二次創作小説(映像)※倉庫ログ

君がいた夏は……:その1 ( No.768 )
日時: 2015/07/31 11:33
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: V89zVUtf)

夏という事で、今回はドラエン地区でのイベントの話。因みにタイトルとは全く関係ありません。






事は、安城家にいたトコハの一言から始まる。

トコハ「イベント?」

マモル「ああ。支部長が提案を送ってきた人のアイデアを元に思いついてね。今はその準備の真っ最中なんだ」

夕食の準備をしながら、お祭り好きなあの人だなぁとトコハは思う。そして、まぁお祭り好きな自分にはそれらはドンと来いだけど、と思う。

マモル「ほら、夏も近いだろ?支部長も提案した人も何か夏らしいものを出し物をってね」

トコハ「夏らしい出し物、ねぇ……」

確かに夏も近い。因みに開催日は終業式の翌日らしい。
ふと、トコハがある事に疑問を持つ。

トコハ「あれ?じゃあ何であたしを手伝いに呼ばなかったの?」

マモル「そこなんだ。僕も知った頃には殆ど準備は終わってたみたいだし……ひょっとして、今回は参加者として出てもらいたいんじゃないかって思ったんじゃないか?」

トコハ「参加者、ねぇ……まぁどの道イエスorはいなんだけどね」

マモル「Noも選択肢に入れなさい。あ、トコハには無理な相談か」

おい、参加する気満々か。あと、それってリフレクのあさきイベントの奴だから。

トコハ「となると、支部長さんも参加するんじゃないかな?ほら、よく仕事ほったらかすでしょ?」

マモル「大丈夫。今回は司会を勤めるらしいよ。正直3重ロックにロック付きの箱に鍵を隠し、謎解き要素をふんだんにつぎ込んだ、難攻不落の監獄に改造して軟き……いや、大人しくしてもらおうと思ったけど」

トコハ「兄さん支部長相手に大人気無い!!」

マモル「その台詞、そのまま支部長に投げ飛ばしたいよ」

おい、このクランリーダーの対支部長包囲網が強化されて無いか;まぁ、支部長はアニメでもマスコットキャラに扮して脱走を図ってるからね;これには思わずトコハも空笑を上げるのだった。
そしてその夜、LINEで知り合い達に誘いを呼びかける。





お祭りガール@お祭りktkr:ねぇ、今度ドラエン地区でイベントがあるんだけど、皆予定はある?


切札的海神様@ファミマの傍のコンビニで昼食なう:無いけど?


エロスを求める人魚@コミケで艦娘の成人向け本大量購入:こっちも。コミケでめぼしい本は既に購入済み。


ほっこりばとるしすたー@あの店のコロッケパン食べたい:今回は結構大人数で挑むんだね。そっちであてはあるの?


エロスを求める人魚@お勧めは大和と瑞鶴の薄い本:倖は仮面ライダーの映画に行くとかで無理。


切札的海神様@▲様に砂風呂を体感させてやりたい:めぼしいお人は私用アリ。


エロスを求める人魚@あと2体呼んで来い:そっちのチームには連絡したの?


お祭りガール@電話なう:ちょっと待って。今うちのチームに電話してる。


お祭りガール@マンマミーヤ:【悲報】トライスリー&あてのある人達全滅。


ほっこりばとるしすたー@私用アリ:ごめん、私も無理;


