二次創作小説(映像)※倉庫ログ

ハロウィン狂騒曲:その1 ( No.77 )
日時: 2013/10/22 10:07
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)

ハロウィンネタ。ホラーです。
スマイルとバウムがぶっ壊れますので、ぶっ壊れた彼らを見たくない人はリターン。



秋の一大イベント。ハロウィン。
子供達は様々な怪物に仮装して家々を廻り、『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ』と決まり文句を上げてお菓子を貰う祭り。
だが、これはそのハロウィンに起きた一連の事件である。








ユーリ(ポップン)の城。



ウィッチ「来ましたわね……」

ユーリ「来てしまったな……」

アッシュ「来ちゃったッスね……」

3人が神妙な顔で呟く。
カレンダーは10月31日。ハロウィンの当日だ。
だが、その顔には楽しそうな感情は一切感じられなかった。





その頃、ポップンタウン。

詩乃&ナカジ「〜〜♪(ギターを演奏中」

タロー「ナカジ、またうまくなったなー!」

ジン「詩乃も初めてにしては上達が早いな」

とある音楽店でチューンをしているタローとナカジとジンと詩乃とレムレス。
それに客は5人だけでない。

レムレス「2人はどうかな?」

カズミ「ポップンの街ってこんなに音楽で溢れていたんですね」

アリス「活気付いているし、ヨコハマとは違う雰囲気で良いですね」

もう2人、ミルキィホームズフェザーズのカズミとアリス。
ミルキィホームズと言うジャンルは前HN時代に扱っていたジャンルでもあるのだ(マジです)。
フェザーズはアリスとカズミのコンビで、解り易く言うなら手塚治虫の「ブラックジャック」の主人公の無免許医、ブラックジャックの新米探偵版である。

タロー「あれ?アッシュじゃないか?」

ナカジ「本当だ。どうしたんだあいつら?」

大通りを通る狼男を見かけたタロー。どうやらどこかへ向かうらしい。

アッシュ「ん?皆どうしたんスか?」

ナカジ「そりゃこっちの台詞だ。どうした?まるで化け物退治にでも行きそうな顔つきだったぞ?」

アッシュ「実際そうなんスけどね」

詩乃「は?どういう事?」

詩乃の問いかけにアッシュは少し顔をしかめる。どうやら他人を巻き込みたくないのだろう。だが、とうとう折れて話し出した。

アッシュ「本題はユーリの城に着いてからっスよ。案内するっス」

イマイチ事情が飲み込めない。だが、アッシュも時間が無いらしく、案内びあとで事情を話すことにした。





そして、ユーリの城のホール。

ユーリ「来てくれたか。それに新入りまで。迷惑をかけてすまないな」

レムレス「一体どうしたの?ウィッチまで」

ウィッチ「正直貴方が着てくれた事が幸いでしたわ」

アリス「どう言う事ですか?」

ウィッチの言葉の先を促そうとしたアリスの言葉の直後、彼女らの背後の扉が蹴破られる。

ユーリ「話は奴等をまいてからだ!!」



BGM:Trick or Treat













スマイル&バウム「イィィィィィィィィィッッッッツ!!!!ハロウィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!」

7人「なんじゃありゃあああああああああああああ!!!???」

正体はなんとDeuil3人目のメンバーと残酷な森の小人だったー!?
だが、目は赤く狂気を孕み、顔も普段の彼らとは思えない狂気に満ちていた……

ユーリ「レムレス!お菓子を持ってるか!?」

レムレス「え?あ、も、持ってるよ!」

ユーリ「それを奴らに渡せ!」

戸惑いながらもユーリに従い、持って来たお菓子を渡す。
狂気の2人は鼻でお菓子の匂いを嗅ぎ、それがお菓子だと確信すると更に狂気を含んだ笑顔で礼を言う。

スマイル&バウム「サァァァァァァァァァァンクス……」

レムレス(怖い近い怖い近い怖い近い怖い近い怖い近い怖い近い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!!!)

