも手が震えまくってる。落ち着こうと水を飲もうとするが、ガタガタに震えて水を殆ど零してしまう。恐怖で震える中、クリスがある事を思いつく。

クリス「……いや、ちょっと待て。……ひょっとしたらあいつのじゃないかもれない!」

マリア「あ……そ、そうよ!その通りだわ!皆が言っていた志木先生って可能性もある!彼女のものとは誰も言っていない!」

クリスの予想にマリアの顔に希望が湧く。どうやら志木が作ったものだろう。だが、その希望を粉々に砕くように殲滅型砲人が口を開く。

カノン「当機はその推測は否定する。これは間違いなく彼女のものだ」

クリス「あぁ!?あたしらの希望をぶっ壊すのか!?人の希望をぶっ壊してそんなに楽しいのか!?(°Д°#)」

マリア「そんなに言うのなら相応の証拠を差し出しなさいよ!今すぐに!!(激怒」

カノン「了解した。2番料理の分析結果……」








































カノン「特異災害と完全聖遺物の生体反応を確認した」

コーラル「しかも先に試食した方々が逆に食べられています。ええ、今現在リアルタイムで」

残った審査員&進行組「」

2番丼「もっちゃもっちゃもっちゃもっちゃ」

かみじょうさん&武&響&八雲&新導「」←2番に食べられている。

おいいいいいいいい!!??ポイズンクッキングで魔物が誕生するのは解るが、食べる側を逆に食べるなんて予想外だぞ!?
しかも、5人は身体の半分ほど喰われてるじゃねぇかああああ!?

クリス「……MEGA DETH PARTY」

マリア「……HORIZON†SPEAR」

切歌「こんなのどうやって食べるんデスか!?って、一瞬で葬ったあああああああ!?」

シンフォギアを纏い、必殺技でカツ丼もどきを粉々に砕く。ぐちゃぐちゃの欠片となった元カツ丼を掴む。
それと同時に呆然としていた切歌も技の巻き添えで粉々になった自分の元カツ丼に箸を入れる。

WSなのは「……食べるの?」

切歌「一口は食べなきゃいけないんデスよね?だったらいっそのこと……いただきます!」

クリス&マリア「しずる……————————」

一気に食べ、そして、3人同時にドサリと倒れてしまった。

ZNABAKU「作者達がぶっ倒れたあああああああああああ!!!」

未来「救護班んんんんんんんんんんん!!!きゅ、急患が出たあああああああああああ!!!!!」

スイコ「もう急患!?まだ2回目でしょ!?」

シャマル「って、なんですかこの惨状!?魔物でも出たの!?」

カノン「問題ない。特異災害と完全聖遺物の生体反応のカツ丼を食べただけだ」

コーリン「大問題でしょうが!!急いで回復アイテムを持ってくるわ!!そっちは応急処置お願い!!」

レッカ「OK!つか、響にとってのトラウマがあったよね!?」

即急な対応が求められる中、残った人達は……

コーラル「聞こえました?クリスさんとマリアさんが最期に言った言葉;」

綺場「ええ……;」

WSなのは「聞いた;『アトデブチコロス』って……;」





2番の総合評価:0



八雲の評価:0

色々ツッコミを入れたいけどまず一言。ノイズとネフィリムをどうやって捕獲した?



新導クロノの評価:1

箸でつついた途端に襲われたぞ。1番同様(最悪な意味で)食べた事がない料理だった。1番の次がこれってまさに上げて落とすだよ。



雪音クリスとマリア・カデンツァヴナ・イヴの評価:0

後で覚えてろ(かなり怒ってるのか、筆圧が強い)



暁切歌の評価:1

マリアとクリスがあれほどまでに畏れていた理由が今更ながらわかったデス;トラウマ抉ってゴメン……;
あと、食べる側が食べられる側に捕食されるなんて思わなかったデス……;



立花響の評価:0

食べられる寸前、まどマギ3話のマミられたシーンと2期で私の腕が食べられたシーンを思い出した……;こんなの絶対おかしいよ……(筆跡が微妙に震えている)



WS当麻の評価:0

(へんじがないただのしかばねのようだ)



志藤武の評価:1

あのさ、俺もアンタからDVD借りたけどノイズってギアを纏ってる装者以外の奴が触れると触れた奴とノイズが炭になるし、第一物理干渉は出来ないんだろ?ネフィリムもバビロニアの宝物庫で吹き飛んだんだよな?どうやって用意した?
つか、当麻が死んでるぅぅぅ!?