切り札的海神様@雨ばっかで不機嫌:一応おkだけど。僕。


エロスを求める人魚@梅雨は自室で成人本呼んでます:私も大丈夫。


お祭りガール@照る照る坊主準備中:じゃあ、私は範囲を広げてみるね。


切り札的海神様:こっちも呼びかけとくよ。


エロスを求める人魚@G37話の壁ドンからの羽島→トコハの18禁が湧いた:私も伝えとく。


お祭りガール@オメェらにマジ感謝:お願いね。あと、エロスを求める人魚はそのイメージすぐに払拭してOTL。






そしてあっという間に当日。


支部長「えー、本日はお日柄もよく、実に素晴らしいイベント日和となりました!この海の傍、今日限りのイベントを満喫しましょう!」

ドラエン地区支部長の開会式の言葉が青空に響き渡る。本日のイベントの開催は、まさにイベント日和。参加者たちもこの日差しの影響か、声の大きさが一段と違う。

支部長「今回のルールは5人以上のチーム戦の総当り式だ。別チームと戦い、総合した勝ち数で優勝が決まる。どれもこれも一筋縄じゃないから、皆気合を入れてクリアを目指してくれ!」

参加者「イェーイ!」

支部長「更に司会には特別ゲスト、弥富サヤが来てくれたぞ!」

サヤ「みゅー!みんなー!メガラニカのちょっとお転婆な人魚姫(マーメイドプリンセス)、弥富サヤだみゅー!」

参加者「うおおおおおおおー!!!」

支部長の言葉と弥富サヤ参加者も声援を上げる(サヤの方が声援がでかいが)。その傍ら、トコハ達のチームでは……

トコハ「それで、これが集まった面子、と……」

今回集まったのは当人とLINEで集まった恭平と花梨。他の面子はログに音也にしずる、ミチに武。そしてWSシンフォギアの面子にジェシカ、すずかにセレナ、三和の計19人……多いな。

ジェシカ「結構集まったわね……人数上限は大丈夫なの?」

トコハ「うん。最低でも1回以上は参加しないといけないの。でも、上限は無いみたいよ。ほら、あっちだって20人近く参加してるし」

武「なるほどなー。あ、でもシンフォギアの奴らは基本応援だろ?」

ミチ「うん。収録が終わったからこっちに来てくれたの。今も見てるわ」

しずる「私なんて放送前から楽しみすぎて1期と2期を3回イッキ見しちゃった」

音也「こっちなんて映画ラブライブ見に毎週映画館に通ってるくらいだよ」

いや、最後の一人おかしくないか?毎週って一体全体どんだけ入場料費やしてんだ。
作者のツッコミも空しく最初の試合が行われる。

支部長「なお、このイベントはクジ箱の中からサヤちゃんが選んでくれる。じゃあお願いね!」

サヤ「みゅー!えーっと……(がさごそ)これだみゅー!」

支部長「出たのは……『零〜ZERO〜』!いきなりホラーなのが出たね。これの対戦カードは……『FE覚醒』対『夏祭り部隊』!」

響「その名前誰が付けたの?」

トコハ(・ω・)ノ

最初の対戦はトコハ達らしい。最初の出陣に誰を参加させるか決めていると、2人が前に出た。

調「ここは私達に……」

切歌「任せるデス!」

ログ「そうか。となると後の一人は……花梨、任せられるか?」

花梨「愚問。任せて」

志願者が出たのですぐに終わらせられた夏祭り部隊。早速3人が用意された迷宮へと足を踏み入れる。

支部長「さて、対戦カードは……夏祭り部隊は3人、そしてFE覚醒からはルキナ、ルフレ、クロムの3名だ。頑張ってくれよ!」

シンフォギア組「!?」

調&切歌<●><●>

支部長が参加者の名を挙げた瞬間、参加者2人は目を見開き、待機している者は固まった。他の面子が疑問符を浮かべている中、最初のゲームが始まった。


最初っからフラグ。

君がいた夏は……:その2 ( No.769 )
日時: 2015/07/14 22:14
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: V89zVUtf)


今回は夏でいきますぜ。


零〜常闇の冥路〜 ※ルール説明。


壱.三名の参加者は暗闇の迷路をチェックポイントを通過しつつ、出口を目指す。制限時間は30分。

弐.迷路内は暗闇なので、参加者は全員チェックポイント通過の証拠を残す映写機と暗闇を照らす懐中電灯を持って参加する。

参.すべてのチェックポイントを通過、両者の到達時間を比べ、少ない時間で脱出した方が勝者となる。

肆.悪霊は映写機で撃退する。なお、迷路は定まったルートは存在しないので、参加者の自由に探索が出来る。ただし、チェックポイントの撮影は参加者一人以上映っていなければ無効となる。