内心で干乾びるんじゃないのか?と言われるくらい大量の汗を掻きつつ、前に差し出す。
そしてスマイルとバウムは、口を丁度上あごと下あごの角度が90度まで開き……












ガブリッ!



レムレス「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

惨劇、まさにその言葉がふさわしかった……


レムレス、ごめん;

ハロウィン狂騒曲:その2 ( No.78 )
日時: 2013/10/22 10:13
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)

豪いことになるぞww

レムレス「あ痛たたたた……;」

あの後、ホールから何とか避難した一同。
因みにあのお菓子はスマイルとバウムがガジガジと食べている。まるでクモが巣に絡み付いた蝶を食べる様に。

詩乃「表現が怖いわよ!」

ナカジ「いいだろそんなツッコミは。つか、あれは本当にスマイルだったのか?」

タロー「バウムもだよ。ぶっきらぼうなのは知ってるけど、あんな風になってたっけ?」

タローとナカジもスマイルとバウムの豹変振りに驚きを隠せない。
アッシュもさすがに情報を提供しなければならないと判断したのか、事情を5人に話す。

アッシュ「ハロウィンタウンって所を知ってるッスか?」

タロー「え?えーっと……」

ナカジ「聞いた事があるぜ。メルヘン王国領土の端の森にあって、年中夜中の上にハロウィン尽くしで、菓子類では王国一の生産量と生産種類を誇っているらしい」

レムレス「うわぁ〜!僕にとっては天国みたいな町だね!」

ナカジ「常に菓子を持ってないととんでもないイタズラに見舞われるけどな」

ウィッチ「因みに私のおばあ様とアッシュ、スマイルとバウムもそこの出身ですことよ」

詩乃「で、それとあの2人とどう関係があるの?」

前置きにうんざりした詩乃がいい加減本題を求める。
それに答え——と言うかそろそろユーリもそうしようと思ったので話を切り出した。

ユーリ「ハロウィンタウンには『ハロウィン症』と言うものがある。アッシュとウィッチはジキル型だったから良かったが、ハイド型となると『ぎゃあああああああああ!!!!』何だ?!」

説明していると、突如悲鳴が上がる。
何事かと重いその方向を見てみると……













スマイル「お菓子が無いってのは、どぅぅいう事なんだろううううぅぅぅぅぅねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?(不気味な笑顔」

バウム「お菓子をくれない人にはぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?????(不気味な笑顔」

スマイル&バウム「レッツ!トリィィィィィィィィィィィック!!!!」

ラグナス「俺が何したって言うんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

なんと狂気の2人に似非勇者が縛られていたー!?
理由はお菓子を持っていなかった事による物だろう。と、ここでスマイルが太鼓用の撥を取り出す。

スマイル「えー、では。リクエストにお答えして一曲。みっちゃんのポップン21曲。『カタテ読書』」

まるで曲を披露する前に客に紹介するアーティストの様に一言言うと撥を振り下ろした。……ラグナスの尻を連打して。
太鼓が「俺の尻がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」と悲痛な叫びを上げるが気にしない。
だが、太鼓よりもこの後の歌が酷かった……











スマイル「おぉおぉぉ〜すぁぁぁ〜ずぃぃぃ〜〜!すりぃきりぃ分の〜!!嘘も愛もやぁたら壮大に綴ったストォォォーリィィィィィー!!!(音程ハズレまくりの歌」

バウム「みっちゃん!みっちゃん!MITTYAN!フォゥ、イェイ!」





ユーリ&ジン&ナカジ「ぎゃあああああああ!!!」

アッシュ&詩乃「耳がぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!」

タロー&レムレス「ぎゃんあんごるちゅあーーーーーー!!!」

カズミ&アリス&ラグナス「○×△□ω#$%〜!!!」

わざとなのか、トーンを思い切りずらした歌にバウムとスマイル以外ノックダウン。
ユーリやアッシュ達も辛いが、ラグナスは零距離&尻をシバかれてるので拷問ですwww
そんな事を書いている間に歌は終局に入り……