コーラル「うわぁ、凄い惨状……;」

2番の評価に思わず引いてしまうオーロラスター。その直後にウルトラレア部隊隊長のスイコを筆頭に、救護班が扉を押し開けた。

コーラル「……どうでした?」

スイコ「な、何とか終わったわ……;成功よ;」

コーリン「食べ物に食べられるなんて聞いてないわよ……;」

レッカ「何か、ドンキーコング64のトマト(凶悪顔のあれ)を思い出したよ……;」

シャマル「こんなのが、後2回あるって事なのよね……?」

カノン「その可能性は確実だ」



早々に毒物が出たああああああ!?

死と隣り合わせの料理会(実食前半):その4 ( No.585 )
日時: 2015/01/05 13:56
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)




音也「どう……わ゛っ!?」

トコハ「どうしたの……きゃっ!?」

ウルトラレア部隊とシャマルに運ばれた3人と入れ違いに入ってきた、3番の試食をする音也とトコハが目にしたのは、文字通り轟沈した固定審査員だった。

WS絵里「……大丈夫?」

綺場「に、見えますか?」

WS絵里「……ゴメン」

全然無傷じゃない固定審査員に思わず謝る。
とりあえずこのままじゃ進められないので、変わりに未来が持って来ることに。

ZANBAKU「お前ら、よく帰ってこれたな」

八雲「危く成仏される所だった……;」

綺場「あの世に逝くには早すぎます;というか、抱負はどうしたんですか?」

八雲「それを達成しなきゃ意味無いでしょ;」

正直正月早々にジ・エンドは勘弁して欲しい;助かったとはいえ、まだこれから2つも危険物があるのだ。一々気を抜いていたら身が持たない。

審査員&司会全員「はぁ〜……」

未来「重い溜息しないでね?取ってきたよー」

重い空気を取っ払うように神獣鏡の装者が3番のお盆を持って帰ってきた。
蓋を開けると麻婆豆腐が丼に盛られていたシンプルなものだった。

八雲「動かすぞ?」

許可を取ってギアライトを解除する。香りにもなんら異常は無い。
一応安堵すると、全員食べ始めた。

審査員s「……」

ZANBAKU「おい、どうした?」

決闘龍の問いも聞かず、食べ続ける審査員達。そしてふいにレンゲを置く。

未来「響……?」

コーラル「まさか、また毒に……!?」

審査員全員「普通!」

司会達が心配する中で突然審査員全員が声を上げた。それと同時に司会達がずっこける。

WSレオ「そんな間を空けて言った台詞がそれか!?」

WSなのは「ちょっと心配したじゃないですか!」

新導「いや、だって事実だし……」

八雲「だよな。可もなく不可もなく……」

ZANBAKU「紛らわしいったらありゃしない!斬られたいのか!?」

トコハ「心配かけてゴメン;何か、コンビニとかで売ってるものをそのまま食べた感じで……」

音也「うん……説明し辛い」

えりちか(´・ω・`)みゅー……。

クリス「『説明のしようが無い』だってさ;」





3番の総合評価:3


八雲の評価:3

せめてもう一押し欲しかった。ラー油とか加えたり辛さを調節したりとかしたらどうだ?