支部長「以上がこのゲームのルールだ。それでは両者……スタート!」

空砲の発砲音と同時に両チームが暗い迷路の中へと入っていく。その中は文字通り一寸先も見えない闇であり、廃校舎をイメージしたような内装に参加者は少し引きそうになる。

花梨「ここからチェックポイントを廻る……そう簡単にはクリアできないみたい……」

調「でも、自由に探索できるって言ったって通信手段が無いんじゃお互い結構不利だよね?」

切歌「バラバラに別れて見つけたとしても、チェックポイントは3種類デスよね?連絡できないんじゃ誰が撮ったのか解らないデスよ?」

バラバラに探索して写真を撮り、ゴールを目指すだけとはいえ、ゴールの場所がわからない上にチェックポイントでは最低一人が映っていなければ意味がないので、間違って同じチェックポイントを撮影してしまうのも考えられる。自由に探索できるというルールもあってか、連絡が重要な手段となる。とはいえ迅速にクリアするのも大事だ。

花梨「分散して行く。悪霊に気をつけてね」

調「任せて」

切歌「ただの煩悩バカじゃないん「襲われそうになったらその悪霊にテレビ電話を設定して私に掛けるように通報して」アンタを警察に通報して良いデスか?」

とにかく分かれて行動してスピードクリアを狙う夏祭り部隊。まず3人は別れてチェックポイントを探す。未来もチェックポイントを探しつつ、悪霊を退治する。

花梨「……マジでウザい……地図もないから方向が……ん?」

道に迷うように迷路の中を彷徨っていると、右の二の腕に刺繍が刻まれた巫女の不気味な掛け軸を見つける。その掛け軸の隣に『子ノ刻』と看板が立っており、そこがチェックポイントだという事を理解させた。その隣には昭和時代の壁掛けの電話も確認できる。最初にチェックポイントを済ませようと思ったが、電話が気になったのか、最初に受話器を手に取って隣に貼ってあった連絡表を見て連絡を入れてみる。

クロム『——……誰だ?』

花梨「クロム?……今どこ?」

クロム『俺か?今『寅の刻』ってチェックポイントにいる』

花梨「こっちは子の刻……ポイント同士で繋がってるんだ……」

クロム『とは言っても結構不便だぞ。チェックポイントに相手がいなきゃ意味が無いdd——』

クロムと電話をしている間、突如電話が途絶える。

花梨「ん?……おーい。もしもーし。……あれ?」

突然途絶えた連絡に花梨がクロムに呼びかける。だが、クロムからの連絡は一行に来ない。疑問に思うも時間を気にしてか、すぐにチェックポイントの撮影を終え、再び出口を探す。

花梨「パズル式……。ひょっとしてあのパスワードを記録させるのね……戻らないと。あ、どうせならチェックポイントも……」

順調に仕掛けを解いていき、3つのチェックポイントを撮影。ふと右に顔を向けると光が。あれが出口に間違いないと思った花梨は、そこに向かって一目散に走る……!





支部長「花梨選手が今ゴール!さて、タイムは……27分16秒!」

サヤ「夏祭り部隊は2人、FE覚醒は1人まだ迷宮の中。時間になると、出口が閉じちゃうから、残ってる皆ー!出口に突っ走るんだみゅー!」

残り時間が少なくなる中、すぐに脱出せねばと3人は迷路の中をひた走る。そして残り1分を切った時、2つの光が出口の穴から確認された……!