スマイル「こぉのぉぉぉぉぉ!かぁぁぁぁぁたぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇのぉぉぉぉぉ!恋の〜お手本、さぁぁぁいげぇぇん、したぁぁぁいよぉぉなぁぁぁぁぁ!!ひとぉぉコマっ!(ラグナスの尻を叩きまくる」

バウム「握るぅかぁぁぁぁぁたぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇにぃぃぃぃぃ!刻むような、脈ぅがぁぁぁぁぁ響いてぇぇぇぇぇいるぅぅぅぅぅ!!!それぇだけッ!(スマイルと一緒に歌いながらラグナスの尻を撥で連打する」

スマイル「もっとぉぉぉ!ずっとぉぉぉ!素敵なシィィィィィナリオォォォォォ!!きぃたぁいぃしぃてぇ、るぅぅぅぅぅぅぅ!WAaaaaaaaaaaaa!!」



アッシュ&ジン「いぃ加減にしろこのハロウィンコンビぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

音程のズレた歌が終わると同時にアッシュとジンが武器を振るスイングして凶器の2人をふっ飛ばしたー!
そのまま頭上のシャンデリアにヒット!そのままシャンデリアごと落下し、似非勇者も巻き添えで潰される。

ユーリ「チャンスだ!ジン、手伝え!」

ジン「解った!」

ジンが腕に装備した『エクスペンスアーム』にシーホースアンカーを入れ、実物大に巨大化させたシーホースアンカーを手に取りスキルを発動させる!

ユーリ「ブラッド・プリズン!」

ジン「オーシャンブラスト!」

まず、ユーリが剣を地面に突き刺して魔力で構成された檻で閉じ込め、続けてジンが巨大な海流を放つ。

ユーリ「ブリザード!」

直後に無詠唱で放った吹雪が凍りつかせ、天然の氷の牢獄が出来上がる。

アリス「良かった……これで暫くは動けないわね」

カズミ「早く何とかしないと……直す方法は無いんですか?」

カズミが治療方法を促すが、ユーリは残念そうに首を横に振る。
その仕草に一同が理解する——方法は無いと。
だが、そんな彼らに言い聞かせるようにユーリが切り出した。

ユーリ「だが、抑制する方法はある。スマイルの部屋に急ぐぞ!」

そう言って全員を先導し、スマイルの部屋に急ぐ。
だが、彼らの姿が見えなくなった所で……











スマイル&バウム「………………ドッカーーーン!!」

なんと氷を砕いて復活したー!?
一呼吸置くと、更に狂気を増した目で互いの顔を見る。

スマイル「…イタズラされちゃったねぇ……」

バウム「されちゃったねぇ……」

一つ呟くと、2人とも狂った様に笑い出した。
そして……

スマイル&バウム「倍返しタァァァァァァァイムッッッ!!!!!」

完全に仕返しする気だ……;
ケタケタと笑い声を上げ、異常なまでに瞳が赤く染まる。

MZD「おーい、ユーリはいるかー?ちょっとレポートを……」

そんな中、MZDがユーリの城に訪れる。
だが、彼は運が悪かった。だって……

スマイル&バウム「トリックタイム……!」

MZD「え?」

悲鳴がまた一つ、城から上がる。


次がヤバイwww

ハロウィン狂騒曲:その3 ( No.79 )
日時: 2013/10/22 14:11
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C5nAn.ic)