新導クロノの評価:3

俺が言うのもあれだが、何か普通過ぎてつまらない。



雪音クリスの評価:2

食べる側のあたし達の身にもなれ。説明できない。



暁切歌の評価:3

2番よりはまともデスが、もうちょっと捻りが欲しかったデス。ゲテモノに食べられるのは嫌デスけど。



立花響の評価:3

あの2番よりはまだ良いほうだけど、アレンジが欲しかった。


風鳴音也の評価:2

評価の言葉が無い。あえて言うならコンビニの既製品をそのまま使ったって感じ。
あ、トコハにお願いがあるけど、ラブライブの穂乃果の名台詞を言ってくれる?μ’sの衣装を着て。



安城トコハの評価:2

上に同じ。もう少しアレンジをして欲しかった。もう少し加えていたら高得点は狙えたかも。
あと、上の生徒会長の懐刀は黙れ(・ω・#)。



WS絵里の評価:3(トコハが代筆)

ゲテモノに当たらなかったから良かったけど、1番のようなものが欲しかった。



3番終了。

死と隣り合わせの料理会(実食前半):その5 ( No.586 )
日時: 2015/01/05 14:09
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

微妙な顔をして出て行った3番の審査員と入れ違いに4番を試食する4人が入ってきた。

ケイ「何かあったのか?」

綺場「すっごい微妙なものに当たっただけだよ」

李里香「むしろそれは当たりに入る類でしょ」

それもそうだ。寧ろあれに当たっただけでも3番は幸運だったかもしれない。ともあれ体調も回復したので八雲が4番を取りに言ってくる。

シャロ「なんでしょうか、嫌な予感しかしません……;」

李里香「あたしなんて、朝の占い番組で最下位だったよ……;」

WSレオ「そう弱気になるでないぞ李里香。まだそう決まったわけではない。占い如きに振り回されては、ワシの契約者としてはまだまだ未熟じゃな」

クリス「1期で星詠みに振り回された人だから説得力はあるな(毒」

WSレオ「やめて思い出したくない(´・ω・`)」

思い切りトラウマが抉られたのはさておき、シャロはクリスに向かう。

クリス「それで、そっちはどうなんだ?」

シャロ「全然ダメでした;歌という手がかりでポップン関係の人たちと一緒に探してるんですが……」

新導「おい、何の話だ?」

シャロ「捜査上の秘密です!」

新導「何だその刑事みたいな発言は。つか、お前探偵だろ」

軽いコント紛い八雲が4番の丼を持ってきた。

八雲「開けるぞ」

全員が着席すると、早速蓋を開ける。中にあったのは……赤い、いや、紅いカレー丼だった。

審査員s「え?何これ?」

その紅いカレー丼は普通とは違い、上に焼き豆腐を使った麻婆豆腐がかけられている。恐らくマーボカレー(テイルズシリーズに出てくる料理)だろう。その麻婆豆腐も焼き豆腐以外真っ黒だが;

八雲「……動かすぞ?」

嫌な予感がしつつもギアライトを解除する。その途端、強烈な刺激臭が辺りに広がった。

綺場&シャロ「!?!?!?(いきなりの刺激臭に口と鼻を押さえる」

未来「げぶごほぉ!?(臭いでむせた」

WSレオ「」

WSなのは「レオさんが臭いで倒れましたよ!?」

響「目がああああああああ!!!(刺激臭を目に受けてしまった」

切歌「どんだけ激辛なんデスかこの丼は!?」

新導「誰がうまい事言えっつったんだ!!つか誰だよこんなの作った奴!」

八雲「…あいつだ。あいつしかいない……!」

喚き声が飛び交う中、八雲には心当たりがあった。
これを作ったのは冒頭にクリスがぼやいていた、探偵と対を成す警察の4人の一人、江戸っ子気質の運転担当であり、某アルセーヌ3世を追う警部と同じ苗字を持つあいつ……;

シャロ「…更に悪い知らです……」

響「目が痛い……何?」

シャロ「ついさっき音也君から連絡があったけど、冬雅さんと音也君の契約キャラがぶっ倒れたそうです。しかも1階の廊下で」

WSなのは「下の階でも被害者が出てた!?離れているのに臭いを嗅いだだけで倒れたんですか!?」

別の場所で急患が増える中、殺人級の激辛料理に恐れをなして誰も手が出せない。だが、作った人にも申し訳ないので一口だけで終わらせよう。一口だけでも地獄は見るが。
そんな中、見かねた綺場が声を掛ける。