切歌「ゴォール!!」

調「私たちで最後?」

花梨「正確にはビリから2番目と3番目」

支部長「おぉっと!調と切歌、ワンツーフィニッシュならぬ、4、5フィニッシュだ!それと同時にタイムアップ!クロムのタイムは30分になり、出口も閉鎖!」

支部長の声と同時に迷路の出口に格子の扉が下り、お払いに使われるような札の付いた注連縄で封鎖された。そして外にいる参加者は映写機を運営スタッフに渡し、参加者は自分達の陣営に戻る。

支部長「さて……全員3つのチェックポイントを周って来たみたいだね。ではまず『FE覚醒』から!」


巳の刻:スマブラのアピールのポーズをとるルフレ

亥の刻:同じくスマブラのアピールのポーズをとるルキナ


サヤ「うーん。背景はともかく、ポーズがビシッ!っと決まっててグッドだミュー!」

支部長「さすがスマブラだね〜!さて、次は夏祭り連合の写真だけど……」




寅の刻:電話中のクロムに背後から襲い掛かる調と切歌。

卯の刻:自分を殺そうとする切歌に必死に逃げるクロム。

巳の刻:クロムを手術台に乗せて丸鋸で両断しようとしている調。

辰の刻:ケチャップ塗れのクロムを更に切り刻もうとする調と切歌。



全員「」

今度は何?殺害現場の証拠写真か何かですか?1枚目は未来との電話の最中の不意討ち。2枚目はクロムが自分に恨みも無いのに追い掛け回される理不尽さによるパニック。3枚目で2人に捕まり手術台みたいな手頃な岩に置かれて調に斬りかかられ、4枚目に動かなくなったクロムに更にトドメを刺している……;
さっきまでの爆笑の渦は突如消え、この会場の温度が5度近く下がった……;

ルキナ「え?じゃあお父様が消えたのって……;」

恭平「写真のあの2人、目がガチじゃなかった?何か怨みでもあるの?」

マリア「あの人、ウェルと声が似ていたからあの2人に狙われたのね;」

しずる「あぁ〜;原作じゃかなりの事をされたからね……;」

未来「私もその被害者だけど;」

うん……まぁ、確かにあの2人が恨みを抱くのも解るけど、何も中の人繋がりの人にまで余計な恨みを持つなよ;それが原因で亀裂が生じたらどうするんだ。

花梨「ウェル博士に酷い事されるマリア……閃いた」

調「何?(丸鋸用意」

切歌「よく聞こえなかったデスが?(鎌用意」

花梨「もうしわけありませんでした(謝罪」

支部長「さ、さぁ……次行こうか!」

サヤ「あ……そ、そうだったミュー!確か最後は花梨お姉ちゃんだったはず……」

下がった温度を元に戻すべく、支部長とサヤが改めて花梨の写真を公開する。



子の刻の写真:宝緑院兼続『これが、俺の愛だッ!!!』ナスターシャ教授『何故そこで愛ッ!?』という2コマの絵と左隅で仕事した感の花梨の写真。



大半の人達「ぶっ!!!」

なんじゃ、この写真は!?今ので大半の人達が噴き出したぞ!?
えー、今の写真を細かく説明すると、今放送中の『バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル)』の主要人物の一人である宝緑院兼続の台詞に、シンフォギアGのナスターシャ教授のツッコミが炸裂しているシーンです。兼続のシーンは烈火魂5話からであり、天下を取ると言う主人公の烈火幸村に、「愚か者」と吐き捨てたシーンだ。ここで羽織が飛んで背中に『愛』の一文字が刻まれた文字を見せる。そしてナスターシャ教授は、2期の10話でウェル博士が言った「愛ですよ!!」という台詞に思わずツッコミを入れたシーンです。
別々に見れば中々良いシーンだが、繋げてしまったために爆笑ものとなってしまった。ってか、写真の隅っこで悪霊達も爆笑しているぞwww

三和「ちょwww折角のシーンがwwww繋げた所為で台無しww敵も仕事しろwww」

武「仕事した感の立ち絵がwwwアイツ天災だwww」

武、字が違うぞ。誰がうまい事言えっつった。
ともあれ、結果はクロムの30分が響き、夏祭り部隊が勝利。つか、クロムは大丈夫なのか……;


はい、声優ネタ入りましたー。

君がいた夏は……:その3 ( No.770 )
日時: 2015/07/14 22:21
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: V89zVUtf)


次はバミューダ参戦!