ポップンロンパの鬱をMZDにwww




スマイルの部屋。


ユーリ「着いた!確かここに……あった!ハロウィン病の抗体レシピ!」

机に無造作に置かれた分厚いレシピ本を開き、抗体のレシピを発見する。
幸いにも作り方も材料も揃ってある。ウィッチも手伝い、早速作成に取り掛かる。

ウィッチ「皆さんは見張りをお願いしますわ!あいつらが抜け出す可能性はむしろ100%に近いですわ!」

ナカジ「出来れば手短に頼むぞ……」

ウィッチ&ユーリ「は?」

タロー「まさか、もう来たの!?」

詩乃「そのまさか見たいよ……!」

詩乃に続き、ユーリとウィッチを除く全員が身構えた。
だが、その顔は一気に驚愕に包まれる。

まず理由1:ユーリの城の廊下にコンベアが流れていること。奥は100万ボルトはありそうな電流が流れている。



そして理由2:これが最もな理由。それは……















BGM:お米の美味しい炊き方、そしてお米を食べることによるその効果。




スマイル「1合150cc 正確無比に計ることである(○パン三○のカツラをかぶり、ボードの方式を教師棒で指す」

バウム「次に洗いだがMZD君。この時如何するのか答えるである(次○大○の付け髭と帽子を付け、ボードの方式を教師棒で指す」

MZD「そんな事より助けろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

なんとスマイルとバウムが教授の様な格好でコンベアの両端に黒板を背に授業の様にMZDに問い掛ける。
MZDのほうと言えばTバック一丁でコンベアを走り続けている。足を止めればすかさず感電死するだろう……



アッシュ「おいぃぃぃぃぃぃ!?お前ら何してんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

スマイル&バウム「トリックDEATH」

ジン「デスって死の意味だろ!?と言うかもうイタズラのレベルを超えているだろ?!」

ユーリ「奴らにとってはそのイタズラでもある!レムレス!お前も手伝え!それと他の連中は奴らの足止めを頼む!」

カズミ「は、はい!」

咄嗟に言われたカズミがトイズを発動。虚空から青色の弓矢が現れ、同時にシノンに変身した詩乃がライフルで同時にバウムとスマイルの自転車に矢と弾丸を撃つ。
だが、それを飛び上がって回避し、スマイルの部屋の前まで躍り出る。



BGM:トリック&トリート



アッシュ「もうイタズラもここまでッスよ……!」

ジン「一気にけりをつけてやる……!」

錨と拳を構えたジンとアッシュが前に躍り出て、アリスが自身のトイズ『バウンド』を展開する。
まず、アッシュを筆頭にジン、ナカジ、そしてカズミとシノンがバウンドを利用して強化した矢と弾丸を放ち、タローが水のカッターを放つ。
それと同時にスマイルとバウムが爪を閃かせて集団を通過した。

……7人の顔に爪痕を残して。

アッシュ「いぎゃああああああー!?」

タロー「顔が!顔がぁぁぁぁぁぁ!!」

ジン「な、何だあいつ等?!全く攻撃が見えなかったぞ?!」

シノン「しかもなぜか無意味にトウガラシがぁぁぁぁぁぁ!!!?」

カズミ「目が!目がぁぁぁぁぁ!!!」

アリス「爪痕に染みて痛いよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ナカジ「だからイタズラの度を超えてるだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

スマイル&バウム「クキャキャキャキャ!!!」

トウガラシ込みの爪に悶える7人を見て、まるで楽しそうに変な笑い声を上げる。

ナカジ「あんの野郎……!調子に乗りやがってぇぇぇぇ!!」

頭にきたナカジが、戦闘用に改造したギターを使って近接戦に挑む。
だが、その攻撃を木の葉の様にひらりひらりと避け続ける。
シノンも近接戦用に携帯している拳銃を使って撃つも、それそらタップダンスの要領で避ける。
そして反撃に青き透明人間がトウガラシ付きの爪を振り下ろす!

アリス「させないっ!」

すかさず前に躍り出たアリスが光の盾「バウンド」を展開する。
だが、








ギィ(アリスの『バウンド』をどかす音)