綺場「あの、一応オブラート用意したけど、使う?」

1名除く審査員全員「下さい」

ダメ元でもいい。覚悟を決めると全員紅いマーボカレー丼を口にする。勿論……

八雲&シャロ「辛ああああああああああああああああ!!!!!(口から炎&号泣」

新導&クリス「前半でハズレ2つってふざけんなあああああああ!!!!(大激怒」

響「辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い!」

切歌「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(あまりの辛さに口を押さえて悶絶」

李里香「ぐふっ……(バッターン!」

未来「李里香が倒れたああああああああ!!!」

はい、見事にカオスが発生しました。火を噴いたり悶絶したり激怒したり、挙句の果てに辛さの余り倒れる人も……;
事前にオブラートしたのに完全に意味無くなってないか?これなら3番のほうがまだおいしく感じます……;だが……


























ケイ「お前ら大丈夫か!?早く救護班を呼べ!」

コーラル「解ってます!あ、シャマルさん!?また急患が……って?」

ZANBAKU「ん?」

綺場「あれ?長良君、大丈夫なの?」

ケイ「え?いや、麻婆豆腐が焦げてて不味かったけど、全然平気だぞ?」

WSなのは「えぇ!?何の冗談なの!?こんなのを食べたら確実にああなるよ!?」

何と、トリニティドラゴンの巨漢だけ辛さで悶えていなかったー!
そういえば、アニメ8話でもナギサの手作り激辛カムイさんキャラ弁を食べて顔色一つ変えてなかったな……(直後に食べたツネトは食べた瞬間顔を真っ赤にして辛さを痛感した);

ZANBAKU「……グレートだ、長良」

ケイ「おい、俺は黒焦げハンバーグみたいな髪型の学生かよ;やだよあんなダサい髪型」





4番の総合評価:1



八雲の評価:1

ロケット団お手製の激辛焼きそば&たこ焼きを思い出した。あれ、ゼニガメが火炎放射を使ったんだぞ。カレーは好きだがこれは無理!



新導クロノの評価:1

アレンジは利いている。けど辛さで何もかもぶち壊しだ。食った奴ら全員高血圧にして集団殺人でも起こしたいのか?



雪音クリスの評価:0

人の喉ぶっ壊して何が楽しい?



暁切歌の評価:1

マリアがこれを食べなくて本当に良かったデス……;舌が痛い……;



立花響の評価:0

シンフォギア装者と歌手は絶対に食べちゃダメ!!翼さんが食べなくて良かった……;シェンショウジンとは違う聖遺物殺し、いや、装者殺しだよ。



赤星李里香の評価:1

アレンジは利いてるし、中の人ネタでこれを見つけたんだと思う。けどこれは辛いというか辛(つら)い。



シャーロック・シェリングフォードの評価:0

当分あたしはカレーにトラウマですOTL。あと、警察なのに料理関係で前科アリって本当ですか?



長良ケイの評価:2

辛さはそんな気にならなかったぞ。けど、麻婆豆腐のひき肉が黒こげで不味いからこの評価で。つーか、何であいつは黒焦げハンバーグ頭と同じ言葉を言ったんだ?



綺場「皆さん、大丈夫でしょうか……;」

WSなのは「李里香ちゃん、レオ様、お願いだから帰ってきて〜!(泣」



ではここで恒例のヒント。



1番:誰か解らないけど、和食系であるならある程度絞れる。しかも、余った食材を再利用するほど余裕だったらしい。

2番:WS世界のクリスとマリアのトラウマが蘇りました。

3番:普通すぎる。でも、これを作った人の本来のランクは2であり……?

4番:実際にプレイしたり、プレイ動画を見ないと解らないが、原作通りの辛党であり、ゲームでは2作品目に警察署で血で血を洗うトイレ争奪戦を引き起こした張本人。因みに上司は出張で免れましたが、その上司に翌日大目玉を食らいました。


色々な詳細は結果発表までストップ。誰かわかっても言わないでね?試食は自由だけど、まともな人は2 番 と 4 番 は 絶 対 に 食 べ な い で 下 さ い 。特に2番は反射神経を養ってても食べられる危険性ありです。
感想おk。