支部長「さて、続く2回戦。『夏祭り部隊』と『バミューダプリンセス』!なんとバミューダ△から登場だ!」

花梨<●><●>なんですと?

恭平「変な事考えてないよね?」

次はどうやらバミューダ△のユニット達がチームを組んで出場したようだ。出場チームはメーア、パシフィカ、リィト、ラブラドル、ケルト、レイテの6人である。

支部長「さてサヤちゃん!次のお題をお願いね!」

サヤ「ミュー!えーっと……これ!」

支部長「今度は……『突貫!○×ダッシュ廊下!』さて、今度のルール説明はこれだ!」


突貫!○×ダッシュ廊下!※ルール説明。


1.1キロの特設ステージでゴールを目指す。別の対戦カードも同じステージで行う。

2.ステージには10問の○×クイズの要領の左右の扉があるクイズに挑戦する。途中で問題を間違えたらそのチームはその時点でストップ。

3.4チーム同時に行い、最終的に正解回数の多い上位2チームが勝利。なお、同着の場合は最初に到着した一人のタイムによって順位が決まる。



ルール説明が終わると再び作戦タイムに入る両チーム。

ログ「今度はクイズか……」

すずか「あの、ログさん。お話が……」

ログ「何だ?」

すずか「私が参加しても良いですか?」

出場メンバーを考えているログに、すずかが自分が出たいと挙手する。

ジェシカ「やぶへびね。いきなりどうしたの?」

すずか「あ、なんというか、その……「出てみたくなった、か?」……はい」

どうやら先ほどの影響で自分も参加したくなってきたようだ。お祭りなどのイベントが好きなトコハには理解できるようで、彼女の隣で納得したように頷いている。

トコハ「解るわ〜。私も参加していい?」

ログ「ちょっと待て。今考えている所だ」

騒ぎ立てるトコハにログが制止する。少し考えをめぐらせる。
すずかならヴァンガードに関する知識も多少持っており、彼女の知らない点もトコハがサポートしてくれるはず。しずるも今期のシンフォギアについて色々知っているはずだ。アイドル関連には音也を出せば強いし、自分のデッキの作品だけでなく、色々なライトノベルやコミックを見ている武やミチにも分があるかもしれない。暫く悩んだ末、参加者を告げる。

ログ「よし。次のイベントは月村、セレナ、安城、武、水戸川、マリアだ。今回は俺も参加する」

安城「おっしゃー!一気に突破していくわよ!!」

三和「頑張って来いよ。つか、セレナちゃん今回全然喋って無いじゃん」

響「だよね。あれ?何かやけに足元が水っぽい……」


三和と響が見たもの:下半身の殆どが解けたセレナ


バミューダプリンセスの全員「」

って、溶けてるぅぅぅぅぅぅー!?何で氷みたいに溶けてるんだよ!?えっと、今のセレナは目が虚ろとなり、下半身と肘が溶けてしまっていて、更に溶けている。このままでは蒸発して消えてしまうのでは無いだろうか?つか、救助急げぇぇぇー!