スマイル「失礼しまーす」

アリス&ナカジ「あら、どーも(ザシュッ!)顔がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

シノン「バウンドをドア代わりにして避けたー!?」

バウム「ざっくり(タローの顔をざっくり」

シノン「ほげらぁぁぁー!?」

更なる爪激に完全に相手のペースに陥った7人。
攻撃を繰り返すも避けられ、爪を喰らう羽目になる。

スマイル&バウム「HEY!」

ナカジ「なにがHEY!だ!ふざけやがって……!」

ジン「!そうだ、お菓子を使えば……!」

咄嗟に思いついたジンがスマイルの部屋に駆け込み、レムレスからカップケーキを貰う。
そして、手にしたカップケーキをスマイルとバウムの上空目掛けて放り投げた。

スマイル&バウム「きぃやっふぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

ジン「チャンスだ!空中なら身動きは出来ない!」

ナカジ「よっしゃ任せろ!繚乱ヒットチャート!」

アッシュ「ガルルバニッシャー!」

ジンにあわせ、まず重力魔法で空中の2人を地面に叩き伏せる。
そしてアッシュが追撃にナカジの重力魔法で強化された踵落としを決める。

アリス「カズミちゃん!」

カズミ「うん!セレスチャルアロー!」

シノン「レインバレット!」

タロー「ニードルレイン!」

更にアリスのトイズで強化されたアローとシノンの拳銃から放たれる弾と矢、更にタローが水を操って雨が降り注いで追い討ちをかける。
この連携なら流石にダメージの一つや二つは食らっているだろう。
が、









スマイル&バウム「けきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!」

7人「うっそぉ!?」

まだ無傷だったー!?ここまで来るともう最強に分類されるな……;
じりじりと迫る中、ついにスマイルの部屋の扉が開かれる。

ユーリ「出来たぞ!」

ジン「ついに抗体が出来たのか!?」

ウィッチ「ええ!特製抗体入りパンプキンパイですわ!」

おい、どんな過程でパイが出来上がるんだよ!?(byツッコミ属性持ちの人達)
だが、抗体がある事に代わりは無い。
パイを思い切り顔に叩きつければ治るらしい。何でスパーキングしなきゃならないんだよ。
とにかくモタモタするつもりはない。一気に決着をつけようではないか。

ナカジ「俺が足止めするから2人はトドメを頼むぞ!ポップンミュージック論!」

ナカジがギターを演奏し、狂気の2人の周りの重力を累乗させて押し潰す。
そして完成したてで熱々のパイを持って盛大にジャンプし……!


















ユーリ&ウィッチ「ゲットアウェイボンバァァァァァァァァァァ!!!」

スマイル&バウム「パンプキーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

フィニッシュにユーリとウィッチは持っていたパンプキンパイでスマイルとバウムの顔にバレーのスマッシュを決めたー!!
そして抑制剤が効いたのか、そのままどたりと倒れて動かなくなった……

漸くフィニッシュwww

ハロウィン狂騒曲:その4 ( No.80 )
日時: 2013/10/22 10:29
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)



数時間後。


スマイル「皆様、迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでしたOTL」

レムレス「さっきと態度が豹変してるなオイ」

あの後、正気に戻ったスマイルが見事に土下座。バウムは隣で膨れているも、一応は反省しているらしい。

バウム「全く、情けないにも程があるぜ。こんな手の込んだ方法しか無いんだからよ」

カズミ「物騒ね。って、さっきの事覚えいてるの?」

スマイル「そうだヨ。これって変身病とは違って発病中の記憶は持ってるんだ」

ジン「変身病とはまたとんでもない名前が出たな;どこの人のいい博士と醜悪な人物だ?」

詩乃「そのうち犯罪に手を染める気じゃないでしょうね?」

ユーリ「安心しろ。ハロウィンタウン出身者が被疑者の事件も、被疑者全員ジキル型だった。少なくとも彼らが行うのはあくまでイタズラ。犯罪までは手を出さないとハロウィンタウン出身の科学者の太鼓判を押している」