すずか「ナレーターさん、縁起でもない事言わないで!速くプールや噴水を探さないと……!」

コーラル「えーっと……あ!今回のコースには水路も使われて「月村、すまん!」はい?」

水路があると聞いた瞬間、ログが恭平とともに遠慮無用で溶けかかってるセレナを蹴飛ばした。蹴り飛ばされた人魚メイドは綺麗な放物線を描き、そのまま水路へとダイブ。

セレナ「——ぶはっ!あれ?私何をしてたんでしょうか?」

パシフィカ「よかったぁ……;それにしても溶けるってどういうこと;」

セレナ「まぁ、元の属性が氷ですからね……;ユキちゃんも去年身体が半分ほど溶けたってカイトさんから聞きました」

マリア「あなた雪だるま?」

ログ「何とかなったか……」

響「ログさん、鬼?」

何とかセレナの救助に成功した一行。相手チームも安堵し、改めて位置に付く。

サヤ「それじゃあ位置について……スタートミュー!」

メガラニカの人魚姫の合図に、両チーム一斉に駆け出した。




次はクイズ対決!

君がいた夏は……:その4 ( No.771 )
日時: 2015/07/18 21:57
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: V89zVUtf)

連続できますぜー。


BGM:夏祭り(ホワイトベリー)


『問1』

今年ギネスに認定された連載中の漫画『ONE PIECE』。アニメも放送されているこの作品で、2013年の8月に放送された長編アニメのタイトルは『エピソード・オブ・ロビン』である。


ログ「最初は軽い小手調べか」

武「結構有名だし、これを覚えてる人も多いだろ?」



『問2』

6月19日に発売された『歌姫の学園』。月間ブシロード8月号に連載されているユニット小説のユニット設定紹介コーナーで、『未来の呼び声ローリス』、『とびきりの新入生シズク』、『飛び出し注意アルミン』、『空想委員ククリ』、『大切なフレーズ レイナ』の学年とグレードを合計すると、18になる。


トコハ「今度はバミューダのカードね。って、学年も加えるの!?えーっと……すずかちゃん、任せた!」

すずか「丸投げ!?えーっと……この人のグレードはこうで……」

セレナ「あわせると……こちらです!」



『問3』

アニメ『六花の勇者』の主要人物の6人の勇者。その証である六花の紋章は、必ず右手の甲に6枚の花びらの花弁の紋章が刻まれる。


マリア「確か、こっちだったはず……!」

しずる「解るの?」

マリア「なんとなく、だけど……」

トコハ&すずか(ここでも声優ネタが……;)



『問4』

アニメ『戦機絶唱シンフォギア』全3部作シリーズで、第1話終了時点でメインキャラが2人以上が歌う作中歌は戦闘中、戦闘時以外を含めて全部で13曲である(同じ歌でも歌い手が違うなら別とする)。


しずる「これは私の為に用意した問題ね♪」

武「しず姉がいればこの手の問題は100人力だな!」



『問5』

アニメ『戦機絶唱シンフォギアGX』のマリア・カデンツァヴナ・イヴの纏うギアの名称は『アガートラーム』である。


マリア「これはこっちね」

しずる「連続で私達に有利な同じ問題ね。そっちの世界じゃまだガングニールを使ってるんでしょ?」

マリア「ええ。アガードラームは妹の……」

セレナ「そうですか。妹さんの……」

マリア「そう、妹のセレナの……そう、遺品……(´;ω;`)ぐすっ……」



『問6』

ヴァイスシュヴァルツ&カオスTCGファンミーティングで、ユーザーがカードにしたいタイトルとして選ばれたタイトルの1位はヴァイスシュヴァルツは『アイドルマスターシンデレラガールズ』。カオスTCGは『ToLOVEるダークネス』である。


すずか「これは……確か2月にあったイベントだよね?知ってます?」

しずる「ごめん、私はまだ留学していたからね……;」

ログ「生徒会長の仕事で行けなかった……;」

武「大丈夫!俺とミチは別の店だったけどそのミーティングはばっちり覚えてるぜ!」

ログ「まさかこんな所で役立つとはな」



次々と問題を解いていき、正解のルートを突っ走る夏祭り部隊。他のチームはバミューダプリンセス以外、苦手な問題に当たったり、両方の扉に飛び込んで片方がアウトとなりそのままそこでストップしたりする。現在首位は夏祭り部隊とバミューダプリンセス。両者が拮抗したまま、ついに最後の問題が……!



『問10』

時速25キロで泳ぐホオジロザメが内部がホホジロザメより一回り大きな、全長1.5キロの洞窟の中のエサを4分以内に捉えることが出来る(洞窟は出入り口は一つとする)。


すずか「ここに来て時間と距離の計算問題だね。まずは時間を計るための計算は1.5÷25=3.6。それを分単位に直す計算式で3.6×60=216……」

セレナ「更にそれから60秒ごとに引いていきますから、答えは……3分36秒!」

武「じゃあ○だな!」

すぐに答えを出した夏祭り部隊。計算ミスがないかと確認すると、武が○の扉を開ける。扉の先はスライダーになっており、飛び込むようにそのスライダーを滑り降りた。

君がいた夏は……:その5 ( No.772 )
日時: 2015/07/26 06:27
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: V89zVUtf)

ここ注意。


響「よーっし!一気にラストスパートだよ!」

クリス「これならあいつらが追いつく前にゴールできるな!」

ミチ「これで二連勝!みんな、そのまま突っ走ってー!」

恭平&翼「……」

ミチ「2人とも、どうしたの?」

恭平(−人−)←無言で合掌。

翼「決着だな。あいつら、同じ地点で終わりだ」

未来「え?——って、あああああああー!?」

2人の言葉にふと問題文を見た神獣鏡の装者が声を上げる。それを皮切りに他のメンバーも顔を硬直させる。
外で成り行きを見ていた夏祭り部隊、バミューダプリンセスの待機中の面子も気付く。それは参加しているパシフィカも気付き、慌ててメーアとコーラルとレイテを引き止めた。

パシフィカ「ストップストップストップ!みんな一旦ストップ!」

コーラル「ど、どうしたんですか急に!?」

パシフィカ「ちょっと待って!これよく見て!!」

メーア「見てって、この問題の事?」

パシフィカが指したのは問題文。3人も顔をしかめながらも問題文を読み返すうち、コーラルとレイテがある事に気付く。では、何に気付いたのか問題文をば。



『問10』

時速25キロで泳ぐホオジロザメが内部がホオジロザメより一回り大きな、全長1.5キロの洞窟の中のエサを4分以内に捉えることが出来る(洞窟は出入り口は一つとする)。




普通に見れば、時間を出す問題だ。だが、問題はそこじゃない。




コーラル「あれ?確かホオジロザメって……」

レイテ「止まったら、死んじゃうじゃなかったっけ……?」

メーア(・ω・?)え?

皆さん、ホオジロザメの呼吸方法ってご存知ですか?そう、泳いで呼吸孔に海水を送り続ける遊泳性。方向転換できない状況で袋小路の中のエサを狙うという事は、自分から死にに行くようなものだ。ここで時間の答えを出しても自ら死にに行くバカはいない。正解は0分で×……!
残った夏祭り部隊も隠れた意図に気付き、×の扉を開けると一直線の廊下があったがもう遅い。武は既に不正解のスライダーへ……!

メーア「あれ?リィトおねえちゃんとラブラドルおねえちゃんは?」

パシフィカ&コーラル&レイテ「ゑ?」

訂正。リィトとラブラドルも手遅れです。





武「もう少しだな。あれ?何だこの貝の家?って、リィトにラブラドル?本物!?」

リィト「人間の人、だね。何でここにいるの?」

武「そりゃ問題を解いて……」

ラブラドル「私達も問題を解いたよ?あれ?」

?「おいおい、こんな所に来て良いのかよ?まぁ、こっちは男だろうが女だろうが2、3人同時だろうがまとめて相手にできるけどな」

3人が到着したのはサザエの貝を屋根にした建物の中だった。内部は不気味な印象を持ち、ほら貝のようなソファが屋根からぶら下っていて、そこから家主が降りてきた。その家主はガッチリとした体格で黒いつなぎが似合っている、イカの下半身を持った人魚だった。その家主は3人を笑顔で迎え、こう言った。