吸血鬼の言葉に安堵して一息吐く7人。
ユーリでさえ手を焼く病気で犯罪が起きたらシャレにならない。
そんな事は置いといて、スマイルは棚からあるものを取り出した。

スマイル「今日は皆に迷惑をかけたお詫びでさ、ちょっとハロウィンパーティ用に造っておいたお菓子を分けてあげるヨ。皆で食べてネ」

レムレス「うわぁ〜!ありがとう!早速皆に分けてくるよ!」

詩乃「ありがとね。私もSAOの仲間とハロウィンを楽しもうとしてるからね。折角だから貰っておくわ」

皆思い思いにスマイルから渡された菓子を受け取り、ユーリの城を後にして行った。

スマイル「それじゃあ僕は城を修理してくるネ。何か色々と改造しちゃったし」

バウム「俺も。自分でやった事は自分で片付けないとな」

ベランダで見送っていたスマイルとバウムが工具片手に城の片付けに消えていった。
ユーリ達のハロウィンは忙しいものだが、皆と同じ楽しいものである。



「おまけ:城の修理」


アッシュ「しっかし、良く改造してくれたっスね」

スマイル「ハロウィン病はイタズラに際限無いからね;」

バウム「おい、これはどうする?」

城の修復と修理の作業中、バウムが放棄である方向を指す。





1:尻をシバかれて腫れ上がったラグナス。

2:コンベアに流され、100万ボルトの電流の餌食となって黒コゲのMZD。





スマイル「丁重に燃えるゴミのポリ袋に入れれば、ゴミ処理してくれるでしょ?」

バウム「琴葉姫さんの嫁経由でモノクマに直送するか。『オシオキ希望』って書いて」

(▽εωε▽)「何気に酷いッスね」





「あとがき」

今回はハロウィンネタです。
秋も近いので洋の感じを加えようかと思いこうなりましたwww
タウンの設定はこうです。





ハロウィンタウン

メルヘン王国の端の深い森の奥に存在し、日の光を一切通さず、ヒカリゴケと月が原因で一年中夜の街。
お菓子の生産と種類の豊富さは高く、メルヘン王国一。スマイルとウィッチ、アッシュの出身地。
しかしその裏、『ハロウィン病』と呼ばれる特殊な病気があり、ハイド型だと下記の通りになる。一応治療方法はあるが、大掛かり過ぎて実行に移せないのである意味では『不治の病』である。



因みにお二人のキャラ設定はこんな感じ。





スマイル

人気妖怪バンド『Deuil』3人目のメンバー。担当はドラム。
アッシュ以上の常識人で、絶対音感の持ち主。それを生かしてセッションの音階調節を得意とする。
知人も多く、大半が有名チームのリーダーやエース、芸能人や裏世界の人間や神様、上位種であるのが凄い。携帯のアドレスはぎっしり。好きなものはカレーとギャンブラーZとアッシュの料理。
奪還中では様子を見ながら遠距離で仕留めるタイプ。ミッションは位置と状況次第。





バウム

ハロウィンタウン出身の死神族ドワーフ族のハーフ。
死神としての責務である死者の魂を回収する役割を担う他、意外と器用なので物作りや修理も得意とする。
性格はぶっきらぼうだがちゃんと自分の事にけじめをつけるなど意外としっかりしている(意外は余計だ!byバウム)。人と交わる事と可愛いと呼ばれることを嫌う。
奪還中では占領者を死神らしく(?)優先的に倒していく。ミッションは他人任せ。



通常はこんな感じです。
だが……













この2人はハロウィン症のハイド型であり、秋——それもハロウィンに近い時期になると性格が変わり、イタズラを得意とする。そのイタズラは際限無く、一部地域を改造してしまうほど。だが、犯罪までは行わない。
この状態だとお菓子に目が無く、真っ先に飛びつく。だが、それが罠だとしても無傷で平然と立つ体力を持ち合わせているのである意味チート化です。
ここまで来ると上位的実力を持つユーリ達でさえ手を焼くほど。
治すには抑制剤を必要とし、発生するたびにユーリとウィッチがパンプキンパイでスパーキングする光景はある意味名物化www
武器はトウガラシ入りの爪。



こんな感じに狂います。
いつも被害が最小なのはユーリとアッシュとウィッチが必死にがんばっているおかげですね。
何がホラーかって?スマイルとバウムがホラーです。
感想おk。