アッ—♂スラ「や ら な 烏 賊」

武&リィト&ラブラドル「」

その瞬間、3人は死角に引きずり込まれた……;とりあえず一言言います。ラブラドルとリィト、及びそのファンとその2人を主に使うファイターの皆さん、申し訳ありませんでしたOTL。

ミチ「ぎゃああああああああ!!!武が食べられたあああああああ!!!」

ジェシカ「アッ—♂スラってどこのリトルマーメイドよ!?ってか、あっちはタコだから!!」

クリス「もうイベントどころかドッキリハウスだろこの仕掛け!!大体誰が呼んだあのヴィランズもどき!!」

サヤ「バッキバキに人の心をへし折りに来てるミュー!!これがほんとの心折設計だよ!!!って、言ってる場合じゃないミュー!誰か、レスキュー隊の人ー!あの3人を救助して欲しいミューーーーーー!!!」

パニックになる中でこのゲームの結果が発表される。結果はバミューダプリンセスと夏祭り部隊の同点勝利だった。因みにアッー♂スラに襲われた3人は大事なものは失っていません(ここ重要)。

花梨「良いネタゲットした。リィトとラブラドルの輪姦式触手プレイ……」

パシフィカ「お願いだからトラウマを基にしたネタを作らないで」



※おまけ「あのあと」


パシフィカ「……;」

コーラル「……;」

レイテ「……;」

ゲーム直後、3人の人魚は重苦しい空気に口が開けなかった。その理由は……

リィト&ラブラドル「」←撃沈

メーア「お姉ちゃんたち、大丈夫かな……?」

ケルト「そうですね……」

パシフィカ(メーアちゃんにケルトさん、本気で心配しているけど……;)

コーラル(原因があれだと……;)

レイテ(だね……;)

パシフィカ「あ、あの……そ、そんなに落ち込まなくて良いよ!」

コーラル「そうですよ!同点勝利したんですから!ねっ?」

ラブラドル「そうだね……(目が虚ろ」

リィト「げんきづけてくれてありがとう……(目が虚ろ」

パシフィカ&コーラル(め、目が死んでる……;)

レイテ(もう重傷ね;)

※アッー♂スラ♀は突如出現した本家ヴィランズ(本人含む)軍団が制裁してくれました。



※おまけ2「ねこ」


セレナ「そういえば、マリアさんってSD化すると猫みたいになるんですよね?」

マリア「作者も『何か猫の耳っぽい』って理由でこうしたのよ。おかげでこっちはいい迷惑だけど」

すずか「そうですか?私はSD化した姿が好きですよ」

マリア「それは猫としてって事?」

しずる「だって猫っぽいからね、マリアは。因みに喉を撫でると凄く気持ちよさそうな顔になるよ〜♪」

マリア「ち、ちょっと!やめてってば!」

しずる「じゃあねこじゃらしでどう?(ねこじゃらしを取り出す」

マリア「なにゃっ!?そ、そんにゃの……!にゃんども……にゃん、ども……!(我慢しながらもねこじゃらしを目で追っている」



調「マリア、すっかり飼い慣らされてるね」

切歌「あの髪型は私達も時々猫耳かと思うデス」

ミチ「そうなの?まぁ、私もちょっと思ってたけど」

調「うん。お風呂の時以外あの猫耳みたいなのはあったよ」




次回予告


1.音也、声の百面相に武達ビックリ&ガチバトル勃発。

2.まさかの同士討ち。何があった。

3.ドラエン地区の連中は皆イベントに目が無かった。

4.ゲッソーが、陸海滑って、風を切る。

5.ラスボス=歌姫の学園。

6.詰めカードゲームもありますぜ。


感想おk。